「何のために働くのか」。日本引き分けで2014年ブラジルW杯出場決定。

◆寺島さんは語る。6月に新書「何のために働くのか」。アベノミクスの危険な構造。先週は外人は売らなかった。日本人が売り逃げ。危うい構造。プチナショナリズムと思考停止。来週の「世界」に「アベノミクスの本質と日本のイスラエル化」、「潮」にカンサンジュンとの対談。縁を大事に。私という存在を徹底的に吸収して乗り越えて。リベラル(相対的)に。いろいろなアソシエイションで知的ネットワークの必要性。
 そして、自分に問う。何のために働くのか。自己実現なんてかっこの良いものではない。最近目標を失ってきている感がする。4年も同じ仕事をしていると、そこには新鮮さがない。B型で飽きてきた証拠かもしれない。

◆①5月分の業務報告書の作成・提出
 ②今月末の研修内容の整理。原稿を読みながら、話すことのない様、これから読み込んでいきたい。
 ③明日以降の予定。7月の研修内容の整理、講演内容の整理。原稿作成。

◆ブラジルW杯アジア最終予選 日本1―1オーストラリア(4日・埼玉スタジアム2002) 日本がロスタイムに追いついてオーストラリアと1―1で引き分け、2014年ブラジルW杯出場を決めた。5大会連続5回目の出場で、各大陸予選全体での本大会一番乗りは3大会連続。ホームでの出場決定は初めて。

◆「リストラに負けない!家電戦士たちの逆襲」(2013年6月4日放送 22:00 - 22:54 テレビ東京ガイアの夜明け」から)
 元大手電機メーカーの社員だった53歳の男性は、大学卒業後約30年間技術一筋だったが、一昨年に会社から「希望退職に応募してくれないか?」といわれ、肩たたきを受けてしまった。ハローワークに通い再就職先を探しているが、年齢制限などもあり、希望する技術職には就けていない。ここ数年、大手電機メーカーは軒並み人員削減を続け、電機・情報ユニオンの調べでは2010年3月から2012年6末までの期間で、13万人以上が削減対象となった。一方で、これをチャンスと捉え、家電系エンジニアの採用を行なう企業もあり、その会社の説明会には続々とシャープやパナソニックなど元大手メーカーのエンジニアが集まっていた。そこで出会った技術者達に、番組のカメラが120日間密着。逆襲に挑む家電戦士たちの夢と現実を追った。
 2012年12月9日、大阪市アイリスオーヤマ会社説明会を実施。会場にはシャープやパナソニックなど元大手家電メーカーの技術者達150人が集まっていた。アイリスオーヤマは大阪に家電開発拠点を新設しようとしていたが、これはシャープやパナソニックの本社があり技術者達が転職しやすいだろうとの狙いもあった。アイリスオーヤマ中途採用に応募しようとしている柗本さんを取材。柗本さんは1985年に松下電工に入社し、以来多くの家電開発に携わってきたが、パナソニックの業績悪化に伴い、昨年部署の人員削減が行なわれ、技術職以外の部署への異動を勧められたが、退職の道を選んでいた。あくまで技術職にこだわった柗本さんが見つけたのが、アイリスオーヤマの募集だった。アイリスオーヤマとはどんな会社なのかを調べるため、ホーマック スーパーデポ 八王子みなみ野店を取材。店内に並ぶ商品には回転モップやプラスチック容器に至るまでアイリスオーヤマのロゴが入っていた。アイリスオーヤマは1万5000種類もの幅広い商品を製造販売するメーカーで、2012年度のグループ全体の従業員数は2610人、売上高は2500億円。最近は小型家電にも力を入れており、掃除機は絨毯に落ちた髪の毛やペットの毛が取れると評判になり1年間で10万台販売するヒットとなった。この他にもペット用のドライヤーも好評で、家電部門の売上高は参入から僅か4年で165億円を売り上げるまでに成長。それゆえ、大手メーカーの技術者の獲得に乗り出していたのだった。
