今日、衆議院選。果たして、日本を、そして世界を引っ張れるリーダーがあらわれるのか。

◆ 政権の維持かそれとも交代か第46回衆議院選挙は、きょう全国各地で投票が行われた。午後4時現在の投票率は前回を下回っているらしいが、深夜には大勢が判明する見通しらしい。 今回の衆院選には、300の小選挙区と定数180の比例代表議席に、12の政党などから今の憲法の下では最多となる1504人が立候補している。前回の衆院選政権交代を成し遂げた民主党が引き続き、政権を維持するのか、自民党公明党が政権に復帰するのか、また、いわゆる「第三極」がどの程度の議席を獲得できるのか、といった点が焦点である。総務省が発表した午後4時現在の全国の投票率は34.87パーセントで前回の衆院選に比べ6.96ポイント下回っている。

 国民の関心が薄れたのか。商店がぼけたのか。わからないが、どうも投票行動が減少したようである。組織政党が強くなるであろう。無党派は動かず、第三局は難しい状況。マスコミの予想通り、自公政権の誕生か。また安倍政権か。参議院がねじれダリ、来年7月までは安全運転か。自公民の大翌賛政権誕生で、日本はどうなるのか。

◆ 8時以降の開票速報から
 自民党が16日の衆院選で圧勝し、政権与党に復帰する。安倍晋三総裁は、政策ごとに連携できる相手に協力を求める「部分連合」で政権を運営していく考え。連立を組む公明党と合わせても、参院では過半数に届かないためだ。参院で否決された法案の衆院再可決が可能な320議席以上を自公両党で確保した場合でも、日銀総裁人事などでは参院の同意が必要となる。衆参の「ねじれ」が政権のアキレスけんとなる可能性は残る。参院の党派別勢力(16日現在)は、自民党83議席公明党19議席で、合計で102議席。欠員が6あり、採決に加わらない議長を除く過半数は118議席となり、自公両党は16議席及ばない。衆院で自公が320議席以上に達したとしても、自民党幹部は「強引な手法は避けたい」として、再可決には慎重な構えだ。来年4月8日に任期切れとなる日銀総裁をはじめ、国会同意人事では参院の同意が不可欠で、金融政策を重視する安倍氏としては、参院に配慮して国会を運営するとみられる。政権を安定させるには、参院第1党の民主党(88議席)との大連立も選択肢だが、来年夏に参院選を控えていることもあり、安倍氏は否定的だ。一方、みんなの党(11議席)と日本維新の会(3議席)、新党改革(2議席)の協力が得られればかろうじて過半数を確保できる。しかし、みんなの渡辺喜美代表は反消費増税を鮮明にしており、実現へのハードルは高い。 安倍氏としては、当面は部分連合でしのぎつつ、参院選後に本格的な安定政権を目指す戦略か?