連続250日達成。迷路状態?

◆連続250日を迎える。今の自分には喜べないのが事実。
 人として生きるのか。夫として生きるのか。子として生きるのか。遅々としていきるのか。全てを受け止めなければなるまい。還暦、定年、再就職、介護、老後、養育、夢、、、。様々な思いが去来する。でも、そこには、「人生の楽園」と呼ばれる物は何もない。そして自分自身の人生の「成長戦略」もない。苦悩の日々である。安きに、そして楽な方向に流れていく自分がそこにある。これで良いのか。まさに、人生の「迷路」状態。自らに情熱がない。モチベーションが低下。不安。
 明日は叔母の一周忌があり、夜実家へ。疲れていたせいか一駅乗り過ごす。

◆『伝え方が9割』(佐々木圭一著)から
【ポイント】
1.「教科書的に正しいか」ではなく「相手の心に響くか」
 「愛している」「愛してる」この2つのコトバを見てください。国語として正しいのは、「愛している」です。「愛してる」は「い」が抜けている口語で、教科書的には正しくありません。旧来からの日本語を大切にしている方々には怒られてしまうことを、これから言います。 この本での、正解は「愛してる」です。それは、こちらのほうが相手の心に届くからです。
・「デートしてください」ではなく、「驚くほど旨いパスタの店があるのだけど、行かない?」
・「レポートの提出、延期してください」 「クオリティ上げたいので、粘ることできませんか?」
・「いつもありがとう、山田さん。この領収書、おとせますか?」たったこれだけの差で、成功率が上がります。理由が2つあります。なぜなら、「ありがとう」と感謝するコトバに、人は否定をしにくいからです。さらになぜなら、「山田さん」と名前を言われると、人は応えたくなるからです
・正反対のコトバを効果的に使えば、心を動かすコトバになる。「鹿児島農協のかぼちゃ」ではなく「福留数幸さんのかぼちゃ」を世の中は求めるようになったのです
2.「ノー」を「イエス」に変える3つのステップ
 ステップ1 自分の頭の中をそのままコトバにしない
 ステップ2 相手の頭の中を想像する
 ステップ3 相手のメリットと一致するお願いをつくる
3.「嫌いなこと回避」でコトバをつくる。相手のメリットと一致するお願いをつくる。
 こんな話があります。チカンが頻発する地域がありました。住民は「チカンに注意」というポスターをつくり貼っていたのですが、ほとんど効果はありませんでした。でも、そのポスターをあるコトバに変えたら、ぴたりとチカンが止まったというコトバがあるのです。なんだと思いますか?「住民のみなさまのご協力で、チカンを逮捕できました。あリかとうございます。」なぜ、効果があったのでしょう? それは、相手の「嫌いなこと回避」からコトバをつくったからです。
4.感謝が入ると、人はお願いを拒否しにくい
 最近、コンビニのトイレで書かれているお願いのコトバが変わってきました。以前は、「トイレをキレイに使ってくたさい」と書かれていました。でもこちらだと、コンビニ経営者の自分のメリットでしかありません。キレイに使ってくれる人もいれば、使わない人もいたのだと思います。それが最近ではこう変えています。「トイレをキレイに使っていただき、あリかとうございます」感謝が入ると、人はお願いを拒否しにくいのです。最近ではほとんどのコンビニがこのコトバに変わりました。実際に効果があるのでしょう。
5. 「サプライズ法」は超カンタンに心をつかむ!
 これは伝えるコトバに、驚きワードを作る方法です。人はサプライズに弱いです。驚きのあるものを見たいと思っているし、体験したいと思っています。一番カンタンなのが、「!」をつけること。なんでもないコトバであっても「!」がつくことでがらりと変わりますよね。「好き」「好き!」(P.123)他にもサプライズをつくるのに良いワードがあります。
 たとえば、「そうだ」。実はプロもよく使います。例えばこちら。『そうだ 京都、行こう。 JR東海』有名なコトバですよね。もし、サプライズを入れなかったらどうなるでしょう?「京都、行こう。」あまりにも、そのまま。それこそ普通すぎてびっくりです。これだけだったら、感情は動きません。(P.129)
