武将・名将にみる「上司の心得」

 この本は、童門冬二が、日本の武将、名将の名言をわかりやすい現代語に変換し、リーダーの心得をまとめたものである。いつの時代も組織の成果はリーダー次第。どんな分野であってもリーダー次第である。
私なりに名言を拾ってみると、
 ・誰にでも褒められる人間は国を滅ぼす  毛利元就(p23)
 ・他人から悪口を言われる者の中に、かえってほんとうの人物がいる 徳川家光(p64)
 ・上司のたるみはすぐ部下に伝わるぞ 加藤清正(p109)
 ・部下の報告は必ず眼で確かめよ  寺沢広高(p123)