 1月26日大阪市アイリスオーヤマの最終面接に臨む柗本さんの姿がそこにあった。面接官は人事担当者と家電担当の常務で、これまでどのような商品を扱ってきたかなどの質問が行なわれた。2月20日仙台市、そこには採用試験に合格した柗本さんが居た。角田市にあるアイリスオーヤマの開発拠点へと向かった柗本さんは、ここで3か月間研修を受けることとなった。配属されたのは家電開発部の基盤開発チームで、オフィスのあちこちには大手家電メーカーの家電製品があり、研究対象となっていた。同僚の中には同じパナソニック出身の中途採用の社員の姿もあった。柗本さんが暮らすのは、会社から近い会社の寮。家族を大阪に残しての単身赴任で、寮で一杯飲んで一息ついた後で、奥様に電話をかけ、新天地の様子を報告した。入社して2週間。柗本さんは、9月に発売する予定の新しいハイブリッド気化式の加湿器の回路設計を行なう大仕事を任された。基板完成の締め切りは3週間後。直属の上司である小野さんも実は日立グループから9年前に中途入社した人物で、アイリスオーヤマの家電について「品質面は大手家電に比べるとちょっとアドバンテージがないかなとは思いつつ、そこに迫っていこうという立場なのでその辺を期待している」と語った。柗本さんは、設計図を元に部品選びから開始。必要な部品全てを自ら選定し、調達を行なった。さらにこれ以外にも実際の基板組み立ても行ない、実際に動くかも確認しなくてはいけなかった。以前のパナソニックではこのような作業は分業制だったが、アイリスオーヤマでは全て一人で行なわなくてはならない。
 3週間後、締め切りの日を迎えたがまだ基板は完成していなかった。上司からは作業スピードが遅いことを指摘されたが、土日をはさんで4日間の猶予をもらう事が出来た。柗本さんはアイリスの開発スピードのはやさに戸惑いつつも、慣れていかないといけないと、必死で遅れを取り戻そうとしたが、その時基板が爆発。一体何が起きたのか?宮城県角田市アイリスオーヤマの開発拠点で、加湿器の基板づくりの仕事に取り組む元パナソニック社員の柗本さんに密着。迎えた基板づくりの締切日、完成に向けて急いで作業を進めていたその時、焦るあまり単純なミスを犯し突然基板が爆発。さらに追い詰められてしまった柗本さんは、今日中に仕上げるために必死に作業を行ない、何とか5時間後に完成。上司の小野さんに確認してもらったが、無事稼動し何とか納期に間に合わせる事が出来た。5月になると、柗本さんが基板をつくった加湿器の試作品が完成。この試作機はさらにデザインなどを進化させて、9月に発売される予定となった。3ヶ月間の研修を終えようとする柗本さんは、「技術者で雇ってもらえたのは幸せと思う。50歳を過ぎているが進歩できたらいいと思う」と語り、アイリスのものづくりに関しては「間違っているとも思っていないし、悪いとも思っていない。決めるのは私ではなく、お客さんであったりとなるのかなと思う」と語った。柗本さんは、大阪の家電開発拠点へと異動し勤務が開始。開所式には多くのメディアが集まり注目を集めていた。開所式に出席した大山社長は「今日の開所式の気持ちを忘れる事無く、商品開発に頑張っていただきたい」と技術者達に檄をとばした。この開発拠点で働く中途入社組9人のうち5人が柗本さんと同じく大手メーカーの出身者だった。
 大手メーカーを退職した人は、その後どうするのか?その選択肢として起業するとの道もある。スタジオにはそのような人たちが開発した商品が用意されていた。例えば医療現場で使われる電動のスポイトを開発したのは元アルプス電気の技術者だった。非常に小さくて軽いにも関わらずパワーがあり、音も静かなモーターは、現在その性能が認められ、鉄道模型などに採用。このモーターを開発したのは元フジクラの社員だったが、会社がモーター事業から撤退したため独立した。最後は、家庭で楽しめる小型のプラネタリウム。寝室の天井などに投影できるこのプラネタリウムを開発したのは、元ソニーの社員だった。
