『民主党議員 小沢一郎氏に復党お願いしないと党が死ぬと懸念』

◆本日448日 (276日間継続中)のブログ。サイコロをあえて振ってみよう。失敗したら、暫くブログの公開は中断かも。公開しているために、本音をぼかすブログ。悲しすぎるかも。本名で勝負をかけてみたいものである。いつまでも、心を曇らす悲しみ自分の日々。
 午前中内部社員への研修です。どの程度理解されるであろうか。
でも、相対的には評判が良かったようである。自画自賛かもしれないが。

◆【民主党議員 小沢一郎氏に復党お願いしないと党が死ぬと懸念 (週刊ポスト2013年7月12日号)】 
 都議選で第1党から第4党に陥落した民主党内は、参院選での巻き返しどころか、責任のなすりあい、はたまた泥舟からいかにして脱走するかの算段ばかり。 海江田万里・代表は引責辞任を否定したが、党内からは同情の声さえ上がる。
参院選で勝ち目がないことをわかっているから、このタイミングで代表になろうという人は誰もいない。海江田さんも本音では“辞めたい”と思っているだろうが、ここで交代しても新代表がまた参院選敗北で辞任することになる。どうせなら2つの敗戦の責任を1人に負わせようという懲罰続投みたいなものだ」(民主党中堅)
 一方、自民党や維新との憲法改正相乗り路線を模索してきた前原グループ野田グループ内では「党の金庫に残っている資金にありつける“分党”を目指そう」という声が強かったが、風向きが変わりつつある。
「これだけ自公が勝つようなら、今さら擦り寄っても相手にされない。参院選後の代表選に備えて、党内で勢力拡大をするほうが得策ではないか」
──そんな打算の囁きが起きているのだ。
 ダメ組織ぶりを発揮しているのは幹部だけではない。都議選では4人以上の複数区で「獲得議席ゼロ」が続出。新宿、板橋、葛飾、江東、八王子などでは「1議席だけでも死守」と民主候補を一本化して臨んだもののあえなく落選した。
「いくら民主党の支持が凋落したとはいえ、普通に選挙運動をしていたら4位以内に入れないはずがない。事前の候補者調整で気が緩み、まともな選挙運動をしていなかった」(都連関係者)
 実際、4人区で落選したある候補の陣営は、「公認された時点で落選はないだろう。これが中選挙区のいいところだ」と安心して手を抜いていたが、その態度が有権者に見透かされた。
 そうした中、あまりの体たらくに党内からは“小沢待望論”が上がり始めた。保守系民主党代議士がいう。
「小沢さんが地盤を固めるまでは地元に張り付けといっていたことはやはり正しかった。これまで風頼みだった民主党の議員は逆風下の戦い方を知らない。永田メール問題(*注)で危機を迎えた時、党勢を立て直したのは小沢さん。参院選後には代表経験のある前原誠司さんや岡田克也さんの再登板がささやかれているが、彼らは逆風に弱い。賞味期限切れは承知の上で、復党をお願いするくらいでないとこの党は本当に死んでしまう」
 驚くことにその考えは党の中枢にも広がっている。
参院選では与党に過半数を取らせない体制をつくらなければならない。生活の党との協力は簡単ではないかもしれないが、可能性はある」
 細野豪志・幹事長はそう語って都議選投票日直前の6月19日に生活の党の鈴木克昌・幹事長と会談、参院選の福岡選挙区での選挙協力を取り付けた。
 小沢氏も総選挙敗北後の本誌インタビュー(3月1日号)で、〈民主党が大同団結を呼びかければ、次の総選挙でやれる〉と民主党反自民勢力立て直しの柱になると語り、〈野党の中心として存在できるような政党をつくりたい〉と語っていた。それは、“民主党が頼んでくれば対立は水に流して野党共闘をまとめる覚悟はある”という決意にもとれる。

