「速さ」「挑戦」「指導力」・・・・経営者が占う2013年であり、経営者がまさに問われるキーワード。リーダーシップの発揮できる政治家の出現を願う。

 日本経済を占うキーワードは、「スピード」である。景気の停滞時の日本では、経営者は、「成長戦略の迅速な実行が不可欠」と認識している。「日本経済の停滞を覆すためには、企業や組織が真っ先に一歩踏む出す姿勢を続けていくしかない。」とし、「スピードとチャレンジ」をあげた。セブン&アイ・ホールディングス鈴木敏文会長は、「リーダーシップ」を挙げ、「デフレを脱却し、新たな成長サイクルを実現するためには、政治のリーダーシップによる国家および産業構造の改革が不可欠」と強調した。まさに、国家としての決断であり、海外から信頼を得て、日本経済の成長に寄与できるかにかかっている。日本経済のキーワードは、「速さ」「挑戦」「指導力」である。
 今東南アジアや中華圏の『アジアン』企業が元気であり、世界経済を席巻している。キーワードはハングリー。リスクを恐れず、果敢に新市場へ切り込む。飽くなき成長欲求をバネに伸び続けるアジアン企業。売上高が世界500社を選ぶ「フォーチュン」誌では、10年まえに比べ、2012年版では、日本が68社に減少したのに比べ、34社から113社に大幅に増え、世界の2割超になった。
 「日本企業の問題は意思決定の遅さだ。」という批判がある一方、「日本の従業員の質は世界でも高い」と評価されており、いかに決断し、実行して行くかに問われており、まさにリーダーシップの発揮どころであろう。
 「過去の成功体験を引き摺らず、自社の強みを見極め、大胆に行動できるか。経営者の力量が問われている。円高、電力不足などに嘆く間にも、日本企業は立ち止まらず、挑戦して行くしか道はないのかも。
経営者に求められると同時に政治家にも求められることかもしれない。でも、そんな政治家はいるのか?、「リーダーシップ」をもち、「デフレを脱却し、新たな成長サイクルを実現するためには、る国家および産業構造の改革が不可欠であり、長期的スパンで日本という国を引っ張って行くちからのある政治家の出現を願うだけ。

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日体大、30年ぶり総合優勝。予選会から史上2校目快挙。
 昨日に続き、箱根駅伝は3日、神奈川県箱根町芦ノ湖から東京・大手町までの復路5区間109・9キロで行われ、往路1位の日体大が復路で1度でもトップを譲らず、総合タイム11時間13分26秒で1983年以来30年ぶり10回目の総合優勝を果たした。予選会からの総合優勝は97年の神奈川大以来、史上2校目となった。

(1月3日生まれの偉人)
◆坂本 龍馬(さかもと りょうま、天保6年11月15日(1835年1月3日) - 慶応3年11月15日(1867年12月10日))は、江戸時代末期の志士、土佐藩郷士。諱は直陰(なおかげ)、のちに直柔 (なおなり)。龍馬は通称。 他に才谷 梅太郎(さいだに うめたろう)などの変名がある (手紙と変名の項を参照)。土佐郷士に生まれ、脱藩した後は志士として活動し、貿易会社と政治組織を兼ねた亀山社中(後の海援隊)を結成した。薩長同盟の斡旋、大政奉還の成立に尽力するなど倒幕および明治維新に影響を与えた。大政奉還成立の1ヶ月後に近江屋事件で暗殺された。司馬遼太郎の小説『竜馬がゆく』の主人公として描かれて以降、知名度を飛躍的に上げ、幕末の風雲児として国民的人気を得る。
船中八策とは、
1.天下ノ政権ヲ朝廷ニ奉還セシメ、政令宜シク朝廷ヨリ出ヅベキ事(大政奉還
2.上下議政局ヲ設ケ、議員ヲ置キテ万機ヲ参賛セシメ、万機宜シク公議ニ決スベキ事(議会開設)
3.有材ノ公卿諸侯及ビ天下ノ人材ヲ顧問ニ備ヘ官爵ヲ賜ヒ、宜シク従来有名無実ノ官ヲ除クベキ事(官制改革)
4.外国ノ交際広ク公議ヲ採リ、新ニ至当ノ規約ヲ立ツベキ事(条約改正)
5.古来ノ律令を折衷シ、新ニ無窮ノ大典ヲ撰定スベキ事(憲法制定)
6.海軍宜ク拡張スベキ事(海軍の創設)
7.御親兵ヲ置キ、帝都ヲ守衛セシムベキ事(陸軍の創設)
8.金銀物貨宜シク外国ト平均ノ法ヲ設クベキ事(通貨政策)
 である。維新政府に参加することなく、龍馬はなくなったが、世界情勢をよく知り、近代国家日本を建設しようとしており、まさに、日本のこれからのあり様を考えていた人物であり、偉人の一人に挙げることができる。今日、龍馬は知られているが、『竜馬がゆく』により、司馬遼太郎により、国民に認知されたと言っても過言ではない。