 そしてもう一つ、大手メーカーを退職してスタートしたベンチャー企業があった。彼らはどんな製品で世に打って出たのか?東京・千代田区ベンチャー企業スペックを取材。この会社は製品の開発から時には組み立てをもオフィスの中で行なうオーディオメーカーで、底面に木材を使ったアンプが特徴。最も高いのは124万円の機種で専門誌「オーディオアクセサリー」ではデザイン性や音質のよさなどで高い評価を受けていた。スペックは2010年に設立された会社で、社員の平均年齢は55歳。全員が元パイオニアの社員だった。パイオニアは音響機器メーカーとして設立されたが、映像事業等にも進出。プラズマテレビなども製造したが販売不振となり業績が悪化。近年は度重なるリストラを実施。スペックの社員は早期退職制度に応募した人たちだった。各分野のスペシャリストをまとめる石見社長は、高級オーディオで勝負する理由を「(パイオニアは)オーディオで入った会社だから燃え尽きていない。やはり思いがある」と語った。石見さんはパイオニア時代はグループ会社の元取締役で、リストラする側の人物でもあった。スペックの資本金は社員みんなが退職金を持ち寄り出資。しかし設立して3年でアンプの販売台数は約300台ほど、2012年の売上高は約1億円ほどと運転資金は厳しい状況。そのため、社長自ら率先して営業に向かう。この日は社員の自家用車にアンプを積み込み、富山市にある「クリアーサウンド イマイ」を訪れた。ここで視聴会を開催しPRが出来る事となったが、パイオニアを知るお店の今井社長は、石見社長の働きぶりに驚きを隠せない様子だった。視聴会には音にこだわりを持つ人が集まったが、多くの人はアンプに使われている木材の部分に興味を持った様子だが、「値段が高すぎる」との意見が出た。元パイオニア社員達がつくったベンチャー企業スペック(千代田区)では、国際的な展覧会に向けて、新製品作りが始まっていた。目指すのは音質を保ちながら、価格を抑えたアンプだった。デザイン担当の原澤さんは、パイオニアを退職する際には家族から反対にあっていた。原澤さんも退職金の一部を、会社に投資しており、売れる商品を開発しないと資金を回収できなくなってしまうが、コストダウンにアイディアを持っていた。岐阜県高山市の高級家具メーカーシラカワの工場の一角で、スペックが発注した新しいアンプの木材部分の制作が始まっていた。完成した木材は千代田区の本社へと届けられ組立作業が行なわれた。新しいアンプは20万円台という、これまでのラインナップでは一番安い価格帯になる予定。音質も合格となり、この製品で世界に勝負をかけることとなった。5月にミュンヘンで開催された世界最大のオーディオ機器展覧会「ハイエンドオーディオショー」にスペックは参加。石見社長は自慢のラインナップをブースに並べるが、中でも目玉となるのは新しいアンプだった。ドイツ・ミュンヘンで行なわれたオーディオ機器の展覧会「ハイエンドオーディオショー」にアンプを出品したスペック社。ブースには次々と海外のバイヤーがやってきてブース内は満員となる盛況ぶり。ロシアやポーランドのバイヤーは新開発のアンプに興味を示し、特にロシアのバイヤーは展示品をその場で購入し、ロシアの販売店に紹介してもらうことに。このように、期間中に22か国のバイヤーと交渉する事が出来た。帰国後、千代田区にあるスペック本社には、すぐに販売代理店を通じて世界各国からの注文が、新しいアンプに入っていた。この反応に社員たちは喜び、自分達の製品と挑戦に自信を持った様子だった。
 「例え大手メーカーをリストラされても、自らの力で新たな分野に挑戦し、技術者魂を失わない人が数多くいる人が分かった。世界に誇る日本の技術を埋もれさせる事無く、新たな分野で発揮してもらう視点が必要となるかもしれない」と江口洋介がまとめた。

◆「ワールドビジネスサテライト」( 2013年6月4日放送 23:00 - 23:58 テレビ東京
 ①(WBSニュース)
  ・ボーナス上昇 消費に影響?
