今日は瀬戸大橋開通25周年。「ビジネス書大賞Biz-Tai2013」に11作品がノミネートされる。

◆瀬戸大橋(せとおおはし)は、瀬戸内海をまたいで本州(岡山県倉敷市)と四国(香川県坂出市)を結ぶ10の橋の総称であり、本州四国連絡橋のひとつ。1978年の着工から9年6ヶ月を経て1988年4月10日供用開始され、総事業費はおよそ1兆1338億円である。橋梁上部構造部分は、上部に4車線の瀬戸中央自動車道が走り、下部にJR本四備讃線(愛称:瀬戸大橋線)が通る2階建ての構造であり、用途が2通りあることから「鉄道道路併用橋」と呼ばれている。塩飽諸島の5つの島の間に架かる6つの橋梁と、それらを結ぶ高架橋により構成されており、橋梁部9,368 m、高架部を含めると13.1kmの延長を持つ。これは鉄道道路併用橋としては世界最長で、人工衛星写真でも確認できる。橋梁は吊り橋・斜張橋・トラス橋の3種類を併設。
 そして今日開通25周年を迎えた。本四間をつなぐ大動脈となっているが、瀬戸中央自動車道とJR瀬戸大橋線、フェリー会社間の競争は激化している。来年度以降、車両通行料金が一般高速道路並みに引き下げられる予定だからだ。JR児島駅では当日、同線開業25周年記念式典が行われた。JR四国によると、1日約2万人の乗客があり、うち約5千人が通勤・通学者が利用。同社の泉雅文社長は「瀬戸大橋線はまさに香川と岡山を結ぶ生活路線だ」と話している。一方、瀬戸中央自動車道の利用台数は、初年度約385万3千台から24年度は年間約740万2千台に。児島−坂出北インターチェンジ間の料金は当初5500円だったが、現在は3500円、自動料金収受システム(ETC)は2450円(平日昼間・普通車)まで下がった。しかし、が、宇野−高松港の航路を運営していた2社のうち、国道フェリーが昨年10月、約半世紀続いた運航を休止した。唯一の定期航路となった四国フェリーは、来年度の通行料金引き下げの対策として、4月から運営を子会社の四国急行フェリーに移管した。同急行フェリーの堀川満弘社長は「売り上げの7割がトラック(大型車)の収入。まさに、瀬戸大橋の4半世紀は、厳しい料金競争の幕開けといえよう。


◆「ビジネス書大賞Biz-Tai2013」のノミネート作
 「ビジネス書大賞Biz-Tai2013」のノミネート作が発表された。この賞は、書店員や書評家、ビジネス書に関わる編集者などからなる実行委員会が、その年を代表するビジネス書を選出するもの。「大賞」「書店賞」「特別賞」など受賞作は4/26(金)に発表されるが、候補として以下の11作がノミネートされている。

