「明治日本の産業革命遺産」を世界遺産に登録することが相応しいと勧告

<今日のニュース>
ユネスコの諮問機関、イコモスが「明治日本の産業革命遺産」を世界遺産に登録することが相応しいと勧告した。今回、選ばれたのは8つの県、23ヶ所に分かれている。その中の16個は九州の5つの県にあると紹介。この発表を受け、今朝から多くの人々がそれぞれのスポットを訪れていた。1つ目に紹介されたのは福岡・北九州市にある官営八幡製鐵所で中の修繕工場は、国内に現存する最古の鉄骨建物で今も現役と伝えられた。2つ目は、長崎・長崎市にある三菱長崎造船所、「ジャイアント・カンチレバークレーン」。明治42年に設置された日本初の電動クレーンで150トンを持ち上げられ、今も現役と紹介。3つ目は長崎・長崎市にある通称「軍艦島」と呼ばれる「端島炭鉱」。大勢の観光客がクルーズ船で訪れ写真を撮っていた。4つ目は静岡・伊豆の国市にある「韮山反射炉」。ここは江戸時代末期に大砲を作った製鉄施設と紹介。5つ目は岩手・釜石市にある「橋野鉄鉱山・高炉跡」が紹介。現存する国内最古の西洋式の高炉跡と説明された。
 全国8県にまたがり23ヶ所が勧告されたのは全国初めてと伝えられた。政府は1850年代から半生記の間に製鉄や造船、石炭産業といった重工業分野で急速な産業化が進んだ道のりを時系列を追って説明するのは世界遺産の価値があると説明している。今回、ユネスコのイコモスも妥当であると判断した事が伝えられた。ここで同じ分野の資産を一括して推薦する手法で「シリアルノミネーション」と呼ばれていると説明した。また今回の推薦を受けた山口・萩市の野村市長は、多数の資産をみんなが協議しながらシリアルノミネーションとして申請した。今までの苦労が報われたと笑顔で語っていた。また今回、推薦されているのは場所だけでなく、そういった人材を育成した山口・萩市にある松下村塾や長崎・長崎市にある旧グラバー住宅も勧告を受けていると伝えられた。

<5月4日生まれの先人の言葉>
藤田東湖
 ・天地正大の気、粋然として神州に鍾(あつ)まる。(正気歌)
 ・「三たび死を決して而も死せず。(回天詩史)
 ・心術正しからざる者、宜しく館職に預かるべからず。
森繁久彌
 ・そんなに大層なことは、この世の中に一つもない。大概笑ってごまかせることだ。
 ・結局、失敗を恐れず、忍耐に忍耐を重ね、どん底からはい上がってくるなかで、人間は鍛えられてくる。
 ・私はあなたを愛してもいますね。ご迷惑かもしれないですけど。
 ・成功の半分は、忍耐である。
田中角栄
 ・初めに結論を言え。理由は、三つに限定しろ。
 ・分かったようなことを言うな。気の利いたことを言うな。そんなものは聞いている者は一発で見抜く。借り物でない自分の言葉で、全力で話せ。そうすれば、初めて人が聞く耳を持ってくれる。
 ・いやなことは、その日のうちに忘れろ。自分でどうにもならんのにクヨクヨするのは阿呆だ。
 ・約束したら、必ず果たせ。できない約束はするな。
 ・借りた金は忘れるな。貸した金は忘れろ。
 ・時間の守れん人間は何をやってもダメだ。
 ・寝言を言ったり不満ばかり言っている奴は、人生終わるまで不満を抱き続ける人間になるぞ。社会が悪い、政治が悪いなんて言って一体何があるんだ。人に貢献できるようになってから言うべきじゃ。
 ・どんな境遇におかれて辛い思いをしても、天も地も人も恨まない。
 ・政治家は発言に、言っていい事・悪い事、言っていい人・悪い人、言っていい時・悪い時、に普段から気を配らなければならない。

<今日の雑感>
・風邪も本格化。体がだるい。午後から少し休む。午前中親の世話に追われる。