6.「ギャップ法」で心を動かす
 人々を熱狂させたオバマ氏の大統領就任のコトバ。彼がもともと言いたかったことは何でしょう? これは、あなたの勝利だ。そう言いたいのです。選挙を戦ってきた人々への称賛です。でも彼は、あえて「あなた」の反対側である「私」というコトバをその前に使ってギャップをつくりだしたのです。これは私の勝利ではない。あなたの勝利だ。このコトバこそが、人々の感動を最高潮にしたものでした。1. ギャップ法で感動をつくる!感動をつくるには、ただ伝えたいことをそのまま言い放つのではなく、伝えたい内容にギャップをつくることです。
「最も伝えたいコトバを決める。伝えたいコトバの正反対のワードを考え、前半に入れる。前半と後半がつながるよう、自由にコトバを埋める。」(P.137)
たとえばあなたもよく知っているあの言葉も、ギャップ法です。
『「No.1にならなくてもいい、もともと特別なOnly one」』・・・『世界に一つだけの花
「事件は会議室で起きてるんじゃない。現場で起きてるんだ!」(『踊る大捜査線青島俊作)(P.132)
6. 「リピート法」で記憶にすりこみ、感情を揺さぶる!
「人民の、人民による、人民のための政治」これがなぜ歴史を超えて、ここまで世界中に伝わったのでしょう?もちろん内容が素晴らしかったこともあります。だけど、内容が素晴らしい演説は山のようにあり、その中でもこちらが世界で知られている演説となったのは、リピート法を使って、聞く人の記憶にすりこみ、感情をゆさぶったからです。(P.167)
 美味しいものを食べたら、「美味い!美味い!」と繰り返せば、聞いた人に気持ちがより強く伝わるのです。「まいにち まいにち ぼくらはてっぱんの〜」と繰り返されているから、今の状況に飽き飽きしている感情を入れることができるのです。(P.165)
7、赤裸裸法で体温を感じさせる
 「最も伝えたいコトバを決める」「自分のカラダの反応を赤裸裸にコトバにする」「赤裸裸ワードを、伝えたいコトバの前に入れる」の三点がポイント。
 人に「好き」と言うときに、あなたのカラダはどう反応していますか? まずは顔まわりで考えてみましょう。顔はどうなリますか? 赤くなリますよね。のどはどうなりますか? カラカラになリますよね。くちびるはどうなリますか?  ふるえますよね。この、どれを使ってもいいのです。いつもはコトバにしていない赤裸裸な感覚をコトバにするだけで、コトバはイキイキするのです。「あなたが好き」の前に入れるだけで、こんなに体温を感じるコトバに変わるのです。人は「決断」が得意ではないのです。一方で、人は2つ選択肢があるときの「比較」が得意です。「自治会のミーティングに来てください」より、「他の人が来なくても、斉藤さんだけは来てほしいんです」。「あなたが好き」より「嫌いになりたいのに、あなたが好き」のほうが高低差があります。
8.メールは感情30%増しで
 こう比べてみると、同じコトパでもメール文字が冷たく感じられるのがわかると思います。デジタル文字だと、温かみや感情がそぎ落とされてしまうからです。もらったメールでもありますよね。「うわ、なんかそっけない」と。でも相手はそんなふうに思わず送っていることがほとんど。あなたのメールも同じです。あなたのメールは、あなたが思っている以上に、相手に冷たく伝わっていることを知りましょう。 では、具体的にどうすればいいかです。感情がそぎ落とされるぷん、コトバで感情を30%増しにするのです。これで、手書きと同じレべルになります。具体的には、語尾です。語尾に感情を加えるのです。

(6月7日生まれの偉人)
◆脇田 和(わきた かず、男性、1908年(明治41年)6月7日 - 2005年(平成17年)11月27日)は昭和期に活躍した日本の洋画家。新制作協会創立会員。童話的で温かな印象を受ける作風が特徴。実子は洋画家の脇田愛二郎。

<昨年の今日>は空白である。また暫く空白が続気そうである。