   東京・丸の内でBMWの高級モデル「グランツーリスモ」が発表された。デザインや室内空間を一新し、高級感を打ち出している。輸入車の販売台数は  堅調に推移していて、夏のボーナスが増えるとボーナス商戦に期待を寄せている。エミレーツ航空アラブ首長国連邦のドバイと羽田空港を結ぶ直行便  をスタートさせた。午前1時に羽田を出発し、午前7時に到着し、ファーストクラスを備えるなど高級サービスを打ち出している。同社のティエリー・ア  ンティノリ副社長は日本市場の成長に期待し、良質なサービスをすることで集客をはかるという。ソニーブラビア「X9200Aシリーズ」を6月1日に発売  し、 ヨドバシカメラマルチメディアAkibaでは高額にもかかわらず既に数十台販売されているという。またミラーレス一眼カメラの売れ行きも好調で、  ボーナス増加による夏のボーナス商戦に期待している。野村證券は日本全体の経常利益のピークは2007年度で、13年度にはピークの9割まで戻ってくる  と発表した。大手企業の経常利益は円安による精密産業などの好調を受けて急回復し、夏のボーナスは去年より7%増加の見通しとなっている。だが業  績改善のペースは大手と中小企業で差があるという。スルガ銀行ミッドタウン支店では通常より夏のキャンペーンが早くもスタートしていて、期間忠に  10万円以上の定期預金をすると金利を0.12%上乗せする。同支店の鈴木大介マネージャーは「通常の年より、預金する人は増えると思う」とコメント。  進藤隆富は自動車や旅行業界は夏のボーナス商戦に期待よ寄せているが、番組の調査によるとボーナスの使い道は預貯金だと説明した。
 ②「歯科飽和時代に繰り出す新戦略」
   歯科診療所の全国におよそ7万件あり、コンビニよりも多いとして飽和状態と言われている。先月オープンしたアクア日本橋デンタルクリニックはホ  テルやエステサロンのような雰囲気で、女性客をターゲットとしている。最新の機器を取り入れた治療を行いつつ、働く女性にあわせたおもてなしで他  の歯科との差別化をはかっている。静岡・駿河区の麻生キッズデンタルパークは乳幼児専門の歯科医院で、待合室はまるでテーマパーク。医院では歯磨  きの大切さを子どもたちに教えていて、子どもたちはリラックスしながら診察を受けている。ここでは0歳から始める予防歯科を目標としていて、口コ  ミだけで来院数を伸ばしている。博報堂DYの神保剛康社長は「予防歯科には患者の意識・行動を変えることが重要」とコメント。東京・江戸川区の「わ  たなべ歯科」ではケガなどで来られない患者のために2週間に一般のペースで訪問治療を行なっている。現在訪問診療をする歯科診療所の数は約3割で、  厚生労働省は去年から訪問歯科診療を促すために診療報酬の引き上げを行った。高橋進は「東京では歯医者の数が多く、1日に1件が廃業しているペー   ス。しかし訪問歯科診療をする歯医者は少なく、ミスマッチが起きている。地域ごとにきめ細かく歯医者を要請していくことを考えていくのが必要」と  コメント。
 ③クラフトビール
   恵比寿ガーデンプレイスでは170種類のクラフトビールが飲み放題できるイベント「ジャパン・ビアフェスティバル」が行われ、海外からの参加者も  いた。これまでは地ビールと呼ばれてきたが最近はクラフトビールとして人気を集めている。今回は4月26〜5月25日まで販売された楽天市場での販売金  額を紹介。4月25日まで販売された楽天市場でのクラフトビール ランキング第10位はよなよなの里の「前略 好みなんて聞いてないぜSORRY」、9位に   「ハレの日仙人」、8位に「インドの青鬼」がランクイン。9位の「ハレの日仙人」はワインのように長期間熟成され、キャラメルを思わせる深いコクの  味わい。クラフトビール ランキング第7位は「松江地ビール ベアへるん」、6位は蔵元直販 地酒の森の「銀河高原ビール 小麦のビール」、5位にドラ  ジェの「COEDO(小江戸・コエド)ビール」がランクイン。クラフトビール ランキング第4位は水郷のとりやさんの「ハーヴェスト・ムーン」。千葉・  浦安市イクスピアリでも移動販売店で「ハーヴェスト・ムーン」とフランス・ブルパーニュ地方の「ガレット」とともに販売している。茨城・那珂市  の木内酒造はスパイシーな味わいが特徴の「常陸野ネストビール」を販売。このビールは世界20カ国で販売されれていて、世界中でクラフトビールの人  気が高まっている。クラフトビール ランキング第3位はオーガニックサイバーストアの「八ケ岳地ビールタッチダウン」、第2位に米久の「御殿原高  原ビール」がランクイン。クラフトビール ランキング第1位はよなよなの里の「よなよなエール」。長野・佐久市にあるヤッホーブルーイングの売れ筋  商品で、味の秘密はホップの香りをビールにそのまま醸し出す熟成工程。進藤隆富によると地ビールはコンビニなどで販売されたことで身近な存在とな  り、現在はクラフトビールと呼称されていると説明。


