鴎外忌  「坂本、阿部アベック弾!菅野8勝目!山形で59年ぶり勝利」

◆今日7月9日は鴎外忌。小説家・森鴎外の1922年の忌日。
森鴎外http://d.hatena.ne.jp/ks9215/20130217/p1

◆「海底地震観測網 工事始まる」
 関東から北海道にかけての太平洋の沖合に延びる日本海溝周辺の海底に、地震津波の大規模な観測網を新たに整備する工事が始まった。沖合で地震津波が発生した場合これまでより早く捉えることができると期待されている。観測装置は、金属製の筒の中に地震計と水圧の変化で津波を観測する津波計が収められている。(2013年7月9日放送 0:22 - 0:24 NHK総合

◆坂本、阿部アベック弾!菅野8勝目!山形で59年ぶり勝利
 巨人6─3ヤクルト(9日・山形) 59年ぶりに行われた山形での巨人公式戦で坂本、5試合ぶりに先発復帰した阿部の連続本塁打が炸裂。ド派手な試合内容で原巨人が快勝した。3―3の同点で迎えた7回、坂本が左中間席に9号2ランをたたき込むと、続く阿部が右翼席に21号ソロ。中軸の連続本塁打で3点を加点し、勝ち越した。先発・菅野は7回を投げ、3失点(自責点2)にまとめ、球団トップの8勝目を挙げた。

