六十干支

<今日の江戸検>

◆昨日の講義の基礎ポイントの整理。

Q1 十二支は言えますか。かけますか。
 ・十二支(じゅうにし)は「子 丑 寅 卯 辰 巳 午 未 申 酉 戌 亥」(「鼠 牛 虎 兎 竜 蛇 馬 羊 猿 鳥 犬 猪」)であり、その読み方は「ね・うし・とら・う・たつ・み・うま・ヒツジ・さる・とり・いぬ・い」

Q2 そして、十干は言えますか。書けますか。
 ・十干(じっかん)は「甲乙丙丁戊己庚辛壬癸」であり、その読み方は「こう・おつ・へい・てい・ぼ・き・こう・しん・じん・き」である。「干」は木の幹が語源で、十干については甲と乙を「木」、 丙と丁を「火」、戊と己を「土」、庚と辛を「金」、壬と癸を「水」に分け、さらにそれぞれを陽(兄・え)と陰(弟・と)に分類した。よって読み方は以下のようになる。
 ・甲は「木(き)の陽(え)」「きのえ」、乙は「木(き)の陰(と)」「きのと」、丙は「火(ひ)の陽(え)」「ひのえ」、丁は「火(ひ)の陰(と)」「ひのと」、戊は「土(つち)の陽(え)」「つちのえ」、己は「土(つち)の陰(と)」、「つちのと」。庚は「金(か)の陽(え)」  1、「かのえ」 辛は「金(か)の陰(と)」「かのと」 壬は「水(みず)の陽(え)」「みずのえ」。癸は「水(みず)の陰(と)」「みずのと」。
 ・整理すると、十干は「甲(こう)・乙(おつ)・丙(へい)・丁(てい)・戊(ぼ)・己(き)・庚(こう)・辛(しん)・壬(じん)・癸(き)の総称。甲(きのえ)・乙(きのと)・丙(ひのえ)・丁(ひのと)・戊(つちのえ)・己(つちのと)・庚(かのえ)・辛(かのと)・壬(みずのえ)・癸(みずのと)とよぶ。

 これらをきちんと覚えてないと 六十干支をつかえず、テストの回答ができない。