『ワーク・シフト』(リンダ・グラットン著) http://f.msgs.jp/r/c.do?iG_mJ_a1_eww
『ビジネススキル・イノベーション』(横田尚哉著) http://f.msgs.jp/r/c.do?iH_mJ_a1_eww
スタンフォードの自分を変える教室』(ケリー・マクゴニカル著)http://www.amazon.co.jp/%E3%82%B9%E3%82%BF%E3%83%B3%E3%83%95%E3%82%A9%E3%83%BC%E3%83%89%E3%81%AE%E8%87%AA%E5%88%86%E3%82%92%E5%A4%89%E3%81%88%E3%82%8B%E6%95%99%E5%AE%A4-%E3%82%B1%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%BB%E3%83%9E%E3%82%AF%E3%82%B4%E3%83%8B%E3%82%AC%E3%83%AB/dp/4479793631
『99%の人がしていない たった1%の仕事のコツ』(河野英太郎著)http://www.amazon.co.jp/99-%E3%81%AE%E4%BA%BA%E3%81%8C%E3%81%97%E3%81%A6%E3%81%84%E3%81%AA%E3%81%84-%E3%81%9F%E3%81%A3%E3%81%9F1-%E3%81%AE%E4%BB%95%E4%BA%8B%E3%81%AE%E3%82%B3%E3%83%84-%E6%B2%B3%E9%87%8E-%E8%8B%B1%E5%A4%AA%E9%83%8E/dp/4799311344
『採用基準』(伊賀泰代著)http://www.amazon.co.jp/%E6%8E%A1%E7%94%A8%E5%9F%BA%E6%BA%96-%E4%BC%8A%E8%B3%80-%E6%B3%B0%E4%BB%A3/dp/4478023417
『超入門 失敗の本質 日本軍と現代日本』(鈴木博毅著)http://www.amazon.co.jp/%E3%80%8C%E8%B6%85%E3%80%8D%E5%85%A5%E9%96%80-%E5%A4%B1%E6%95%97%E3%81%AE%E6%9C%AC%E8%B3%AA-%E6%97%A5%E6%9C%AC%E8%BB%8D%E3%81%A8%E7%8F%BE%E4%BB%A3%E6%97%A5%E6%9C%AC%E3%81%AB%E5%85%B1%E9%80%9A%E3%81%99%E3%82%8B23%E3%81%AE%E7%B5%84%E7%B9%94%E7%9A%84%E3%82%B8%E3%83%AC%E3%83%B3%E3%83%9E-%E9%88%B4%E6%9C%A8-%E5%8D%9A%E6%AF%85/dp/4478016879
『Think Simple―アップルを生みだす熱狂的哲学』(ケン・シーガル著)http://www.amazon.co.jp/Think-Simple%E2%80%95%E3%82%A2%E3%83%83%E3%83%97%E3%83%AB%E3%82%92%E7%94%9F%E3%81%BF%E3%81%A0%E3%81%99%E7%86%B1%E7%8B%82%E7%9A%84%E5%93%B2%E5%AD%A6-%E3%82%B1%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%82%B7%E3%83%BC%E3%82%AC%E3%83%AB/dp/4140815450
『ビジネスモデル・ジェネレーション』(アレックス・オスターワルダー著/イヴ・ピニュール著)http://www.amazon.co.jp/%E3%83%93%E3%82%B8%E3%83%8D%E3%82%B9%E3%83%A2%E3%83%87%E3%83%AB%E3%83%BB%E3%82%B8%E3%82%A7%E3%83%8D%E3%83%AC%E3%83%BC%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%B3-%E3%83%93%E3%82%B8%E3%83%8D%E3%82%B9%E3%83%A2%E3%83%87%E3%83%AB%E8%A8%AD%E8%A8%88%E6%9B%B8-%E3%82%A2%E3%83%AC%E3%83%83%E3%82%AF%E3%82%B9%E3%83%BB%E3%82%AA%E3%82%B9%E3%82%BF%E3%83%BC%E3%83%AF%E3%83%AB%E3%83%80%E3%83%BC/dp/4798122971
『MAKERS』(クリス・アンダーソン著)http://www.amazon.co.jp/MAKERS%E2%80%9521%E4%B8%96%E7%B4%80%E3%81%AE%E7%94%A3%E6%A5%AD%E9%9D%A9%E5%91%BD%E3%81%8C%E5%A7%8B%E3%81%BE%E3%82%8B-%E3%82%AF%E3%83%AA%E3%82%B9%E3%83%BB%E3%82%A2%E3%83%B3%E3%83%80%E3%83%BC%E3%82%BD%E3%83%B3/dp/4140815760
トヨタの片づけ』(OJTソリューションズ著)http://www.amazon.co.jp/%E3%83%88%E3%83%A8%E3%82%BF%E3%81%AE%E7%89%87%E3%81%A5%E3%81%91-OJT%E3%82%BD%E3%83%AA%E3%83%A5%E3%83%BC%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%B3%E3%82%BA/dp/4806145483
『これだけ!PDCA』(川原慎也著)http://www.amazon.co.jp/%E3%81%93%E3%82%8C%E3%81%A0%E3%81%91-PDCA-%E5%B7%9D%E5%8E%9F%E6%85%8E%E4%B9%9F/dp/4799101307

 昨年は『僕たちは君たちに武器を配りたい』(瀧本哲史著)と『スティーブ・ジョブズ(I)(II)』(ウォルター・アイザックソン著)が大賞に輝いたが、ここ数年の傾向として単なるノウハウ本ではなく、物事の考え方など本質にアプローチしたものが目立つようになっている。
http://f.msgs.jp/r/c.do?iI_mJ_a1_eww

