2016-11-01から1ヶ月間の記事一覧

馬喰町公事宿、宿屋飯盛、そして三笑亭可楽(初代)

<今日の江戸学トピック> 1. 公事宿(旅人宿)が多かったのはどこですが。・・・馬喰町、小伝馬町 公事宿(くじやど)は、公事訴訟や裁判のために地方から来た者を宿泊させた江戸時代の宿屋。公事人宿・出入宿・郷宿・御用宿とも呼ばれた。「公事宿」という名…

今日の江戸検は。

◆「日本の歴史」18巻へ。田沼時代から松平定信登場。飢饉等もあり、幕府の苦闘の時代へ。そして19巻で幕末へ。ようやく江戸時代の通史が一通り終わる。また、横断的に江戸時代ものを読み込むつもり。今日古書店から10冊を購入。購入だけでは意味がないので、…

江戸検の勉強も本格化へ

◆日本の歴史」17巻も読了。明日から、18巻へ。また博覧強記への過去問チェックも。少しづつペースを上げていきたい。勉強時間も増加へ。そういえば、歴史を読んでいて、様々な人物、出来事に関心が強くなる。まさに、今までの勉強不足を痛感する。ともかく、…

「博覧強記」が最も大切。

◆江戸検受験勉強(その2) 「博覧強記」が最も大切であり、合格するためには、ここがポイントではないか。一級の出題範囲は、公式テキスト上級編『江戸博覧強記』より約5割+“今年のお題”より約2割を出題となっており、合格基準は得点80%以上で一級合…

銀座

<今日の江戸学トピック> ◆銀座 江戸時代以前、現在の丸の内から日比谷にかけては日比谷入江と呼ばれ海になっており、その東には隅田川の運んできた砂によって江戸前島という砂州が形成されていた。その先端が現在の銀座にあたる。江戸前島は銀座付近にあっ…

松平 乗邑

<今日の江戸学トピック> ◆松平 乗邑(まつだいら のりさと)は、江戸幕府の老中。肥前唐津藩第3代藩主、志摩鳥羽藩主、伊勢亀山藩主、山城淀藩主、下総佐倉藩初代藩主。大給松平家宗家10代。元禄3年(1690年)、藩主であった父乗春の死により家督を相続す…

海雲寺

<今日の江戸学トピック> ◆海雲寺とは 品川と聞くと都心のイメージが強いが、実はたくさんのお寺がある地区でもある。その中でも、有名な寺の一つが海雲寺である。東京都品川区にある曹洞宗の寺院。品川で江戸時代からかまど(竈)の神様、台所の守護神として…

乱読でも読書量を増やす。

◆江戸検受験勉強(その1) 今回の受験の経験から、江戸検が要求してくる知識情報は半端ではなく、相当勉強しないと合格しないことに気づいた。知識情報量を増やすため、本は数多く読む必要があると痛感している。まず、テーマ問題が出題されない今こそ、江…

平賀源内の生涯(再掲)

<今日の江戸学トピック> ◆波乱万丈の人生の平賀源内(1728-1779.12.18)の生涯 江戸中期の博物学者・作家・画家・陶芸家・発明家。あらゆる分野に才能を発揮した日本のダ・ビンチ!本名、国倫(くにとも)。高松藩足軽白石良房の三男。24歳の時に藩の命…

再び、佐久間象山について

<今日の江戸学トピック> ◆佐久間象山・・・幕末、一貫して開国論を唱え続けた天才・自信家 佐久間象山は元治元年(1864)7月11日夕刻、京都三条木屋町で刺客、肥後藩士・河上彦斎(幕末の四大人斬りの一人)に暗殺された。享年54歳だった。象山は当時でも…

絵島生島事件(再掲)

◆絵島生島事件は、正徳4年(1714)に起きた。正月14日、7代将軍徳川家継生母月光院に仕えるお年寄り絵島は増上寺の前将軍家宣の文昭院霊廟)に代参した。なお、家宣は正徳2年10月14日に亡くなっていたので、14日は月命日であったわけです。本来は月光…

来年の江戸検に向けて。

◆11月中旬から進めているが、今日の勉強は。 ①現在のところ、まず本を読むことを中心に。 ・日本の歴史(中公文庫)13巻から19巻を読み込んでいる。まず、通勤時間等中心に読み込んでいる。その日のうちに、帰宅後、その読み込んだページにマカーを引き、再…

佐久間象山の提言

<今日の江戸学トピック> ◆天保13年(1842)11月24日、幕末、一貫して開国論を唱え続けた天才・自信家である信濃松代藩の佐久間象山が防衛に関する調査報告書「海防八策」を同藩藩主で江戸幕府老中の真田幸貫(ゆきつら)に上申。象山は洋学に理解がある開…

江戸は54年ぶりの11月の初雪。

◆今朝から、お江戸は、54年ぶりの11月の初雪。そして、観測史上、11月には初めての積雪。11月の初雪は東京都心・横浜市・甲府市では54年ぶり、都心での積雪観測は初めて。関東甲信では山沿いを中心に大雪となり、午後6時の積雪では長野県軽井沢町で21cm、山…

葛飾北斎

<今日の江戸学トピック> ◆葛飾北斎 葛飾北斎は江戸時代に活躍した浮世絵師で、とりわけ後期、文化・文政期を代表する一人。森羅万象、何でも描き生涯に3万点を超える作品を発表。版画のほか、肉筆画にも傑出していた。さらに読本、挿絵芸術に新機軸を見い…

