真幡寸神社 ( まはたきじんじゃ )
④◆城南宮の摂社として応神天皇が祀られている神社はどこか。
ア、飛鳥田神社 イ、真幡寸神社 ウ、芹川天満宮 エ、三照宮
<解答> イ、真幡寸神社
<解説> 城南宮は平安京の南を守る社としての歴史を持ち、方除け、厄除けのご利益で信仰を集めている。境内の摂社の中で、応神天皇を祀っているのは真幡寸神社 ( まはたきじんじゃ ) で、 『 延喜式 』 の神名帳にも記されている。境外摂社である飛鳥田神社 ( あすかたじんじゃ ) のご祭神は、荷田龍頭田 ( かだのりゅうとうだ ) の遠祖の霊であり、梅の木に囲まれた芹川天満宮 ( せりかわてんまんぐう ) のご祭神は菅原道真であり、城南宮の朱の鳥居の南側にある三照宮 ( さんしょうぐう ) のご祭神は、天照大御神である。(2級)
南禅寺について
ア、声明面 イ、学問面 ウ、武家面 エ、算盤面
<解答> ウ、武家面
<解説> 南禅寺は、正応4 ( 1291 ) 年、宋から帰国した無関普門 ( むかんふもん ) を開山とし、亀山天皇が東山の離宮を禅寺に改めたことが起こり。翌年より伽藍建立が開始され、仏殿の落成から最後の法堂の完成まで15年を費やした。建武元 ( 1334 ) 年、鎌倉幕府を倒して政権を握った後醍醐天皇によって京都五山の第一位となり、その後足利義満によって五山のさらに上位に位置づけられた。その後武家の信仰が篤く 「 南禅寺の武家面 ( ぶけづら ) 」 と称された。 声明面 ( しょうみょうづら ) と称されたのは相国寺であり、学問面 ( がくもんづら ) と称されたのは建仁寺であり、算盤面 ( そろばんづら ) と称されたのは妙心寺である。(3級)