これから、参議院選挙

 参議院問責決議案可決。そして事実上審議終了。国会のねじれ解消が大きな課題。民主党時代の過半数うを取るチャンスがありながら、消費税増税を打ち出した菅政権。そして、昨年の今頃決められない政治の民主党が、決めたことが消費税増税。振り返ってみれば、国民との約束を破った政権であり、これが、まさに、民主党の没落のスタート。鳩山、菅、野田の民主党政権、そしてその前の安倍、麻生、福田の自公政権は何をしてくれたのであろうか。そして今の第二次安倍政権。金融緩和で日本経済を動かしてきたが、株価の乱高下も起きている。成長戦略が話題になっているが、これから日本経済はどうなるのであろうか。先日の都議選では、投票率が下がり、自公政権に弾みがつく全勝。すでに参議院選挙勝利を前提に9月に内閣改造をするらしいが、大丈夫なのか?今の動きでは自公政権安泰の動きであろう。自民党の対抗野党がいないのが現実かもしれない。
 都議会選挙の大敗は、もはや民主党は何をやっても国民の支持を得られないのは、明らか。政権交代の期待を裏切った結果。それにもかかわらず民主党はそのまま参院選に突入しようとしている。これでどうやって自民党との対立軸を示せるのか。参院選ではさらなる大敗を喫し、民主党は分裂、消滅する可能性が大である、選挙前に、解散して、あらたな対立軸を作るべきである。

(6月28日生まれの偉人)
◆滝田 樗陰(たきたちょいん 1882年(明治15年)6月28日- 1925年(大正14年)10月27日)は明治後期・大正期の編集者。本名は滝田哲太郎。総合雑誌中央公論」の編集長を務めた。
 もともと中央公論本願寺系の宗教雑誌だったが、社長の麻田駒之助から編集を全面的に任された滝田は、文芸欄や政治評論の充実を図った。黒塗りの人力車を乗り回し、自ら原稿の依頼に回ったエピソードは有名である。多くの新人作家を発掘し、文壇にデビューさせた。また吉野作造の「憲政の本義を説いて其有終の美を済すの途を論ず」など民本主義論の多くを自ら口述筆記し、同誌に掲載した。これにより中央公論は大きく発展した。

<昨年の今日>http://d.hatena.ne.jp/ks9215/20120628