今日から大型連休スタート。規制改革への提言(横浜市の取組)

○今日は憲法記念日であるが、憲法改正を今回の参議院のテーマになりそうであるが、憲法改正の発議要件の緩和をする憲法96条は改正すべきではない。占領軍により押しつかれてた憲法であるという主張もあるが、敗戦の結果であり、日本に革命を起こし、新たに制定しない限り原稿憲法は守るべきである。確かに条文の修正を要すところもあるが、発議条件を緩和することにより、安易に憲法改正の発議が可能となってしまう。アメリカ等の諸外国も3分の2以上の発議を取っており、要件緩和はすべきではない。
 自民党党首にして我が国の首相である安倍総理憲法改正の際によく口にされる「戦勝国アメリカによる押し付け憲法」って言い方は、格好悪いから止めた方がいいのに、と思う。占領下で作られた憲法だもの「押し付け」に決まっているが、押し付けのない占領軍なんてありません。これ即ち、我が国が敗れたが故の結果である。何だか忘れられているような気がしてくるのであえて述べるが、日本はアメリカと戦争をして負けた。日本が一方的にアメリカに侵略された「被害者」でもあるかのように、現憲法を「押し付けられた」などと宣うのは如何なものか。それとも「侵略の定義は国際的に定まっていない」が故に我が国は「被害者」なのだ、というお考えなのか。あの決定的な敗戦、そして軍備放棄を命令し「アジアのスイスたれ」と強制したのはアメリカであり、その舌の根も乾かぬ内に日本の共産化を恐れ再軍備を求めたのもアメリカである。当時の政府自民党は、戦勝国アメリカのこのような無茶ぶりに応えつつ、日米安保によって軽減された軍事費を経済活動その他にあててきた。そして朝鮮戦争による特需を起爆剤として、我が国は世界も羨む経済成長を遂げました。この歴史のどこに「被害者」としての歴史があるのか。まして、中国が、共産党に支配されたため、日本に力を入れてきたがゆえに、日本の経済成長はあったといえる。仮に、中華民国がそのまま中国を支配していれば、日本の経済成長はどうなったかわからない。歴史にたらればは通用しないが。

ワールドビジネスサテライト(5月3日放送)から
WBS 25周年企画 ライジングジャパン ゲストスペシャル 規制改革への提言
 待機児童の問題、認可保育園に申請しても入れない待機児童の数は都市部を中心に2万4825人、はじめから申請を諦めている人を含めると数十万人いるとみられている。政府は5年間で40万人の保育の受け入れを確保し待機児童ゼロにする目標を掲げた。その成功モデルとして横浜方式を展開したいとしている。横浜市は10年4月時点で1552人と全国最多だったが、林文子横浜市長が就任していらい急速に解消した。林文子さんは市長就任前はダイエーの会長兼CEOとして活躍し、日産・BMWの販売会社の社長としても活躍した。
 林文子市長に「待機児童問題」について聞く。3年前の横浜市の待機児童数はワースト1だった、解決に向けて民間の経営者をしている時に目標設定して協力してやればできたという経験があったなどと話した。民間で培った経験を市政に落としこんだ事について、林文子市長は、明確な目標設定を行なったなどと話した。家庭で子どもを育てている人を調べたらニーズが非常に多様だった、そういうニーズに合わせるような政策をやる為にコミュニケーションを取り現場の人間を中心に動いてもらい、保育コンシェルジュを設置し専任の担当者を置く、区長を集めて待機児童問題について議論を徹底的に行なったなどと話した。そして認可保育園と無認可保育園の違いについて、補助金があるかないかが変わり利用料が変わってくると説明、林文子市長は横浜市独自で認定を行い、保育料に対して補助を相当に行なったと話した。
 横浜市磯子区のおひさま保育園を取材、無認可保育園だがほぼ満員になっている。人気の秘密は駅の近くという立地で、庭がない為に認可が受けられないという。そこで横浜市では需要の高い保育園を市が横浜保育室として独自で認定し助成を行なっている。利用料を5万8100円を上限として設定し、所得に応じて5000円まで軽減される。横浜市ではこうした制度を利用して3年間で新たに1万人を収容できる保育施設を整備した。株式会社の積極活用として、横浜市は株式会社との関わりが深く全体の30%位に参入している、株式会社の参入には心配の声があるが審査機関を設けて選定している、株式会社の参入がないと無理だったなどと話した。市川眞一さんは経営形態に拘るというのはナンセンスだなどと話した。林文子さんは、横浜市は株式会社の参入を加速させた、歴史的に検証したので株式会社の参入は大丈夫だ、基礎自治体の結果を国にフィードバックさせてもらい取り入れてもらいたいなどと話した。市川眞一さんは進まない認可条件の緩和について、自治体が運営していないといけないなどの考えや既得権益化への抑制があったのではないかと分析。林文子市長は、総理の言葉は大きい、保育関係に予算を進める為に無駄な物をカットして捻出した、などと話した。市川眞一さんは、財源がかかるがこれによって景気をが刺激されると税収に返ってくるなどと説明した。林文子市長は女性に働いてもらっても男性の働き方を変えないといけないなどと話した。横浜市の取り組みを全国に広げる事について、全国に事実を伝えて、国に対して様々に訴えを行なって行きたいなどと話した。
②THE 行列・・・商売繁盛!黄金の串かつ
 岐阜県海津市にある千代保稲荷神社、室町時代に祀られたのが始まりで年間200万人以上の参拝客が訪れる。おちょぼさんの愛称で知られ、商売繁盛のご利益があり、月末の夜に開かれる月並祭には多くの人が訪れる。この参拝客に愛され続ける名物の串かつ玉家で、社長の大橋富四郎さんは月並祭の時には金ピカの衣装を着るという。月並祭の夜には串かつ・どてが1万本は出るという。外には30人以上の行列が出来る、外ではセルフサービスが基本で勝手に取ってソースが味噌につけるという。そして店内では大橋富四郎さんはチョコレートを配るというサービスを行なっている。
③トルコにも原発輸出へ
日・トルコ首脳会議 原発輸出で合意
中東を歴訪中の安倍首相は、最後の訪問国のトルコで首脳会談に臨み原子力協定を結ぶ事で合意した。会談では三菱重工業とアレバの原発受注を事実上認める事で合意、福島第一原発事故の後で原発輸出が具体的に決まったのは初めてとなる。またEPAについても協議加速で一致した。チャーラヤン経済相は番組の取材で、EPAを結ばないのは不利だ・本年度内にも正式に署名を持ち込みたいなどと話した。
④NEWS SELECTION・・・改憲で賛否 各地で訴え 96条改正が焦点に
 憲法記念日の今日、自民党日本維新の会みんなの党などの議員が、都内で開かれた憲法改正派の討論会に参加した。一方、連立を組む公明党の山口代表は街頭演説し、憲法改正に慎重な意見を述べた。また共産党社民党の議員など護憲派も都内で集会を開き、パレードを行なった。
 ・和歌山では海開き 札幌では21年ぶり降雪
 和歌山・白浜町で本州で一番早い海開きになった、札幌市では5月として21年ぶりとなる降雪が観測された。

(5月3日生まれの偉人)
◆中條 高徳(なかじょう たかのり、1927年5月3日 - )は、日本の実業家。アサヒビール株式会社名誉顧問、社団法人日本国際青年文化協会会長、日本戦略研究フォーラム(旧・日本戦略フォーラム)会長、国家基本問題研究所理事、日本会議代表委員、同台経済懇話会副代表幹事。日本教育再生機構の賛同者。陸軍士官学校第60期生、学習院大学卒業。