異例の「師走」いつまで 12月史上初の夏日が続々

◆2018年12月4日放送 17:53 - 18:00 日本テレビ 「news every」から
 今日は都内や西日本各地で12月史上初の夏日を観測するところが続出した。沖縄県那覇市では最高気温が29.4℃となり12月観測史上1位の暑さとなり、日傘や薄着が目立ち、ビーチで海水浴などを楽しんでいた。西日本では夏日が続出し、観測史上初めて12月に夏日がを記録した福岡市で聞かれたのは水分補給はするようにするという夏のような発言。大分県豊後高田市でも、エアコンをつけていた。縁結びや夫婦円満のパワースポットとして知られる宮崎市青島にある神社には半袖を買ったという夫婦がいた。今日全国の観測地点で12月の最高気温を更新したのは345地点。89年ぶりに12月の最高気温を更新した長野市ではこの時期恒例のサンタの格好をした清掃員が登場したが、暑いと話していた。朝から気温が上昇した関東地方、都内では練馬で最高気温25度を記録、都心では12月の記録に一歩及ばなかったが、皇居の周りを走るランナーは半袖短パンで走る女性や汗だくの女性もいた。千葉県茂原市では夏日に迫る24.8℃と12月の最高気温を更新。九十九里浜では霧が発生し数m先が見えない状態となっていた。
 異常な暖かさに影響が出ていて、12月の観測史上1位の暖かさを記録した新潟県湯沢町にあるスキー場では、半袖で滑っている方も居て、場内を案内してもらうと地面が露出している場所が多く、例年コースの場所は雪がない状態となっていて、更に今日の暖かさで雪が溶け水が流れているところもあった。去年と比べ積雪量も3分の1ほどでコースも一部しか営業できていないという。マネージャーは「今週末寒波が来るので、全面営業目指して期待したい」と話した。明日も西日本や東日本では引き続き気温が高くなる見込み。週末にかけて強い寒気が日本列島に南下するため、これからは全国的に冬の寒さとなる見込み。