◆「人を育てて勝つ!〜外食業界・・・人材争奪戦の今〜」(2013年7月9日放送 22:00 - 22:54 テレビ東京 ガイアの夜明け
 東京日本橋のオフィス街にある人気のやきそば専門店あぺたいと馬喰町店。こちらは、麺の両面を焼いた「両面焼きそば」が、独特の食感で大人気のお店。オーナーの冨岡さんは忙しい時間ひたすら麺を焼き続け、もう一人のスタッフは対応に追われる状態。冨岡さんは人材不足に悩んでいると口にした。ちなみにスタッフ募集は行なっているが、全く集まらない状態なのだという。こうした人材不足は飲食業界全体の問題に。市ヶ谷では人材不足対策のセミナーが行なわれていたが、外食店のオーナーや店長など約80人で活況。セミナーを主催したのは外食に関するコンサルタントを行なっているテンポスバスターズ会長の森下氏。森下氏は飲食業界に人が集まらない理由について、「学生時代に汚い職場で長時間労働をさせられた経験をしているからではないか」と指摘した。
 厚生労働省の調べでは、飲食店の新規求人数は年々増加。昨年は急増しており、飲食業界は常に人が足りない状況。このような状況の中、独自の方法で人材を確保している会社もある。東京築地にある行列が出来る人気のすし店「すしざんまい本店」。3階まである店舗だが回転寿司ではなく、客の前で握ってくれるスタイル。店の自慢は期間限定の本マグロのセットで、赤身・中トロ・大トロの3貫盛が628円で食べる事が出来る。この店を一躍有名にしたのが新年の初競りで、その様子は新聞にも取り上げられるほど。2012年には全国49店舗売上高も192億円にまで成長した。築地にすしざんまいを運営する喜代村があった。木村清社長はさらに店舗数を拡大していく目論見だったが、寿司業界では人が集まりにくいとの悩みも抱えていた。出店数を拡大するには人材確保が急務だった。喜代村の人事担当下園さんは、立川市にある陸上自衛隊立川駐屯地を訪れた。この日の目的はリクルート活動。自衛隊では年間約7000人の退職者がおり、それを狙ってのものだった。さらにすしざんまいでは、喜代村塾という寿司職人を養成する塾を開校。受講生の15人のうち8人は社員で一般公募で集まったのは7人。受講期間は3か月で、1日平均8時間プロの職人から寿司の技術をみっちり叩き込まれる。平均年齢は32歳で第二の人生を寿司職人にかけている人が多い。すしざんまいでは年齢を問わずやる気のある人を短期間で寿司職人に仕上げようとの方針だった。6月上旬、塾が始まり2か月だっていたがまだおぼつかない手つきの受講生がいた。一般公募生の下東さんで、現在33歳のフリーターだった。下東さんは外資系保険会社に就職するも1年で退職。その後は海外を放浪し色々な職場で働いてきたが、手に職をつける重要性を実感しこの塾に入ったが、以前教わった事も忘れてしまう状態。この日は接客しながら寿司を握る授業が行なわれ、店舗さながらのカウンターで実戦形式で行なわれる。客役は話術のプロである落語家・桂扇生氏が担当。海外放浪の旅をきっかけに会話は弾み、そうなるとおぼつかなかった包丁さばきまで冴えるようになっていた。入塾から2か月半。下東さんはすしざんまいの社員になりたいと思うように心境が変化していた。一般公募製には塾の終了後社員になる選択もあるが、そのためには卒業試験の合格が必要だった。6月12日。築地にあるすしざんまいの寿司職人養成塾「喜代村塾」では卒業試験が行なわれた。すしざんまいの社員を目指す33歳フリーターの下東さんも試験に挑んだ。何とか完成させたが、制限時間を2分近くもオーバーし、不合格だった。この日受講生15人のうち6人が不合格の結果。ただ不合格者にも9日後の追試が用意されていた。6月21日に行なわれた追試。そこには喜代村の木村社長も登場した。今回も制限時間5分で10貫の握りを完成させるのが合格ライン。下東さんは課題だった包丁さばきも順調で、何とか制限時間以内に完成させる事が出来、見事合格。晴れて社員となることが出来た。今回卒業した受講生のうち11人がすしざんまいで働く事となった。7月1日赤羽にある「すしざんまい 赤羽店」に、新入社員下東さんの姿があった。この日は配属店舗での勤務初日。下東さんは2年後に寿司職人になれるよう、修行を続ける。
 就職活動中の学生に聞いた2012年の調査では行きたくない業界ワースト10(日経HR調べ)で、3位が証券、2位が百貨店・スーパー・コンビニで1位はフードサービスだった。このように人材があつめにくい外食産業で、続々と新入社員を集めている居酒屋チェーンもあった。東京・世田谷区にある人気の居酒屋店サンダーバード 明大前店。夕方になると平日でも満席状態となるこの店のオーナーは24歳の田中さん。全くの素人から飲食業に飛び込み、既に2店舗を展開する存在となっていた。田中さんが門を叩いたのは、大田区にあるサブライムという会社。サブライムはこれまでに約40人を独立させ、居酒屋のオーナーにしている会社で、現在10ブランド205店舗を全国に展開している。人材獲得の難しい外食業界にありながら、年間50人もやる気のある新人が集まってくるが、その秘密は独立前提での採用だったのが秘密。人材募集は求人サイトなどではなく、花光社長のブログが主な舞台だった。取材した紐大学4年生の木村さんが就職希望で面接に訪れ、社長自ら面接を行なったが、独立への強い意気込み我あったため、たった3分で採用決定。この日は5人を面接し4人が採用となった。面接を受けた木村さんの綾瀬市にある自宅を取材。木村さんは既に飲食関係の他の2社から内定をもらっていたが、いまはサブライムに入社したいと考えていた。一週間後、下北沢にあるサブライムの直営店「海鮮居酒屋 ととしぐれ」でアルバイトとして勤務をスタートした木村さんの姿があった。東京大田区にある、社員を短期間でオーナーとして独立させる居酒屋チェーンサブライム。そのシステムを考え出したのが花光社長。社長は元々大手外食チェーンの店長として働いていたが、独立を考えた時に資金の壁にぶつかり、25歳の時に低コストを突きつめた沖縄料理の屋台をオープン。初期投資100万円で月平均70万円の利益を達成した。その後3年で4店舗をオープンさせ、ここから得たノウハウを使い事業を拡大する事を考えた。社員は2年以内にオーナーとして独立し、その成功がやる気のある新たな社員を呼び寄せる結果となった。本社の会議に参加していた保坂さんは入社1年6か月。保坂さんは社長と共に、麻布十番にあるとある居抜き物件を見学。花光社長はこれまで200店舗以上を手がけ、撤退したのは2軒だけ。その秘訣は居抜き物件をそのまま使うなど、初期投資をなるべく少なくしてリスクを減らすこと。結局この物件は家賃が高く採算がとりにくいとして見送る事となった。物件を探し始め12軒目で遂に決まったのは横浜にある物件だった。サブライムの社員だった保坂さんが、初めてオーナーになりお店をオープン。店の経費は月に約320万円で、1日12万円以上売り上げないと赤字になる計算。6月13日のオープン当日、店には目玉商品にしたいと考えていた伴助の高級干物が届いていた。本来なら保坂さんの店だけでは仕入れにくい高級食材だが、サブライムが一括購入する事で仕入れ値が安くなっていた。社長のオープン前の最終チェックも終り17時にオープン。しかしこのひは生憎の雨。客が来るのか不安だったが、店は徐々に客で賑わう事に。この日のスタッフはサブライムの社員が4人にアルバイトが4人という構成。高級干物「伴助サバのひらき」にも注文が入るなど、夜まで客足は途絶えなかった。気になる初日の売上げは、目標15万円に対して16万3000円を達成し上々のスタートとなった。この店の月の目標売上げは400万円で、諸経費に加えコンサルタント料として20万円を払っても、約60万円がオーナーの利益となる。これまでにサブライムから完全に独立した店は10店舗。保坂さんの当面の目標は、完全独立を目指すことだった。花光社長は「需要と供給が一致しているから社員が入る。みんなが集まることで会社が伸びるし、みんなが独立する事でまた会社が伸びる」と語った。ime
 今まさに、「外食業界は就職活動中の学生から人気のない業界といわれているが、一方で手に食をつけたいノウハウを学びたいと外食業界に挑戦する若者も沢山居る。やる気のある人材を育てるという姿勢を企業側も求められているのかもしれない。」

