今日は天皇誕生日。

◆今日は天皇誕生日天皇陛下の84歳の誕生日を祝う一般参賀が23日、皇居で行われた。陛下はあいさつで「寒さに向かう今日、台風や豪雨により被害を受けた地域の人々、また、東日本大震災など過去の災害により、いまだ不自由な生活を送っている人々のことを深く案じている」と、各地の被災者を気遣った。退位の特例法が6月に成立して初めての一般参賀は午前中に3回実施。陛下は「来る年が国民皆にとり、少しでも穏やかな年となるよう願っている」とも述べた。陛下は2019年4月30日で退位することが決まっており、誕生日の一般参賀が行われるのは来年が最後となる。

<今日の江戸学トピック>
バテレン追放令
 慶長18年(1613)12月23日、幕府は徳川2代将軍秀忠の朱印を押した、バテレン追放令を公布。バテレンとはポルトガル語のパードレの日本語化で、宣教師のうちの司祭の職をさすそうである。日本は神・仏・儒三教えの国だとし、キリスト教が日本の正宗を惑わすとし、キリスト教を取り払うことが目的。法令の文案を起草したのは金地院崇伝で、命じられた日のうちに一気に書き上げた。

<今日の京都新聞
シャンパングラスで宇治茶飲み比べ 京都で催し
 宇治茶シャンパングラスで味わう催し「宇治茶茶茶!」が22日、京都市下京区COCON烏丸で始まった。買い物客が足を止め、振る舞われたお茶の味や香りを堪能していた。京都府や茶業関係団体でつくる「宇治茶ブランド新展開プロジェクト協議会」の活動の一環。若い女性をターゲットにしぼり、宇治茶の魅力を知ってもらおうと新しい楽しみ方を企画した。COCON烏丸の入り口近くに立ち飲みスペースを設け、シャンパングラスに入ったてん茶と煎茶、玉露宇治茶3種類を無料で配った。受け取った買い物客らはそれぞれの味わいを飲み比べた。 24日まで。午前11時〜午後8時。今月下旬から約1カ月間、京都市内の居酒屋やイタリア料理店、バーなど11店舗で宇治茶の試験提供もある。有料。(http://www.kyoto-np.co.jp/local/article/20171223000027
◆竹筒オブジェほのか、夜の街彩る JR向日町駅前(京都府向日市寺戸町)
 年末が近づいて厳しい寒さが続く中、京都府の乙訓地域でもイルミネーションが夜の街を彩っている。行き交う人々が色とりどりの光の競演を楽しんでいる。向日市では、市商工会などが25日夜まで市内4カ所で実施している。JR向日町駅前(同市寺戸町)では、円すい状に組んだ高さ約3メートルの竹に電飾を施した。今年は新たに竹筒のオブジェもお目見えし、ほのかな明かりが駅前を照らしている。同駅から阪急東向日駅に続く道沿いなどにも電球を飾っている。(http://www.kyoto-np.co.jp/local/article/20171223000117
◆ほら貝響く山里、無病息災祈る 京都・大原「托鉢寒行」(京都市左京区
 京都市左京区の大原地区で23日、三千院の歳末行事「托鉢(たくはつ)寒行」が行われた。山里にほら貝の音を響かせ、門前店舗や民家を回って、商売繁盛や家内安全を祈った。透き通るような青空の下、午前9時前に開門され、堀澤祖門門主を先頭に僧侶や地元住民約60人が4班に分かれて出発。3時間かけて大原地区の約600戸を歩いた。ほら貝の音に気付いて表に出てきた住民や店員の前で読経して無病息災を祈願し、お札を手渡した。(http://www.kyoto-np.co.jp/top/article/20171223000100
◆炭火アイロン、氷で冷蔵庫 昔の道具展に暮らしの知恵(木津川市山城町・府立山城郷土資料館)
 明治時代から昭和30年代までの生活道具を紹介する企画展「暮らしの道具 いまむかし」が23日、京都府木津川市山城町の府立山城郷土資料館で始まった。電気やガスが普及する前の道具から、当時の生活の知恵が伝わってくる。日常生活の移り変わりや人々の工夫から学んでもらおうと、生活道具を取り上げて毎年この時期に開催している。家庭で使われていた道具約100点を「衣」「食」「住」に分けて並べた。炭火を入れて使用するアイロンや、氷で食材を冷やす冷蔵庫、練炭を使ったストーブなどがあり、現代とは違う生活の様子がうかがえる。ちゃぶ台や白黒テレビを置いて昭和30年代の暮らしを再現したコーナーや、歴代の電話などに触れられる体験コーナーもある。(http://www.kyoto-np.co.jp/local/article/20171224000061