また明日から仕事。「脱原発国民のため」 小沢代表、動く。

 まもなく11月。寒さが増してきたようである。あと2カ月今年の目標に向けて頑張っていこう。

 「国民の生活が第一」の小沢一郎代表はこのほど、二〇二二年までの脱原発を決めているドイツを視察した。「生活」は次期衆院選の公約の柱に「十年後の原発ゼロ」を掲げる方針で現在、工程表を作成中。視察の成果を工程表に反映させる考えだ。 「(十年後の脱原発という)われわれの主張は間違っていなかった。これが国民のためだと確信するに至った」。小沢代表は二十五日夜、都内のホテルで開いた結党記念パーティーで、ドイツ視察の成果をアピールした。十年後の原発ゼロ方針は「二〇三〇年代に原発稼働ゼロを目指す」野田政権の方針よりも積極的だが、財界などからは非現実的との批判が強い。訪独は、そういった批判に対して理論武装をし、衆院選で行われるエネルギー政策の論争で主導権を握る狙いがあった。ドイツ連邦議会環境委員会のシュレーター委員長(左派党)は小沢代表に「ドイツでは全ての政党が脱原発に賛成している。政権交代しても後戻りしないようなしっかりした法律づくりが重要だ」と助言。小沢代表は「近く行われる衆院選で国民の支持を受け、何としても脱原発を実現したい」と意欲を示した。脱原発を実現するには代替エネルギーの確保が不可欠であることから、家畜のふん尿を燃料とする「バイオマス発電」などにより250%の電力自給率を達成した南部バイエルン州のメルケンドルフ村も視察。原発撤退で事業税収入が減ったものの、再生可能エネルギー関連企業の誘致で新たな町おこしを図る同州のエッシェンバッハ町にも足を運んだ。政府からの「交付金攻勢」で、原発に頼らざるを得ない日本の原発立地自治体に新たな選択肢を示すつもりのようだ。原発問題は大きな争点になるであろう。ニコニコ生放送で、小沢さんのインタビューが行われていた。意気軒昂な小沢さんに見えた。それにしても、小沢さんという人は他人を悪く言わない人だ。どこかの老人とは、とんだ違いだ。間違っても人を呼び捨てで呼んだりはしないし、人としての品位が全然違う。いつも傲岸で不遜でイライラした態度と喋り方をする石原さんに、マスコミは何故いつも圧倒されてしまうのか。新銀行東京の失敗で巨額の損失を出しても、招致に失敗したオリンピックに注ぎ込んだ巨額な無駄遣いにも、繰り返される暴言にも、いつもマスコミは優しい。