陽性で運の強いこともリーダーに欠かせない資源である。運も実力のうちと言われるが、運を味方につけるぐらいの気持ちで経営しなくてはいけない。』(大賀 典雄)

<1月29日生まれの偉人>
◆田中 豊(たなか ゆたか、1888年明治21年)1月29日 - 1964年(昭和39年)8月27日) は、日本近代橋梁史上最も著名な技術者である。鉄道省時代は設計の規格化などの仕事に従事。帝都復興院には太田圓三とともに在籍することになるが、なぜか橋梁課長に抜擢されることになった。恩師・広井勇に顧問の就任をお願いしたら、「落ちないようにやればよい」と逆に激励されたという。
 関東大震災によって被害を受けた橋梁の総数は、東京で675橋、横浜で108橋であったが、復興事業の設計責任者として隅田川にかかる永代橋清洲橋といった橋梁群を手がけ、新技術を次々に導入して橋梁近代化の礎を成した。また同じく復興局時代には、福田武雄を指導して新潟の万代橋の設計を行う。鉄道技師としても総武線隅田川橋梁や東武伊勢崎線隅田川橋梁の設計に関わるなど橋梁技術者としての傑出した業績を残す。さらに東京大学の教授として多くの橋梁エンジニアの育成に貢献した。計画・設計・施工・美観などの面において優れた特色を有する橋梁に与えられえる、土木学会田中賞の名称にもなっている。
深沢七郎(ふかざわ しちろう、1914年(大正3年)1月29日 - 1987年(昭和62年)8月18日) は、日本の小説家、ギタリスト。山梨県東八代郡石和町(現笛吹市)に生まれる。旧制日川中学校(現山梨県立日川高等学校)卒業。中学の頃からギターに熱中し、ギタリストとなる。1923年(大正12年)には京浜地方を中心に発生した関東大震災を生家で体験し、後に『庶民烈伝』において回想している。1954年、「桃原青二」の芸名で日劇ミュージックホールに出演した。1956年に姨捨山をテーマにした『楢山節考』を中央公論新人賞に応募、第1回受賞作となった。三島由紀夫らが激賞して、ベストセラーになった。また、戦国時代の甲州の農民を描いた『笛吹川』も評判になった。しかし一度も芥川賞候補になっていない。
 ●深沢七郎文学記念館 http://www.simizukobo.com/morita-art/morita-art.htm
◆宮脇 昭(みやわき あきら、1928年(昭和3年)1月29日 - )は、生態学者、地球環境戦略研究機関国際生態学センター長、横浜国立大学名誉教授。岡山県川上郡成羽町(現・高梁市成羽町)出身。児童文学者の宮脇紀雄は兄。広島文理科大学生物学科卒業。元国際生態学会会長。
◆大賀 典雄(おおが のりお、1930年1月29日 - 2011年4月23日)は、日本の実業家、指揮者、声楽家。勲等は勲一等。ソニー株式会社相談役、財団法人東京フィルハーモニー交響楽団会長・理事長、東京文化会館館長。CBSソニーレコード株式会社社長(初代)、ソニー商事株式会社社長、東京商工会議所副会頭、ソニー株式会社社長・最高経営責任者(初代)、社団法人経済団体連合会副会長などを歴任した。
 ●名言
 ・人生がやりたいことと違う方向に向くことはよくある。私はビジネスマンになるつもりはなかったが、井深さんと盛田さんの大きな力で誘導されてしまった。しかし、興味がなければ長続きはしない。また、そこに成功がなければ成り立たない。その意味で、私に後悔はない。
 ・私が望んでいるのは、ソニーが「スマートな会社だな」「お、やるじゃないか」と思われることです。英語にアドマイアー(感嘆する)という言葉があるのですが、見た人からアドマイアーされる、つまり認められ、称賛される会社になってほしい。これが私の究極の願いなのです。そのためにはどうしたらいいのか。私はずっとそのことだけを考え続けて、商品企画も、広告宣伝もしてきました。私の関わったすべてのデザインの根底にあるのは、この発想です。
 ・陽性で運の強いこともリーダーに欠かせない資源である。運も実力のうちと言われるが、運を味方につけるぐらいの気持ちで経営しなくてはいけない。

<今日のニュース>
◆西〜東日本 広範囲で雪 平野部でも積雪のおそれ
 明日の朝は広い範囲で雪になり平野部でも警戒が必要。都内のホームセンターは雪対策のシャベルや、融雪剤などが売れている。去年都心で大雪に見舞われたため、備えを万全にしようという人が多い。カインズホーム昭島店では売れている数も10倍以上だという。タクシー会社でも明日の朝は通勤などの予約でいっぱいだとそうだ。
東京五輪 “専用レーン”設置案まとまる。
 5年後に迫った東京オリンピックのテーマはコンパクト五輪。 選手に負担をかけないために選手村から半径8km以内に約22の競技施設が建設される予定であるが選手村と各競技施設を結ぶ首都高速道路は交通量も多く渋滞が起きやすい。去年冬のオリンピックが開かれたロシアのソチでは認められた車のみが走れるオリンピックレーンがあった。警視庁などはこれを東京オリンピックでも導入するという基本方針案をまとめた。対象になるのは都心環状線湾岸線などで1車線を専用レーンにする。なかでも首都高速道路の交通量の内約4割を占める都心環状線は全線に専用レーンが設けられる。ドライバーには中央環状線への迂回や公共交通機関の利用を呼びかけるとしている 。しかしこの案は看板設置やレーンの色塗りなど方法や費用負担の課題がある。さらに分岐や合流があるジャンクションでは接触事故を起こさないように検討が必要である。交通機関の最終案はIOCに再来年の1月に提出の見通し。

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