「マーケティング立国ニッポンへ。」を読みつづける。そして今日は『長命寺桜もち』

◆始めて、マーケティング論の本を読みだす。全てを読み切ったわけではないが、マネジメントと組織力で日本企業は蘇生するための“勝つ”新しいマーケティング論といえよう。まさに、起業のための参考になろう。前回のポイントをさらにせいりするために。

◎ 北海道コンビニNo.1 「セイコーマート
  女性ファッション誌第1位 「宝島社」
  損保(単体)首位を支える 「東京海上日動システムズ」
  ビッグデータスマートデバイスの普及によるデジタル時代、一人のCMOの活躍ではなく、マネジメントと組織力で成功する日本企業のマーケティング  に迫る。
 ・100円惣菜。
  それは、セイコーマートの代名詞ともいえる存在だが、 実のところこれは同社が名づけたものではないという。100円で商品を顧客に提供したい。そう 思って点数を広げていったところ、 次第に商品群がオリジナリティを持ち始め、 生活者が自然とそれらを100円惣菜と呼び始めた。それがいまでは定着 したというのだ。
  日々、“故意の差別化”に頭を悩ますマーケターからすれば理想的なストーリーだ。 ―――本文より

◆『長命寺桜もち』
 「長命寺桜もち」は、古来より親しまれている。桜もちの由来は、当店の創業者山本新六が享保二年(一七一七年、大岡越前守忠相が町奉行になった年)に土手の桜の葉を樽の中に塩漬けにして試みに桜もちというものを考案し、向島名跡長命寺の門前にて売り始めたそうである。その頃より桜の名所でありました隅田堤(墨堤通り)は花見時には多くの人々が集い桜もちが大いに喜ばれた。これが江戸に於ける桜もちの始まり。葉をはずして、お餅にうつった桜葉の香りと餡の風味を楽しみ、桜葉をとって味わうもの。

(3月3日生まれの偉人)
◆青木 周藏(あおき しゅうぞう、天保15年1月15日(1844年3月3日) - 大正3年(1914年)2月16日)は、明治、大正期の外交官、政治家。