◆日本国家の起源 
 ・前660年1月1日 神武天皇即位 http://d.hatena.ne.jp/MYTH/06600101
 ・8年〜23年 新 http://d.hatena.ne.jp/ORIGIN/00080101
 ・55年〜220年 後漢 http://d.hatena.ne.jp/ORIGIN/00250101
 ・57年 倭奴国が金印を授与される。 http://d.hatena.ne.jp/ORIGIN/00570101
 ・220年〜280年 三国時代 http://d.hatena.ne.jp/ORIGIN/02200101
 ・238年6月 卑弥呼、初めて難升米らを中国の魏に派遣。 http://d.hatena.ne.jp/ORIGIN/02380601
 ・369年5月16日 七支刀 http://d.hatena.ne.jp/ORIGIN/03690516
 ・413年 倭の五王 http://d.hatena.ne.jp/ORIGIN/04130101
 ・538年 仏教公伝・538年(戊午)説 http://d.hatena.ne.jp/ORIGIN/05380101
 ・552年10月 仏教公伝・552年(壬申)説 http://d.hatena.ne.jp/ORIGIN/05521001
 ・600年 遣隋使 http://d.hatena.ne.jp/ORIGIN/06000101
 ・630年 遣唐使 http://d.hatena.ne.jp/ORIGIN/06300101
 ・645年6月12日 大化の改新 http://d.hatena.ne.jp/ORIGIN/06450612
 ・663年8月27日 白村江の戦い http://d.hatena.ne.jp/ORIGIN/06630827
 ・671年2月19日 大友皇子太政大臣 http://d.hatena.ne.jp/ORIGIN/06710219
 ・710年3月10日 平城遷都 http://d.hatena.ne.jp/ORIGIN/07100310
 ・794年10月22日 平安遷都 http://d.hatena.ne.jp/ORIGIN/07941022
 ・1192年7月12日 源頼朝征夷大将軍 http://d.hatena.ne.jp/ORIGIN/11920712
 ・1221年6月 承久の乱 http://d.hatena.ne.jp/ORIGIN/12210601
 ・1274年11月4日 元寇文永の役 http://d.hatena.ne.jp/ORIGIN/12741104
 ・1281年6月9日 元寇弘安の役 http://d.hatena.ne.jp/ORIGIN/12810609
 ・1333年6月5日 建武の新政 http://d.hatena.ne.jp/ORIGIN/13330605
 ・1338年8月11日 足利尊氏征夷大将軍 http://d.hatena.ne.jp/ORIGIN/13380811
 ・1467年 応仁の乱 http://d.hatena.ne.jp/ORIGIN/14670101
 ・1543年8月25日 鉄砲伝来 http://d.hatena.ne.jp/ORIGIN/15430825
 ・1549年8月15日 フランシスコ・ザビエル 薩摩上陸 http://d.hatena.ne.jp/ORIGIN/15490815
 ・1582年6月2日 本能寺の変 http://d.hatena.ne.jp/ORIGIN/15820602
 ・1592年4月 文禄の役 http://d.hatena.ne.jp/ORIGIN/15920401
 ・1597年1月 慶長の役 http://d.hatena.ne.jp/ORIGIN/15970101
 ・1603年2月12日 徳川家康征夷大将軍 http://d.hatena.ne.jp/ORIGIN/16030212
 ・1853年6月3日 黒船来航 http://d.hatena.ne.jp/ORIGIN/18530603
 ・1854年3月3日 日米和親条約 http://d.hatena.ne.jp/ORIGIN/18540303
