第12回江戸文化歴史検定の試験概要発表。

◆第12回江戸文化歴史検定の試験概要
 試験概要公開、及び申込受付を開始された。今年度は8月に【3級夏検】、11月に【本試験】が開催される予定である。受験日は平成29年11月3日(金・祝)、申し込み締め切りは平成29年9月26日(火)である。
 "今年のお題"は、「疾走!幕末・維新〜新選組結成から戊辰戦争まで」である。2級と1級では、お題に関する問題が約2割出題される。
 出題意図:慶応4年(1868)1月、日本は史上最後の内戦に突入しました。戊辰戦争です。2017年は開戦から150年という、記念の年になります。約250年にわたって続いた泰平の世が終わりを告げ、日本が国際社会の荒波に直面することになった激動の時代を、人びとはどのように生きたのでしょうか。 徳川慶喜勝海舟榎本武揚坂本龍馬西郷隆盛奇兵隊新選組彰義隊・白虎隊――未曽有の国難の時代に、明日の日本を切り拓こうと息をつめて駆け抜けた人びと。その熱く激しい疾走感こそが、私たちを幕末・維新期に惹きつける理由なのでしょう。歴史に名を残した著名人ばかりでなく、時代に翻弄されつつもしたたかに生き抜く庶民の姿にも注目しながら、現代の日本を理解するうえで重要なこの時期について、皆様と一緒に考えてみたいと思います。   <江戸文化歴史検定 http://www.edoken.jp/index.html>より引用

<江戸学トピック>
◆文政10年(1827)4月5日、廻船業者の高田屋嘉兵衛が亡くなった。59歳。淡路島出身の廻船業者。21歳で船乗りとなり、船頭として独立。箱館に出店をもうけ、幕命受けて択捉島への航路や同島の漁場を開発、蝦夷地御用定雇船頭に。江戸幕吏に捉えられたゴロブニンの箱館幽囚の報復で、ロシア船に捉えられ、一時カムチャツカに連行されましたが、冷静沈着な対応にロシア側が感服、のち送還。ゴローブニンの釈放、そして日露間の紛争解決につとめました。

◆巨人、2013年以来開幕5連勝。

<今日の読書>
・ 博覧強記
・ 大名と百姓