おとなり日記(平成24年1月26日のブログに)から、今思うこと。

「はんなりマンゴー 2012-01-22 悶死しそうな嘘つき東電回文思索」のブログ(抜粋)から『福島第1原発の原子炉データを、国の原子炉監視システムに送信する装置の非常用電源が、事故の4カ月前に行った工事で取り外されたまま放置されていたことが18日判明したそうだ。非常用電源があれば地震後約2時間はデータを送信できた可能性が高い。これにより原子炉の温度や周辺の放射線量などを監視する「ERSS」と呼ばれるシステムにデータを送信できず、さらにはERSSのデータを基に放射性物質の拡散を予測するシステム「SPEEDI」が活用できなかった。・・・・』」が伝える力2のおとなり日記にあったが、本当の意味を伝えていなかった東電に伝える力が必要である。人はわからないと不安になる。まして、福島原発のような大事故では、非常事態が起きたとき、人は何に不安を感じるのでしょうか。「わからない」ことにも大きな不安につながります。「何が起きているのかわからない。政治家や専門家が話している意味がわからない。どうすればよいか、わからない。」こうした状況では誰もが不安になります。さらに分かっていたことを話さないことも大きな問題である。当時の菅首相の作った会議の議事録がない。自分は専門家であると言いながら、何もできない。何も自分で判断できない。災害を人災にした責任者である。役所であれ、民間であれ、リーダーの危機管理は重要であり、対処の責任は、時に犯罪になるほど重い。