◆「ワールドビジネスサテライト」(2013年7月9日放送 23:00 - 23:58 テレビ東京
①変わる?夏の定番商品
 夏場に消費が落ち込む商品の販売戦略を取材した。これはワインでトップシェアのメルシャンによると夏場は冬場の6割程度だという。そこでメルシャンでは夏場の落ち込みを抑えるため、ロックワインなど夏場のワインの新しい飲み方を提案を始めた。このことについてこの会社の梅硲淳さんが話した。
こうしたロックワインを提供する店も増えているということで東京・中野にある青二才を訪れた。この店では若い人たちがロックワインを中心に次々と注文している。このことについてこの店の神谷栄伸店長が話した。夏場に落ち込む売り上げをどうにかしようとこちらでも新商品が開発されているということで東京・大田区テーブルマーク食品開発センターを訪れた。ここで開発されていたのは凍ったまま食べるクロワッサン「フローズンクロワッサン」は4月に発売した。この商品はバニラとチョコの2種類の味がある。このことについてこの会社の西尾武課長が話した。
②テーマパーク 生き残りへ攻めの投資
 テーマパークが次々と改装を行なっている。狙いは日本文化に興味を持っている外国人観光客の獲得だとして、東京・豊島区にあるサンシャインシティを訪れた。ここでナムコが報道陣に今日公開したのはマンガ「ジャンプ」のキャラクターを使用したテーマパーク「ジェイワールド東京」で、この施設にはドラゴンボールの「はなとうぜ!かめはめ波!!」、ONE PIECEの「ソルジャードックアドベンチャー」など5つのアトラクションがある。またナムコはもともとここにあった「ナムコナンジャタウン」を20億円かけ改装したのがこの施設だ。このことについてこの会社の川崎寛さんが話した。さらにこの施設で狙うのは新規顧客の獲得でターゲットは親子連れだけでなく、外国人観光客の獲得だ。
 世界的に人気のキャラクターに会えるテーマパークも改装に乗り出したということで東京・多摩市のサンリオピューロランドを訪れた。この施設の中に20日にオープンする「サンリオタウン」は日本文化を取り入れた茶室などがある。このことについてサンリオエンターテイメントの戸島夕那さんが話した。またサンリオのキャラクターは海外では若者のファッションアイテムとして人気を集めているため、海外のファンを取り込みたい狙いがある。そのことについてこの会社の井上陽一さんが話した。
 これらのテーマパークは円安を背景にアジアからの客も見込んでいる。特に格安航空会社の就航も受けて、今年1月から5月の韓国人観光客は前年比で38.3%アップの110万8700人となっている。そうした中、東京・千代田区にある帝国ホテルで記者会見を開いたマルハンは2014年秋に韓流文化を取り入れたテーマパークを、大阪・大阪市フェスティバルゲートの跡地に開業させる予定だと発表した。また初年度の来場者数は300万人を見込んでいる。そのことについてこの会社の韓裕社長が話した。(出展:政府観光局)今日韓国・ソウルの美術館ではスタジオジブリレイアウト展が開かれた。これは韓国でも人気があるとなりのトトロ風の谷のナウシカなどの原画が約1300点展示されている。またこの展覧会には韓国の漫画家・李賢世さんの姿もあった。さらにこの展覧会を主催した朴載柳さんは日韓関係の改善に役割を果たすと思うと話した。スタジオで日本のテーマパークも外国人観光客を取り込んだほうがいいのかについてクレディスイス証券の市川眞一さんは、外国人観光客がターゲットであることは間違いないが、国内のリピーターを増やすことも重要だと話した。
③転機のシネコン 次の一手
 シネコン次の一手は何なのかについて埼玉・さいたま市イオンシネマ浦和美園で開かれたイベントを取材し、このイベントではスタジオジブリの人気作の壁画がお披露目された。そのことについてスタジオジブリ鈴木敏夫プロデューサーが話した。またこのシネコンは2月にイオンがワーナー・マイカルを完全子会社化し、今月にイオンエンターテイメントを設立し誕生したシネコンだ。そのことについてイオンエンターテイメントの大島学社長が話した。
 こうした再編や淘汰が進みシネコンは今転機を迎えている。シネコンが日本に誕生してから約20年経過し、2010年までは増加したもののその後は頭打ちになっている。また1スクリーンあたりの興行収入は10年前に比べて3割減少している。そんな中で生き残りへの新しいサービスが始まっているということで東京・新宿区にある新宿バルト9を訪れた。この日行われたのは1989年に公開された機動警察パトレイバー劇場版だ。またこの日訪れた客がチケットを買っていたのはドリパスというサイトで、リクエストの多い作品のチケットを販売し一定の購入数を超えれば上映するシステムだ。そしてこのサービスを提供しているのはベンチャー企業のブルームで、このサービスについてこの会社の五十嵐壮太郎社長が話した。またこのシステムについて上映している新宿バルト9の石田芳雄さんが話した。
 一方都心部とは環境が違う地域でも新しい取り組みが始まっているということで、埼玉・鴻巣市に5日にオープンし8スクリーンあるこうのすシネマを訪れた。このシネコンを運営しているのはティ・ジョイで、シネコンを所有しているのは鴻巣市だ。このシネコンの運営についてティ・ジョイ斎藤徹さんが話した。またこのシネコンを作った理由について沼上勝さんは震災後民間が手放したシネコンを市が買い取り改修すると決めたと話した。さらにこのシネコンは市に在住している人や通勤通学している人は500円引きで見ることができ、市民に投票してもらい選ばれた作品を上映するということも企画している。このことについて原口和久鴻巣市長、ティ・ジョイ岡田裕介社長がが話した。スタジオでシネコンの新たな一手についてクレディスイス証券の市川眞一さんは、最近のシネコンは洋画の需要が低迷していて、邦画の需要が頑張っているなどと話した。

