「最強寒波」が猛威 全国8割以上で氷点下観測。そして、アベノミクス“意外な余波” えっ!賃金下がってるの!?

◆今日の朝も強い寒気は上空に居座り、関東地方では今季一番の冷え込みとなった。明日はもっと寒くなりそうな見通し。「最強寒波」が猛威 全国8割以上で氷点下観測したようだ。日本列島は厳しい寒さに襲われ、全国8割以上の観測点で氷点下を観測した。北茨城市では観測史上最低の-9.3℃を記録。都内でも東武練馬駅で屋根が凍るなどで大手町では今季最低の-0.5℃を観測した。

アベノミクス“意外な余波” えっ!賃金下がってるの!?
 春の給料アップへの期待の声、今朝経団連と連合の幹部が会談し、今年の春闘が本格的にスタートする。8パーセントへの消費税の引き上げを前に、今年の春闘は賃金態勢を引き上げするベースアップが実現するかもしれない。今日発表された2013年の毎月勤労統計調査では、一人あたりの現金給与の総額は、月平均で31万4150円ようやく下げ止まりに。アベノミクスから一年、サラリーマンからは意外にも歯切れは悪い声が聞かれた。実質賃金指数は、0.5パーセント減と二年連続で下落した。給与の総額が横這いになる一方で、円安などを受け物価が上昇したためである。
 経済ジャーナリストの萩原博子氏は、実質的に給料が目減りしているのと同じであると解説した。江東区にある砂町銀座商店街の惣菜店でも、円安による燃料費高騰で魚の仕入れ価格が上がり、鯖の味噌煮が30円値上げした。例えば年収400万円と置き換えると、0.5パーセント分となると2万円となり、実質体感する年収は398万円となる。4月以降は年収から14万円引かれるため、実質体感する年収は386万円となってしまう。賃上げで実質的に14万円上げないと結果的に家計への負担だけが重く伸し掛かってしまう。

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<今日の出来事>
さっぽろ雪まつり 開幕。さっぽろ雪まつりが開幕し、巨大な雪像が公開された。

<昨年の今日>http://d.hatena.ne.jp/ks9215/20130205/p1