「夢は叶う」のか。

 夢は努力すれば叶うと信じていた。だからこそ、前向きに積極的に、仕事にも勉強にも努力してきた。確かに、気の緩んだ時期もある。楽な方向に流れてきたから今日があるのかもしれない。自分では努力してきたつもりでも本当だろうか。最近、そんな気がする。これでは「夢は叶う」ことはないかもしれない。まさに、人としてというより自分自身の弱さかも。昔に戻ることはあり得ない。テレビドラマの「仁(ジン)」ではないが、歴史を変えることはできない。どんな文明が進んでもタイムマシンは存在しないであろう。異次元の空間に人が入り込むことはないのではないだろうか。
 いずれにしても、今とこれからの自分を変えることはできる。私の夢は何か。若い頃追い求めてものを追いかけてみますか。本当に夢は叶うでしょうか。人生に後悔のない人はいない。というのもむなしすぎる。自分自身の後悔だけがそこにある。我欲と言われようが、自分のためにこれから生きたい。ただ、現実はそう行かないことも現実である。難しいものである。

「君と海沿いの路を二人で歩いてみたかった。でも、それはもう叶わぬ夢」まさに、暗い思い出かも。こんなことを言うなんて。何を考えて生きているのがろうか。