講武所。

<今日の江戸トピック> ◆講武所(こうぶしょ)は、幕末に江戸幕府が設置した武芸訓練機関である。講武所はペリー来航による危機感から幕府が設けた「武の英才教育機関」。諸役人、旗本・御家人、およびその子弟が対象で、剣術をはじめ、洋式調練・砲術などを…

富士山噴火。渡辺 崋山。

<今日の江戸学トピック> ◆富士山噴火 宝永4年(1707)11月23日、富士山7合目あたりの山腹の東南側山腹が爆発し大噴火を起こしました。日が傾くにつれ噴火は激しくなり、火柱が中空を裂き稲妻が飛び交ったそう。噴火は16日間続き、50を超える村が灰の下にう…

平賀源内の生涯。そして「すみだ北斎美術館」が今日オープン。

<今日の江戸学トピック> ◆平賀源内(1728-1779.12.18)の生涯・・・波乱万丈の人生。 江戸中期の博物学者・作家・画家・陶芸家・発明家。あらゆる分野に才能を発揮した日本のダ・ビンチ!本名、国倫(くにとも)。高松藩足軽白石良房の三男。24歳の時に…

近松門左衛門

<江戸学トピック> ◆享保9年(1724)11月22日、近松門左衛門が亡くなりました。72歳。越前(福井県)出身。宇治加賀掾(かがのじょう)のもとで修業。竹本義太夫と組み『出世景清』で名声を得ますが、その後古浄瑠璃と決別。『曽根崎心中』で世話浄瑠璃が大…

一字拝領とは。

<今日の江戸トピック> ◆主君から諱の一字を受けること。(歴史民族用語辞典より) ・諱(いみな)wikipediaより 江戸時代になると主君から家臣への偏諱授与の風習は氾濫した。「偏諱」は制度化されていく。将軍家は、代々、有力大名に「偏諱」を与え続けた…

番町

<今日の江戸学トピック> ◆番町(ばんちょう)は、東京都千代田区の地域内区分の一つで、主に一番町から六番町までの町を指す。現在をみると、皇居より西に位置する領域。南の新宿通り、北の靖国通りに挟まれ、東端は半蔵濠から牛込見附、西端は東日本旅客…

堀田 正敦

<今日の江戸学トピック>◆堀田 正敦(ほった まさあつ)は、近江堅田藩、のち下野佐野藩の藩主。江戸幕府の若年寄。佐倉藩堀田家分家6代。陸奥仙台藩主・伊達宗村の八男。 宝暦5年7月20日(1755年8月27日)に陸奥仙台藩主・伊達宗村の八男(第十七子)とし…

明石志賀之助。谷風梶之助。小野川喜三郎

<今日の江戸学トピック> ◆宇都宮の蒲生神社前にある、同地出身とされる伝説の「初代横綱」明石志賀之助の像がある。江戸初期の寛永年間に活躍し、京都での天覧相撲に勝って「日の本開山」(=横綱?)の称号を与えられたとされるが、その実在を裏付ける史料はな…

寛政暦の採用

<今日の江戸学トピック> ◆寛政暦の採用 宝暦暦が出来の悪い暦法であったことから、宝暦13年(1763)9月1日に当時の暦に載っていない月食が起こったことがきっかけで、幕府は西洋天文学を取り入れた暦法に改暦をしようとし、高橋至時を幕府天文方に登用し、…

和算。

<今日の江戸学> ◆和算とは 和算(わさん)とは日本で独自に発達した数学です。特に江戸後期には日本中で数学ブームが起き、最終的に関孝和が行列式や高等数学を大成させた。しかし、明治時代に西欧数学が輸入され、和算は日本の教育現場から姿を消していく…

西郷隆盛

<今日の江戸学> ◆西郷隆盛の生涯<http://www.page.sannet.ne.jp/ytsubu/syougai.htm> ・西郷 隆盛(さいごう たかもり、旧字体: 西觶輶盛、文政10年12月7日(1828年1月23日) - 明治10年(1877年)9月24日)は、日本の武士(薩摩藩士)、軍人、政治家。…

坂本 龍馬

<今日の江戸学> ◆坂本 龍馬(さかもと りょうま、天保6年11月15日〈新暦・1836年1月3日〉 - 慶応3年11月15日〈新暦・1867年12月10日〉)は、江戸時代末期の志士、土佐藩郷士。諱は直陰(なおかげ)、のちに直柔(なおなり)。通称は龍馬。 他に才谷 梅太郎…

浮田一螵

<今日の江戸学> ◆浮田一螵(いっけい・1795〜1859)は江戸末期の画家。京都の人。絵を田中訥言 (たなかとつげん) らに学び、復古大和絵派の中心となる。絶筆となった『婚怪草紙絵巻』は、皇女和宮降嫁の風刺画として注目されました。安政の大獄でとらえら…

歌舞伎について②

<歴史> ●歌舞伎の黎明 近世初頭、打ち続いた戦乱に非業のうちに死んだ人たちの魂を祭る御霊会(ごりょうえ)にともなった風流踊(ふりゅうおどり)が全国的に大流行した。歌舞伎踊は、この風流踊を母胎とし、中世的な舞と違って、仮面を着けず、振を揃えて…

徳川家光

<今日の江戸学> ◆徳川家光(大猷院・徳川秀忠の次男) 第3代将軍家光は、慶長9年(1604)父秀忠の嫡男竹千代として江戸城西ノ丸に生まれる。母お江与は浅井長政の娘で織田信長の姪にあたる。 家光が誕生したのは、慶長9年(1604)7月17日です。秀…