悲劇:東京都公式Twitterアカウントが一斉開設 → スパム扱いされ凍結状態に。今日復活。

東京都公式Twitterアカウントが一斉開設 → スパム扱いされ凍結状態に。33個のうち13個が凍結中。すでに解除は依頼しており、復旧の見込みはあるとのこと。
 猪瀬直樹・新東京都知事の方針で、東京都は30局ほどある所管局のすべてでTwitter公式アカウントを開設したが、12月25日現在、約3分の1のアカウントが凍結状態になっている。「東京都のTwitter公式アカウント」にある33アカウントのうち、凍結されているのは「東京都生活文化局」(@tocho_seibun)や「東京都総務局復興支援対策部」(@tocho_fukko)など13アカウント。猪瀬都知事は新しい都政として、石原都政を継承、なおかつスピードアップした改革を強調している。今回のTwitterアカウント開設もその具体的施策の1つだった。東京都の広報担当者によると、同じIPアドレスから“tocho”を冠したアカウント名を複数連続して作成したのが凍結の原因だそうだ。Twitterはルールの項目「シリアルアカウント」にて、「秩序を乱すことや不正利用を目的として、連続したアカウントを作成することを禁じます。大量にアカウントを作成した場合、その全てのアカウントが凍結の対象となります」と明記している。
 対応として、東京都はTwitter Japanに凍結の解除を申請しているとのこと。Twitter Japanからは「アメリカの本社へ解除を依頼した」という回答。
 相次いで凍結されていた東京都の公式Twitterアカウントが12月26日、復活した。午後6時時点で、「東京都総務局」(@tocho_soumu)や「東京都青少年・治安対策本部」(@tocho_aochi)、「東京都中央卸売市場」(@tocho_shijou)などのアカウントが復活。都によると、午後7時の時点で全て凍結は解除された。