まさに寒波に追われる日本列島。今日は赤穂浪士討ち入りの日。自民大勝。

(今日のニュース)
◆本州日本海側など雪強まる。まさに寒波に追われる日本列島。
 非常に強い寒気が上空に流れ込んでいる関係で、北陸や信越、東北の日本海側などで雪が降り続いており、この時期の平均と比べて4倍近い雪が積もっているところもある。
 本州日本海側で雪が強まり、交通への影響などに注意が必要。新潟県や長野県の多いところでは1時間に1メートルの雪が降った。太平洋側でもところにより積雪がある。今夜にかけて近畿から東北の日本海側、山沿いで局地的に雪が強まるおそれがある。法陸と北日本では明日朝にかけて積雪が多くなる見込み。気象庁は交通への影響、電線や樹木への着雪、雪崩などに注意するよう呼びかけている。上越新幹線新潟県内を走行していた列車Maxときが雪の影響で停電し立ち往生し、新潟と越後湯沢の間の上下線で運転を見合わせていたが6時間あまり立って運転を再開した。パンタグラフに雪が付着したことが停電の原因と分かった。
羽生結弦選手が大会2連覇。羽生結弦がスペイン バルセロナで行われたフィギュアスケートGPファイナルで日本男子初の連覇を達成した。

<今日は何の日>
赤穂浪士討ち入りの日
 「忠臣蔵」で有名な、大石内蔵助良雄以下、四十七士が本所の吉良上野介邸に討ち入りした日である。1702(元禄15)年12月14日の寅の上刻(午前3時)頃のこと。
赤穂浪士47人が吉良上野介邸に討ち入った日に当たる14日、兵庫県赤穂市で義士祭が開かれ、俳優の松平健さん(61)が大石内蔵助役として参加した。

南極の日
 1911(明治44)年、ノルウェーの探検家・アムンゼンと4人の隊員が人類で初めて南極点に到達した。

●『衆院選2014 きょう投票日』(2014年12月14日放送 8:00 - 9:54 TBS サンデーモーニングより)
◆きょうは投票日 懸念される若者の低投票率
 景気や雇用、安全保障、エネルギー政策など問題は山積だが、関心の低い衆議院選挙。前回の衆議院選挙の投票率は59.32%で戦後最低だった。このうち60代の投票率は74.93%だが、20代は37.89%。女優の仲間由紀恵は投票を呼びかけた。総務省はインターネットを通じて若年層への投票を呼びかけている。60代など高齢の人の投票率は高い。 今回の選挙で注目されているのは、景気や雇用、社会保障少子化や子育て対策、原発などのエネルギー政策、安全保障、東日本大震災からの復興などだ。寺島実郎は「戦後民主主義の成熟度が試される。日本は突然、与えられた民主主義。自分たちで勝ち取った民主主義じゃないから。政党を選択する選挙と思われがちだが、国民が政治と向き合うとき」と語った。幸田真音は「世界には普通に選挙が出来ないところがいかにあるか」と語った。安田菜津紀は「若者の意識に変化があったのは東日本大震災だと思う。変な遠慮で政治の話をしなかった人も以前はいた。」と語った。岸井成格は「2年間の安倍内閣の審判であると同時に、日本の分かれ道」と語った。
◆風をよむ「ノーベル賞授賞式
 青色LEDの発明で日本の3人がノーベル物理学賞を受賞した。晩餐会では中村教授が代表してスピーチを行った。中村教授は夢だったLED照明が実現し人類に貢献していることは光栄ですなどと話した。そして同じ日ノルウェーでは、サトヤルティさんとマララさんがノーベル平和賞を受賞した。マララさんはノーベル賞史上最年少の受賞となった。マララさんは11歳の頃からイスラム原理主義国が助成への教育などを禁じていることを批判し、おとといは頭部を銃撃され意識不明の重体になったが、彼女は女子が教育を受ける権利を訴え続けた。サトヤルティさんはインドで児童労働や人身売買の撲滅に長く取り組んできた。今回受賞した2人が訴えたのは女性や子どもたちの人権確立だった。
・今も続く “人権侵害”
 ユニセフの統計では今年すでに数百人の子どもが学校・通学途中で誘拐され、数万人の子どもが武装勢力に動員されたという。専門家の川上さんは現状を、人権は人間らしく生きるための基本的な条件だがそれを守る努力が各国の中でできていない、利益の優先や、国家の秩序を守るなどの理由、長年温存してきた社会の中に潜む差別などが複合的に重なって人権侵害は出てきているなどと話した。川上さんは実際には日本の中でも色々な人権侵害があって、他人事ではないと話す。それはヘイトスピーチや女性に対する差別の問題など、人権侵害が日本にもあると思ってそこから自分たちが何が出来るのか、ひとりひとりが考えていくことが大切などと話した。社会が抱えている歪みは真っ先に女性や子どもに向かう、遠い国の話ではないという事を忘れてはいけないなどと話した。また日本という国がどういう役割を果たすべきかということが提起されている、問題はすぐ近くにあるということを自覚するべきなどと話した。

●自民大勝、自公で3分の2以上の議席確保。
 いまだに信頼されぬ民主党。まとまらない野党の結果。アベノミクスへの信頼、期待の現れか。でも本当に成長戦略が描かれないと不安。史上最低の投票率。若者の政治不信・無関心の表れか。
衆院選の各党の獲得議席数が確定した。自民291、民主73、維新41、公明35、共産21、次世代2、生活2、社民2、無所属8だった。