バテレン追放令

<今日の江戸学トピック>
◆慶長18年(1613)12月23日、幕府は徳川2代将軍秀忠の朱印を押した、バテレン追放令を公布。バテレンとはポルトガル語のパードレの日本語化で、宣教師のうちの司祭の職をさすそうである。日本は神・仏・儒三教えの国だとし、キリスト教が日本の正宗を惑わすとし、キリスト教を取り払うことが目的。法令の文案を起草したのは金地院崇伝で、命じられた日のうちに一気に書き上げた。

池上彰vs小池知事 ”敵”は自己プロデュース。
 都知事選では所属する自民党と対立する形で立候補した小池知事。しかし圧倒的得票するで勝利した。大きな敵と戦うことを見せることで都民の指示を得られ、それをうまく自己演出しているのではという池上氏に対し、小池都知事は「基本的にプロデューサー型で、人を動かす方が楽しい」などと話した。就任後は築地市場豊洲移転延期や五輪会場の計画を見直しなどを打ち出した。その手法に都議会からは反発の声もあがった。小池都知事は「都議会と齟齬があったのは事実。都の大改革をするには都知事、都議会が二元代表制で、都議会とどう改革していくかが大切」などと述べた。しかし内田茂氏率いる自民党との対立は深まっている。