成功する、しないを分かつのは頭の良さではなく、「行動力」である。

◆TPP合意文書「日本語訳」がない驚き。
 TPP大筋合意を受けて、安倍首相は「攻めの農業に転換し商品の輸出額を1兆円にする」などと吠えているが、そんな中、とんでもない事実が明らかになった。合意文書の全容が日本語で公開されていないのである。文書も翻訳しないとは怠慢の極みというか、よほど後ろ暗いことがあるとしか思えない。

<12月3日生まれの先人の言葉> http://d.hatena.ne.jp/ks9215/20131203
永井荷風(作家)
 ・ぼくは自分のやりたいことはドンドンやって楽しむ。楽しんだことは後で後悔しない。
 ・自覚さえすればどんな生活にだって深い意味が出来る。
池田勇人(第58・59・60代内閣総理大臣
 ・ディス・インフレという大きな政策の前に、5人や10人の中小企業の業者が倒産し、自殺しても、それはやむを得ない。ドッジラインの政策という大転換をやっている時だから仕方ない。これは戦争に負けた日本経済再建にとって一度は受けねばならぬ試練である。
 ・みなさん、私がやる政策は社会党とは違います。イケダは、3つの卵を4人で分けるようなことはしない。3つの卵は6つに増やす、6つの卵を3人で分けたら3つ余る。余った3つを貯金する。これが、経済であります。
篠山紀信(写真家)
 ・思いどおりにならないことがあるから、表現することは面白い。障壁や制約こそ、新しいものを生み出すエネルギーになっていますね。
 ・新しいもの、未知のものに出会った瞬間の驚きや怖さに対して、正直であることが大事です。知ったかぶっていても、いい写真は絶対に撮れません。いつも新しいものにドキドキする心を持っていたいですね。

<本の紹介>
・幸運を引き寄せたいならノートの神さまにお願いしなさい(丸井章夫著・すばる舎
http://www.amazon.co.jp/%E6%9C%AC-%E5%B9%B8%E9%81%8B%E3%82%92%E5%BC%95%E3%81%8D%E5%AF%84%E3%81%9B%E3%81%9F%E3%81%84%E3%81%AA%E3%82%89%E3%83%8E%E3%83%BC%E3%83%88%E3%81%AE%E7%A5%9E%E3%81%95%E3%81%BE%E3%81%AB%E3%81%8A%E9%A1%98%E3%81%84%E3%81%97%E3%81%AA%E3%81%95%E3%81%84-%E4%B8%B8%E4%BA%95-%E7%AB%A0%E5%A4%AB/dp/4799104187
・「仕事ができるやつ」になる最短の道(安達 裕哉著・日本実業出版社
 http://www.amazon.co.jp/%E3%80%8C%E4%BB%95%E4%BA%8B%E3%81%8C%E3%81%A7%E3%81%8D%E3%82%8B%E3%82%84%E3%81%A4%E3%80%8D%E3%81%AB%E3%81%AA%E3%82%8B%E6%9C%80%E7%9F%AD%E3%81%AE%E9%81%93-%E5%AE%89%E9%81%94-%E8%A3%95%E5%93%89/dp/4534053002
 人にはさまざまな強みがあるが、「頭の良い人」は、「頭の良さ」という尺度を過大評価する傾向にある。本質的には、「頭の良さ」は、成功するための必須の条件ではない。成功の度合いは頭の良さに依存するかもしれないが、成功する、しないを分かつのは頭の良さではなく、「行動力」である。
 仕事は大きくなればなるほど、1人で完結させることは難しい。もちろん例外はあるが、頭の良い人は、大抵の問題を1人でこなせるため、助けを求めることが下手である。また、うまく助けを求める人は、上にかわいがられることも多い。人は頼られることが好きなので、時には人に頼ることが人間関係を円滑にする。