安城市の本證寺

今川義元の死で岡崎へと戻り、松平元康から徳川家康へ名乗りを変えて、三河統一へと邁進する家康に立ちはだかった強敵・三河一向一揆。その本拠となったは、満々と水を湛える内濠や深さ6mもの外濠に囲まれた、いわば「城郭寺院」である安城市本證寺
本證寺は、鎌倉時代の創建で、戦国時代に三河一向一揆の拠点となりました。本堂は、江戸時代初期に再建され、境内地は、堀を巡らした城郭伽藍と呼ばれる遺構が残り、全国的にも珍しい造りとなっている。境内地は国指定で、本堂は県指定文化財となっており、国指定重要文化財聖徳太子絵伝をはじめ数々の寺宝も保存されている。(安城市観光協会HPより)