 ・1858年6月19日 日米修好通商条約 http://d.hatena.ne.jp/ORIGIN/18580619
 ・1885年12月22日 伊東博文・内閣総理大臣 http://d.hatena.ne.jp/ORIGIN/18851222
 ・1890年11月29日 大日本帝国憲法施行 http://d.hatena.ne.jp/ORIGIN/18901129
 ・1923年9月1日 関東大震災 http://d.hatena.ne.jp/ORIGIN/19230901
 ・1941年12月8日 真珠湾攻撃 http://d.hatena.ne.jp/ORIGIN/19411208
 ・1945年8月15日 終戦 http://d.hatena.ne.jp/ORIGIN/19450815
 ・1947年5月3日 日本国憲法施行 http://d.hatena.ne.jp/ORIGIN/19470503
 ・1989年1月7日 昭和天皇崩御 http://d.hatena.ne.jp/ORIGIN/19890107
 ・1995年1月17日 阪神・淡路大震災 http://d.hatena.ne.jp/ORIGIN/19950117
 ・2001年9月11日 アメリカ同時多発テロ事件 http://d.hatena.ne.jp/ORIGIN/20010911
 ・2003年3月20日 イラク戦争 http://d.hatena.ne.jp/ORIGIN/20030320
 ・2011年3月11日 東日本大震災 http://d.hatena.ne.jp/ORIGIN/20110311


(6月4日生まれの偉人)
◆犬養 毅(いぬかい つよし、1855年6月4日(安政2年4月20日) - 1932年(昭和7年)5月15日)は、日本の政治家。通称は仙次郎。号は木堂、子遠。中国進歩党総裁、立憲国民党総裁、革新倶楽部総裁、立憲政友会総裁(第6代)、文部大臣(第13・31代)、逓信大臣(第27・29代)、内閣総理大臣(第29代)、外務大臣(第45代)、内務大臣(第50代)などを歴任した。
 ●孫文記念館(移情閣)について
  神戸で活躍した中国人実業家・呉錦堂(1855-1926年)の別荘・松海荘で1913年に行われた準国賓孫文の歓迎会がここで行われている。八角三層の楼 閣。中国の父・孫文の記念  館は、神戸、上海、南京、武漢、広州、台北、中山、桂州、香港、福州、シンガポール、ペナン、マカオ、サンフランシシコ、 ホノルルと全世界にある。世界中を駆け巡りながら辛 亥革命を成功させただけのことはある。孫文を支援した日本人として、宮崎とうてん、梅屋庄吉、頭 山満、萱野長知、犬養毅、山田良政、渋沢栄一南方熊楠が紹介されていた。辛 亥革命は多くの日本人の支援で成立したともいえる。来日時に神戸高等女学校で行った孫文の「欧米の覇道ではなく、アジア諸国と協力し合う王道を歩め」という「大アジア主義」の 講演が有名だ。「西方覇道か、東方王道か、、。西洋文化に感化力を及ぼす。、、、我々は仁義道徳を中心とする文明に対して覚醒して彼等を感化する文化を必要とする 運動であ  る。」(1924年12月1日。神戸又新日報)
◆後藤 新平(ごとう しんぺい、安政4年6月4日(1857年7月24日) - 昭和4年(1929年)4月13日)は日本の医師・官僚・政治家。台湾総督府民政長官。満鉄初代総裁。逓信大臣、内務大臣、外務大臣東京市第7代市長、ボーイスカウト日本連盟初代総長。東京放送局(のちの日本放送協会)初代総裁。拓殖大学第3代学長を歴任した。計画の規模の大きさから「大風呂敷」とあだ名された、日本の植民地経営者であり、都市計画家である。台湾総督府民政長官、満鉄総裁を歴任し、日本の大陸進出を支え、鉄道院総裁として国内の鉄道を整備した。関東大震災後に内務大臣兼帝都復興院総裁として東京の帝都復興計画を立案した。
◆島岡 吉郎(しまおか きちろう、1911年6月4日 - 1989年4月11日)は元明治大学硬式野球部監督。ラグビー部の北島忠治監督と共に、明治大学の名物監督として知られた人物。愛称は御大(島岡御大)。
◆五代目 中村富十郎(ごだいめ なかむら とみじゅうろう、1929年(昭和4年)6月4日 - 2011年(平成23年)1月3日)は、歌舞伎役者。屋号は天王寺屋。定紋は八本矢車。本名は渡邊 一(わたなべ はじめ)。父は四代目中村富十郎、母は日本舞踊吾妻流家元の吾妻徳穂人間国宝


<昨年の今日> http://d.hatena.ne.jp/ks9215/20120604

<本の紹介>
孔子―人間、どこまで大きくなれるか (知的生きかた文庫)http://d.hatena.ne.jp/asin/483790825X
