寺社奉行誕生

寛永12年(1635)11月9日、幕府が寺社奉行を設置。奏者番の安藤重長、松平勝隆、堀利重の3人に寺社からの訴訟を取り扱うよう命じました。以降、この役には奏者番役の譜代大名から就任することが通例となり、定員は4名。管轄対象は寺社領、そして神官・僧侶のみならず、楽人・連歌師陰陽師から幕府が扶持する碁・将棋所関係者まで及びました。