 昨年末から今年にかけての政権交代や円安の進行など、時代の転換期にさしかかっている今、一体どの一冊が大賞を受賞するのであろうか。
http://f.msgs.jp/r/c.do?iF_mJ_a1_eww


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(4月10日生まれの偉人)
◆川上 澄生(かわかみ すみお、明治28年(1895年)4月10日 - 昭和47年(1972年)9月1日)は、日本の版画家。神奈川県出身。青山学院在学中に、木口木版の合田清と知り合っている。川上澄生木版画には、大正末期から昭和の頃に盛んとなったオランダ文化研究の影響がみられる。かつての横浜絵や長崎絵のような発想・主題からやがて明治の文明開化期の詩的表現へと向かっている。特に長崎南蛮風俗、明治開化風俗に惹かれ、それらは素朴な彫り味と、懐古的な詩情に満ちており、独自なプリミティブな作品を生み出すこととなった。彼の版画は、すべての工程を一人で行う創作版画であり、自作の版画による絵本も愛好すべきものとなっている。また、ガラス絵、肉筆画も残しており、国画会の会員となっている。
萩原朔太郎の小説「猫町」のデザインを自著のもっとも気に入っている。この本には、「装飾案・萩原朔太郎 画・川上澄生」となっており、朔太郎とつながりこの本にみた。
◆淀川 長治(よどがわ ながはる、1909年(明治42年)4月10日 - 1998年(平成10年)11月11日)は、日本の雑誌編集者、映画解説者、映画評論家である。長年にわたって「日曜洋画劇場」の解説を務め、ヨドチョーさん、ヨドさんの愛称のほか、その独特の語り口からサヨナラおじさんとして親しまれた。
ヨーロッパ映画の輸入と日本映画の海外への輸出を仕事にしていた川喜多長政1903年生まれ)の記念館には、交流のあった映画人としての一人として、淀川長治は、チャプリン、ドヌーブ、黒沢明尾上梅幸大島渚アラン・ドロン原節子などと並んで紹介されている。
◆和田 誠(わだ まこと、1936年(昭和11年)4月10日 - )は、日本のイラストレーター、エッセイスト、映画監督。大阪府生まれ。
グラフィックデザイナーとしての代表作は、たばこ「ハイライト」のパッケージデザイン。ほかに、フジテレビ『ゴールデン洋画劇場』のオープニングタイトルなども広く知られる。イラストレーターとしては、「週刊文春」の表紙や、星新一著作の挿絵を多数手がける。書籍のブックデザイン(装丁)の仕事も数多い。たとえば、星新一丸谷才一の一連の作品や村上春樹アフターダーク』など。本のバーコードは通常、裏表紙のカバーに直接印刷されるが、誠はこれを嫌う。そのため、彼が装丁を手がける本の裏表紙カバーにはISBNの数字のみが表示される。その際バーコードは帯に印刷されることが多い。
 また、小泉今日子主演の『快盗ルビイ』など、映画監督としての評価も高い。異業種有名人が監督をてがけて第1作、第2作を連続でキネマ旬報ベストテン入りさせたのは後にも先にも和田独りである。これらの作品が発表された頃は、実力の伴わない異業種監督がもてはやされた時期だっただけに格の違いを見せつけた。アニメーション作家としての仕事もある。1960年(昭和35年)に久里洋二柳原良平真鍋博が「アニメーション三人の会」を結成して草月ホールで定期的に上映会を行っていた際、誠も横尾忠則手塚治虫らとともに参加し、個人で制作したアニメーション作品を発表した。そして1961年(昭和36年)にNHKで放送開始した『みんなのうた』にも参加し、初のアニメ映像作品『誰も知らない』を始め、他9曲の映像を製作した。
 丸谷才一が、「イラストレーター、装幀家、デザイナー、似顔絵画家、漫画家、エッチング画家、エッセイスト、映画監督」とあげだして、インタビューや対談もうまい、パロディスト、俳人、作曲家と並べながら、むしろできないものは何かというふうに移っていくエッセイを書いている。それほどの多彩な才人だ。

<資料の紹介>
プロジェクトX 挑戦者たち 男たち不屈のドラマ 瀬戸大橋 ?世紀の難工事に挑む? [DVD]
 http://d.hatena.ne.jp/asin/B0049SOJZG
●コミック版 プロジェクトX挑戦者たち―男たち不屈のドラマ・瀬戸大橋
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