◆「数字のカラクリ・データの真実〜統計学ブームのヒミツ〜」(2013年7月3日放送 19:30 - 19:56 NHK総合 クローズアップ現代
 商店街の買い物客にがん患者、凶悪犯罪者の多くが食べていた食べ物を禁止すべきか?という質問を投げかけると、多くの人から禁止すべきとの声が上がった。しかしその答えは「ごはん」。今回はこうした数字に振り回されぬよう、今注目を集めている「統計学」を紹介する。
 現在は先が見えにくい不確実な時代だからこそデータを正しく半弟したいという声が高まっている。しかし今年文部科学省厚生労働省が発表した大学就職率の93.9%という数字は就職希望者のみで計算した数字で卒業者で計算すると66.0%など、数字の背景が大切だという現実が浮かび上がる。今回はこうした数字を読み解くために必要とされる統計学について紹介する。大阪大学教授の狩野裕教授が街に溢れる数字の背景を統計学で読み解く。まず街で見かけたのは大学の近くにあったアパートの「受験の前に仮契約すると合格率は7割を超える」というチラシ、不動産会社に確かめると嘘ではなかったが、統計学的に見ると受験前にアパートを仮契約する人はより自信があるため、このデータには偏りがある事がわかった。溢れる数字に惑わされるためには適切な比較も必要となる。番組冒頭で聞いた心筋梗塞患者などの多くの人が摂取していた食べ物は禁止すべきか?という質問も、統計学の比較で健康な人も同じ割合で食べていればご飯が病気の原因とはいえないという事がわかる。
 数字の偏りや比較だけで満足しない人のため、大阪大学教授の狩野裕教授から統計学を学ぶ。この日の授業で取り上げられていたのはプロ野球でホームランが増えた統一球の問題、狩野氏がカイ二乗検定という方法で計算すると今年の開始から2カ月余りで512本という数のホームランが偶然に出る確率はわずか1%で以下である事がわかるという。竹内薫は数字のデータには背景や集めた目的があり、そうした部分を知っていないとその数字を信用する事はできないと指摘。また例として日本の貯蓄高の平均値は1664万円と言われているが中央値で計算すると991万円になる事をあげ、こうした分布が背景にある事を知らなければならないと話した。
 統計学で経営課題を解決するプロといわれる工藤卓哉さん、現在多くデータをどのように活用すればいいかわからない企業が多く、工藤さんのようなデータサイエンティストに注目が集まっている。データサイエンティストとして注目を集めている工藤卓哉さん。例えばある飲食業からの効果的な集客方法を考えてほしいという以来に対し、工藤さんは地理空間情報隠れマルコフモデルを使って人の流れを分析し、最少のコストで最大の効果が得られる戦略をクライアントに提案した。こうした一方でクライアントが出してくるデータには欠損が多くそのままでは分析できないのが現状で、数千もの欠損値を類推し補完する気の遠くなる作業が必要なのだという。東京・丸の内にある情報サービス企業では競争に打ち勝とうと、数多くのデータサイエンティストを集めチームを作った。このチームのリーダーの西郷彰さんは統計学を使って極めて小さい誤差で予測を行う達人だという。「広告費を効率化せよ」という課題、西郷さんは数式にウェブ広告やテレビ広告、景気などの要素を変動を含めて100以上組み込み、時期ごとの広告費の予算配分が効率化できるようになった。
 成蹊大学教授の岩崎学は自動的にデータが収集できるようになった事などから膨大なデータを分析するノウハウを持った人材が求められていると指摘。またデータは数値とその背景情報から成り、その背景情報を知ることが分析には求められると語った。また岩崎はこうした統計学を使った結果、公共政策では政策やプログラムの効果を把握し、成果をデータとして扱う事が重要になってくるが、日本には統計学を扱える人が少なく人材の育成が急務であると話した。


(7月3日生まれの偉人)
和宮 親子内親王(かずのみや ちかこないしんのう、弘化3年閏5月10日(1846年7月3日) - 明治10年(1877年)9月2日)は、仁孝天皇の第八皇女。孝明天皇の異母妹。明治天皇は甥にあたる。江戸幕府第14代将軍・徳川家茂正室。「和宮」は誕生時に賜わった幼名で、「親子」(ちかこ)は文久元年(1861年)の内親王宣下に際して賜わった諱である。家茂死後には落飾し、静寛院宮(せいかんいんのみや)と名乗った。幕末、公武合体のために、徳川家に入った数奇の運命をかたである。
◆中村彝(なかむら つね、1887年7月3日 - 1924年12月24日)は、大正期の洋画家。
 新宿区立中村彝アトリエ記念館 http://www.regasu-shinjuku.or.jp/?p=40357

<昨年の今日>http://d.hatena.ne.jp/ks9215/20120703
 「お金を稼ぎ続けなければならないというある種の脅迫観念からか、世の中全体が「鬱」になってしまっているんじゃないか。むしろ少しはストックがあるうちに、楽しいことや豊かな方向に使おう割り切ること。その先に日本が本当に成熟して豊かな文化国家になって、文化でお金を稼ぐステージに入れる」という藻谷さん。「藻谷浩介さん、経済成長がなければ僕たちは幸せになれないのでしょうか」本からの言葉である。
 この問いに対して、藻谷さんは、「経済成長率はいくつもの仮定をへて得られる数字で絶対のものではないし、仮にその数字が正しくても平均値(ないしは全体)の話であって、そのなかにいる個人個人の話ではないし、加えてフローを測っているだけで過去にどれだけのストックを蓄積してきたかはほとんど考慮されていない。そして最後に、経済的にストックがあって、かつ成長していたからといって、その人が人間的に幸福になれるとは限らない、」と答えている。

 昨年の記事でこのように書いてあったが、一年を過ぎた今値上げラッシュ。政府は非製造業が回復傾向にあるとの話である。まだまだ中小企業からみると、景気高揚の実感がないとのほとんどであるそうだが。

<本の紹介>
孝明天皇と「一会桑」―幕末・維新の新視点 (文春新書)http://d.hatena.ne.jp/asin/4166602217