3月も今日で終わり。ブログも終わり?。そして食品に酒 給食費も”値上げの春”。

<今日のニュース>
◆参加46ヵ国 日米はどうする?
 中国が主導し設立の準備を進めている「アジア投資銀行」だが、創設メンバーになるための申請期限を迎えた。菅官房長官は、新銀行の組織運営や融資条件が不透明だとし、現時点では参加を表明しない方針を改めて示した。アジア地域での国際金融機関は、日米が主導する「アジア開発銀行」が約50年間、すでに活動している。中国側の発表によると、46カ国が参加を表明し、アメリカと日本の慎重さが突出した形となっている。こうした状況を受け、アメリカのルー財務長官は、中国で経済政策を担う要人と相次いで会談した。
 こうした中、日本では、さまざまな意見が渦巻いている。甘利経済再生相は「新たな国際金融機関が設立をされて それが途上国の発展に資するということは悪いことではない」、麻生財務相は「参加については極めて慎重な態度を取らざるを得ません」と述べた。一方、経済同友会の長谷川閑史代表幹事は「これに参加しないことによって インフラビジネスが不利になるようなことだけはないようにしていただきたい」と話した。また、二階総務会長は「早くしなきゃバスに乗り遅れちゃうぞということはしない方がいいんじゃないかと そういう意味の慎重論はありますが 私もそれでいいと思っています」と述べた。
◆“同性婚証明書”条例が成立。
 同性のカップルに結婚と同等と認める関係と証明する同性婚証明書を発行する全国で初めての条例が東京渋谷区の議会で賛成多数で成立した。一部の職員から国の法律で解決すべき問題で区の条例で対応するのは適切でないとの指摘があったが賛成多数で可決した。区は夏頃をめどに証明書発行を始めたいとしていて結婚関係と同等と扱うように要請していく。
◆首都直下地震 減災目標盛り込み 計画改定。
 国の被害想定で最悪の場合、死者が2万3000人に達すると想定される首都直下地震。政府は減災目標を盛り込んだ計画の改訂を決めた。計画では建物の耐震化や火災対策を進め、想定される死者の数などを10年間で半数程度に減らすことを目指すとしている。そして、政府の減災目標において注目される感震ブレーカー。10年間で木造住宅密集地域で25%の普及を目指している。地震の揺れを感知し自動的に電気を制御することができる。
◆桜は満開でも… 食品に酒 給食費も”値上げの春”。
 上野公園では桜が満開となり花見客で賑わったが、明日から身近な商品の値上が相次ぐ。明治乳業雪印メグミルクは牛乳・チーズ・バターなどを約2%〜8.2%値上げする。生鮮市場 さんようの阿部芳邦専務は「値上という言葉が先行して買い控えになるのが一番心配」と語った。 ネスレのコーヒーや日清オイリオ食用油サントリーウイスキーなども値上げされる。カゴメはトマトケチャップなどの値上げを発表しているが、オムライスが人気のデンキヤホールの杉平米子店長は「このままの値段でずっといくつもりです」と語った。給食にも影響が出ており、食育振興財団の田中浩子栄養士は「年々給食で使う食材が値上がりしている」と語り、武蔵野市給食費は4月から1食20円値上がりする。

<3月31日生まれの先人の言葉>
朝永振一郎
 ・ふしぎだと思うこと これが科学の芽です。よく観察してたしかめ そして考えること これが科学の茎です。そうして最後になぞがとける。これが科学の花です。
大島渚
 ・人生というのは、どのくらい無我夢中の時間を過ごせるか、で決まると思う。
 ・きっぱりノーと言うことは、人生を楽にしてくれる方法なんです。