今日はこどもの日。

◆こどもの日(こどものひ)とは、日本における国民の祝日の一つ。日付は5月5日である。端午の節句とも言われる。祝日法2条によれば、「こどもの人格を重んじ、こどもの幸福をはかるとともに、母に感謝する」ことが趣旨である。5月5日は古来から端午の節句として、男子の健やかな成長を願う行事が行われていた。国会にこどもの日を祝日とする請願が寄せられた際にも、5月5日を希望するものが多かったためである。
端午(たんご)は五節句の一。端午の節句、菖蒲の節句とも呼ばれる。日本では端午の節句に男子の健やかな成長を祈願し各種の行事を行う風習があった。五節句は、人日(1月7日)、上巳(3月3日)、端午(5月5日)、七夕(7月7日)、重陽(9月9日)である。鎌倉時代ごろから「菖蒲」が「尚武」と同じ読みであること、また菖蒲の葉の形が剣を連想させることなどから、端午は男の子の節句とされ、男の子の成長を祝い健康を祈るようになった。鎧、兜、刀、武者人形や金太郎・武蔵坊弁慶を模した五月人形などを室内の飾り段に飾り、庭前にこいのぼりを立てるのが、典型的な祝い方である(ただし「こいのぼり」が一般に広まったのは江戸時代になってからで、関東の風習として一般的となったが京都を含む上方では当時は見られない風習であった)。鎧兜には男子の身体を守るという意味合いが込められている。こいのぼりをたてる風習は中国の故事にちなんでおり、男子の立身出世を祈願している(こいのぼりの項)。典型的なこいのぼりは、5色の吹き流しと3匹(あるいはそれ以上)のこいのぼりからなる。吹き流しの5色は五行説に由来する。
 端午の日にはちまきや柏餅(かしわもち)を食べる風習もある。柏餅を食べる風習は日本独自のもので、柏は新芽が出るまで古い葉が落ちないことから「家系が絶えない」縁起物として広まっていった。なお、男の赤ん坊をもつ家庭にとっては初節句となるため、親族総出で祝われることも多い。

<今日のニュース>
◆子供の割合“42年連続”減少
 日本の人口に占める15歳未満の子どもの割合は12.6%で、42年連続の減少となった。15歳未満の子どもの数は1605万人で前年と比較して15万人少なくなり、35年連続で減少、1950年以降で過去最低を記録したことが総務省統計局の人口推計から分かった。人口が4000万人以上の国ではドイツ、イタリア、韓国などを下回り最も低い。都道府県でみると、高い順で沖縄県滋賀県佐賀県、低い順で秋田県・東京都・北海道となった。
◆東京あきる野市など、東京都心では今年一番の最高気温27.4度を記録した。


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