『「企み」の仕事術』(阿久 悠著・ロング新書)より

『「企み」の仕事術』(阿久 悠著・ロング新書)より気になる言葉
●「修行のように日記を書く」
 僕は長い間ずっと日記をつけている。その日に何があり、その日は何であったか、僕のアンテナに引っかかったものを、世界情勢から料亭の料理まで同格に書いてある。それはアンチロマンの極である。その日のことをイタリア製の大判の日記帳一頁にともかくびっしりと埋めるのは難行である。アンテナのかかりの悪い日もある。しかし、修行のように書いている。日記を書き続けるということは僕にとって重要なことだ。日記を書くために、僕はいつもアンテナを張っていられる。毎日緊張して生きているといっても過言ではない。
→考えてみると、10代から20代にかけて自分も日記をかいていた記憶がある。今はブログかな。日記でなくても現在の情報ストックのように書きとめておくことは自分の財産かもしれない。現在100冊のA5版のノートがまさに、情報ストックである。汚い字だが、書きとめておくことは自分の財産かもしれない。