日本人の横綱は?

<今日のニュース>
日馬富士、2場所連続全勝優勝で横綱へ。日本人横綱は今回もなし。なぜ、モンゴル人は強いの?
・日中国交回復40周年記念事業延期。尾を引く尖閣問題。

<9月23日生まれの偉人>
◆ウォルター・リップマン(Walter Lippmann, 1889年9月23日-1974年12月14日)は、アメリカ合衆国のジャーナリスト、コラムニスト、政治評論家。ドイツからのユダヤ移民の三世としてニューヨーク市に生まれる。1906年ハーヴァード大学に入学し3年間で全単位を修得し、最後の1年は同大学の教授で哲学者のジョージ・サンタヤナの助手を務める。1910年に最優等賞にて卒業。
 卒業後、雑誌の編集助手を探していた著名なジャーナリストのリンカーン・ステファンズの招きに応じて『エヴリバディーズマガジン』の編集に携わる。1912年にはニューヨーク州スケネクタディ市の新市長でアメリカ社会党のG・ランの補佐になるが4ヶ月で辞職する。翌年には処女作である『政治序説』を発刊。同年に『ニュー・リパブリック』の創刊に携わり、セオドア・ルーズベルトとともに「ニュー・ナショナリズム」を説く。第一次世界大戦中、ウッドロウ・ウィルソン大統領のアドヴァイザーを務め、情報将校として渡仏し、対ドイツ軍に対する宣伝ビラの作成をしたり、「十四か条の平和原則」の原案作成に関わる。
 戦後間もない1922年に『世論』を刊行。『ニューヨーク・ワールド』紙の論説委員・編集長を務めた後、『ニューヨーク・ワールド』紙の廃刊にともない、ライバル紙であった『ニューヨーク・ヘラルド・トリビューン』紙のコラムニストになる。1931年9月8日から、彼のトレード・マークともなったコラム『Today and Tomorrow』が『ニューヨーク・ヘラルド・トリビューン』紙に掲載される。マッカーシズムベトナム戦争に対し、鋭い批判を行い、ジョンソン政権と「リップマン戦争」と呼ばれる激しい論争を起こす。1967年5月25日の掲載を最後に『Today and Tomorrow』を断筆。
◆出原洋三、(いずはら・ようぞう。1938年9月23日ー)日本の経営者。日本板硝子会長。大阪府出身。京都大学法学部卒業後、日本板硝子に入社。硝子長繊維事業部長、子会社の日本硝子繊維社長、本社常務取締役などを経て社長に就任。
 ●名言
 ・前例のない困難なことに取り組む際は、ブレないビジョンと危機意識が人に強い力を与えます。だからこそリーダーになる人に強い危機感を持ってもらわないといけません。
 ・会社の置かれた環境を考えて、自分たちは隆々として生き残れるのか。トップは危機感を持つ必要があります。そうでないと、つい現状維持の方向でものごとを考えてしまいます。
 ・従来の延長線上ではなく、業界を俯瞰的に眺めて、大胆に戦略を考える必要があります。
 ・品質を重視する日本企業は、お金をかけすぎて利益を上げづらい問題があります。逆に欧米企業にはコスト重視で、品質が十分でない場合があります。大事なのは顧客が求める品質とコストのバランスです。

<本の紹介>
横綱の品格 (ベースボール・マガジン社新書)http://d.hatena.ne.jp/asin/4583100752