・随想録 (中公クラシックス)http://d.hatena.ne.jp/asin/4121601211
 ●「随想録」を含むブログ紹介 2012/06/26 「日本人は勤勉だったか」
 さすがに最近はあまりそのようなことは言われなくなったけれど、かつては「日本人は勤勉だ」というステレオタイプが根強かった。実際に、高度成長期 からバブル期までは就業者の労働時間は他の先進国に比較して長かった。ヨーロッパへの海外出張を計画するとき、夏はバカンスで担当者が休暇を取って いるから仕事にならない、ということを経験した人も多いと思う。バカンスが取れるということが羨ましくもあり、また、怠惰だというステレオタイプも あると思う。
  ただし、日本における労働時間は現在ではかなり減少し、先進国の中では平均的なレベルになっている。
  http://www.jil.go.jp/kokunai/statistics/databook/2012/06/p187_6-1.pdf
  最近、高橋是清「随想録」を読んだ。そのなかでイギリスの銀行員の働きぶりについて次にように描かれていた。
 ロンドンに行つて、正金銀行あたりに 勤めてゐる英国人を見ると、実によく働くと思ふ。朝は早くから出て来て、よりはおそくまで夜業し、帰りは大抵 十二時過ぎである。これは、その日にな すべき仕事は、どんなことがあつても、必ずこれをなしとげ、明日に延ばすことをしない風があるからである。
 …では英国人は、こんな忙しい思ひをしながら、不平を洩らさず、どうして満足して働いてゐるのであらう?それは、仕事に対する観念が違ふからであ  る。即ち、日本人は時間に束縛されてゐるが、英国人は仕事に束縛されてゐるからである。時間に束縛されてゐる日本人は、規定の時間に出勤し、一定の 時間を会社なり、銀行なり役所なりで過ごしさへすれば、それですむ。時間通りに出てゐれば、それで差し支へないのである。特別に大奮闘する必要もな ければ、又これこれの仕事を、是非、今日中に仕上げねばならぬ、といふこともないわけだ。今日の仕事を、明日に延ばして顧みないのも、このゆえであ り、時間さへ来れば、仕事の中途であらうが、なからうが、バタバタと退出してしまふのも、このためである。(pp94-95)
  この一節を読み、かつて書いたエントリー「資本主義的勤勉さ」(id:yagian:20060910:1157858771)を思い出した。このエントリーの中では、宮本常一 (イザベラ・バード渋沢敬三)、谷崎潤一郎中谷宇吉郎が日本人の怠惰さ、能率の低さについて指摘している事例を引用した。
  高橋是清在英中のイギリス人労働者のすべてがこのように勤勉だったとは思えないが、いわゆる「ホワイトカラー」を比較すると日本人に比べ、勤勉か つ効率的だったのだろうと思う。その原因は、他動的に仕事をするのではなく、仕事に対する規範を内面化して自律的に仕事をしていることの差だと思  う。「資本主義的勤勉さ」のエントリーの冒頭で、マックス・ウェーバープロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神」を引用しているが、再度引用 しようと思う。……職業義務(Berufsspflicht)という独自な思想がある。……労働力や物的財産(「資本」としての)を用いた単なる利潤の追求の営みに 過ぎないにもかかわらず、各人は自分の「職業」活動の内容を義務と意識すべきだと考え、また事実意識している、そういう義務の観念がある。―こうし た思想は、資本主義文化の「社会倫理」に特徴的なもの……
  高橋是清の「仕事に対する観念が違ふ」という指摘は実に鋭いと思う。この「仕事に対する観念」とは、ウェーバー流に言えば「職業義務
 (Berufsspflicht)」の有無ということだろう。渋沢敬三中谷宇吉郎も同様に日本人のホワイトカラーの怠惰さ、能率の低さを指摘しているが、同様に、 この「職業義務」の無さということだと思う。
  資本主義に親和性が高い社会はその成員が「職業義務」を内面化している。また、資本主義が進展するにしたがって国家による教育制度や市場での競争 などを通じて「職業義務」の内面化が進む。少なくとも、高橋是清渋沢敬三中谷宇吉郎が資本主義化が進んだ西洋の国家と日本を比較した時には、日 本の方がこの「職業義務」の内面化が遅れていたように見えたということだろう。もっとも、マルクス的に言えば「職業義務」はブルジョアジーのイデオ ロギーの最たるものだろうし、それが内面化されているということはフーコー流に言えば「パノプティコン」が社会全体に広まっているということであ  り、必ずしもすばらしいことだとはいえないだろう。
