今日は春分の日、彼岸の中日。そしてエネルギー投資の現場』は。

◆最近では寒さが和らぎ、東京では春一番も吹いた。今日は春分の日である。太陽が真東から昇り、昼と夜の長さが同じになる日である。これにあわせてGoogleではトップページがコミカルなアニメーション風のイラストに変更されている。記念日にあわせてロゴが特別仕様に変更されるGoogleのお遊び機能「Doodle」によるものだそうだ。なお、今日は「彼岸」でもある。春(秋)分の日とその前後3日間が該当し、先祖の霊に感謝する期間とされる。「暑さ寒さも彼岸まで」とは言ったものだ。まだ若干寒さが残るが、春を待ちたいものだ。彼岸の中日であり、墓参り。父の墓前で、母の健康と私の退職を報告。
 これからの人生、まさに、ゼロからのスタート、続きの人生を歩むつもりはない。『燃える闘魂』(稲盛和夫・著)の如く、一般国民までもが,国や社会を再生しようとする強い意志をもって,自発的な行動に踏み出す。そうした機運が日本でも2025年に「衰」のどん底を見る前にわき上がるよう,国民の危機意識を喚起していかなくてはならない。“危機意識”を持つことから,オリンピックもその後も“再生”してくる。不撓不屈の一心,何があろうと目標達成しようとする岩をも貫くような「燃える闘魂」がまずは不可欠であり、これからの自分の人生の羅針盤であろう。

◆『世界の“中心”が変わる!?エネルギー投資の現場』(2014年3月21日放送 23:00 - 23:58 テレビ東京ワールドビジネスサテライト」より)
 アメリカ・テキサス州に作られた施設に多くの日本人が視察に訪れた。目当ては、シェールガスの採掘現場。地中2000メートルの岩盤を砕き、天然ガスを取り出している映像が写された。シェールガスとは、地中深くにたまっている天然ガスアメリカに100年分が埋蔵されているとも言われている。視察ツアーの主催は、三井物産三井物産の他にも、住友商事東京ガスなど、総合商社などがシェールガス開発事業に乗り出し、権益を取得している。みずほ証券の林明史シニアアナリストは、「ポイントは井戸での採掘能力」などと話す。大和証券の五百旗頭治郎シニアアナリストは「たまに外れるリスクがあるビジネス」「掘ったのにガスが出なかった会社もある」などと話した。プロジェクトの課題は、天然ガスの輸出許可。アメリカは、自由貿易協定を結んでいない国への天然ガス輸出を解禁し、日本への輸出も現実味を帯びてきた。
 アメリカ・ルイジアナ州のキャメロンLNG基地では、シェールガスLNG液化天然ガス)として輸出するために貯蔵され、船に載せ日本に向けて輸出されることになる。キャメロンLNGのランディ・オークリー氏は「この敷地一面に天然液化ガスプラントを建設する」などと話した。三井物産は、約1600億円で天然液化ガスプラントの建設に今年中に着工する予定。すでに東京電力への供給で基本合意している。
 これまで、世界のエネルギーの中心地といえば、中東。しかしシェールガスの算出が世界のエネルギー地図を塗り替えようとしている。テキサス州ヒューストンは、エネルギー関連企業がひしめく町で、三井物産も支店を構えている。陣頭指揮をとるヒューストン支店の岡野夏井支店長は「いまやここが世界を動かすエネルギー地政学の中心地に」「実績がない企業は信用を得られない、いまから業界での存在感を高めLNG確保の体制を構築する」などと話した。そして、さらなる増員も計画しており「3年前は日本人駐在員が23人だったが、いまは約50人になっている」と話した。三井物産のヒューストンの従業員は約700人の大所帯となった。
 ただ、シェールガス事業には産出量が増え、13ドルだった価格が2ドルまで急落するなど、激しい値動きというリスクも有る。三井物産の岡野夏井支店長は「中国や韓国を含めいろいろな会社が参入してきている」といい、「我々もまだ結果は出ていない」「5〜10年後は培った事業の実を刈る時期」などと話した。
 スタジオトークでは、アメリカ・シェールガスを日本に輸出する件について、みずほ総合研究所の高田創は、アメリカが国内でこれだけ生産していると、ロシアが日本などアジアに天然ガスを売りたい、となってくるなどの影響が出て来ているなどと説明した。

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