  一方、日本が他の非西洋国家に比較していちはやく資本主義に適応できたのは、江戸時代にすでに「勤勉」という概念が普及していたからだという説も ある。石田梅岩の心学、二宮尊徳報徳思想などの事例もある。特に、歴史人口学者である速水融が主張する「勤勉革命」は定量的な分析に基づくもので あり、説得力がある。「歴史人口学で見た日本」から引用したいと思う。
  …ヨーロパ型の農業発展とはまったく逆である。ヨーロッパは家畜をどんどん入れて、多大の外部エネルギーを導入する。これが工業で実現したのが産 業革命である。日本はエネルギー源はマンパワーによるのであり、外部エネルギーではない。…この時代に農民の生活水準は…むしろ上がっているのであ る。…
  家畜は別名キャピタル、つまり資本である。経済学では生産要素としてふつう、資本と労働を考える。資本部分は大幅に増えて労働は節約する、つまり 資本集約・労働節約というのが近代の産業革命、あるいは農業革命である。けれども日本の場合はそうはいかなくて、労働集約・資本節約、つまり資本が 減り投下労働量は増えるという方向で生産量が増大することになる。視野を日本とヨーロッパというように広げた場合、これは日本型とヨーロッパ型の対 照となる。…問題は、それによって農業に携わる人々の労働時間や労働の強度が大きくなっていくことである。…日本人はそこに労働は美徳であるという 道徳を持ち込んでしまった。もちろん、いわゆるプロテスタンティズムの倫理において、勤労によって得た利益は認められるという考え方が出てくるけれ ども、日本の場合は宗教ではなくて、実際の生活のなかで勤労は美徳であるという考え方ができあがる。…私はこれを勤勉革命(industrious revolution) と呼んだ。つまりヨーロッパ型の発展は産業革命(industrial revolution)で、資本部分が大きくなって、労働資本比率において資本部分が増える形の変 化、日本は労働部分が相対的に増える変化で、これを勤勉革命と呼んだわけである。(pp95-99)
  先に引用した高橋是清渋沢敬三中谷宇吉郎が指摘する西洋の「勤勉さ」は主としてホワイトカラーのものである。速水融が指摘する資本部分が大き くなる「産業革命」型の変化においては、より資本の利用効率を高めるためのマネジメントが重要であり、労働者よりマネージャーであるホワイトカラー の能力が重要になる。一方、「勤勉革命」型の変化においては、より多くの労働者が「勤勉」に働き、より多くの労働が投入されることが重要である。「勤勉」といいながらも、日本と西洋における「勤勉観」には差があるように思える。
  今、日本軍の問題点を組織論的に分析した「失敗の本質 日本軍の組織論的研究」を読んでいるが、ノモンハン事件の分析の中で次のような一節があ  る。
 …日本軍を圧倒したソ連第一集団軍司令官ジェーコフはスターリンの問いに対して、日本軍の下士官兵は頑強で勇敢であり、青年将校は狂信的な頑強さで 戦うが、高級将校は無能である、と評価していた。(p68)
  現場の労働者は奮闘するが、マネージャーは無能であり、労働者の奮闘を効率的、効果的に目的達成に結びつけることができない、という姿は現代でも よく見かけることではないだろうか。「事件は現場で起きている」「プロジェクトX」に見られるような現場の「勤勉」さは、高度成長期に適合的だった のだろうと思う。しかし、ジェーコフが指摘する「高級将校は無能である」という指摘は今にも通じるものではないだろうか。日本企業ももはや下士官兵 の頑強さでは戦えなくなりつつあるのである。
 
 *この内容は実に面白い。まさに、若者の勤労意欲の大きな変化を今日の日本の姿で感じる。まさに、日本が貧困化してきた証しかもしれない。またバブ ルを知らない世代が増えた証しであろう。

 ・小説 渋沢栄一〈下〉 (幻冬舎文庫)http://d.hatena.ne.jp/asin/4344409132
 ・孫文〈上〉武装蜂起 (中公文庫)http://d.hatena.ne.jp/asin/4122046599
 ・孫文‐‐その指導者の資質 (角川oneテーマ21)http://d.hatena.ne.jp/asin/4041100488
 ・孫文革命文集 (岩波文庫)http://d.hatena.ne.jp/asin/4003323033
 ・渋沢栄一 日本を創った実業人 (講談社プラスアルファ文庫)http://d.hatena.ne.jp/asin/4062812355