◆「スローモーション 」(作詞:来生えつこ、作曲:来生たかお

 砂の上 刻むステップ ほんのひとり遊び 振り向くと遠く人影 渚を駆けて来る

 ふいに背すじを抜けて 恋の予感甘く走った

 出逢いは スローモーション 軽いめまい 誘うほどに
 出逢いは スローモーション 瞳の中 映るひと

 ストライド 長い脚先 ゆっくりよぎってく そのあとを駆けるシェパード 口笛吹くあなた
 
 出逢いは スローモーション 心だけが 先走りね
 あなたのラブモーション 交わす言葉に 感じるわ

 出逢いは スローモーション 恋の景色 ゆるやかだわ
 出逢いは スローモーション 恋の速度 ゆるやかに

 砂の上 刻むステップ 今あなたと共に


(7月9日生まれの偉人)
◆三松 正夫(みまつ まさお、1888年明治21年)7月9日 - 1977年(昭和52年)12月8日)は昭和新山の成長を記録したアマチュア火山研究家。1910年(明治43年)の有珠山噴火により山麓に側火山となる明治新山(四十三山)が誕生する。現地調査に訪れた火山学者・大森房吉の案内役を務め火山学への造詣を深めた。1943年(昭和18年)には有珠山麓の麦畑から突如として活動を開始した昭和新山の定点観測を続ける。その手法は地震の回数を皿に置いた豆で記録、台に顎を乗せ視点を固定し、水平に張った糸で日々の形状の変化を計測するという独創的なハンドトレスの手法で作成された。 この図はミマツダイヤグラムとして世界でも貴重な火山活動の記録となった。 その後、荒廃から守るために1946年(昭和21年)に私財を投じて土地ごと購入し天然記念物への申請などの保護に努めた。 土地ごと買い取りの理由を本人は著書で「硫黄が採取できるということでの採掘を阻止するため」と記したほか、娘婿で「三松正夫記念館」館長三松三朗の著書では「新山への愛着で所有したかったから」とされている。 1948年(昭和23年)に昭和新山の成長過程を記録したスケッチを元に作成した「新山隆起図」がオスロで開かれた万国火山会議において専門家から高く評価されミマツダイヤグラムと名付けられた。

<昨年の今日>は空白である

<本の紹介>
ヰタ・セクスアリス (新潮文庫)http://d.hatena.ne.jp/asin/4101020035
阿部一族舞姫 (新潮文庫)http://d.hatena.ne.jp/asin/4101020043
有珠山 火の山とともにhttp://d.hatena.ne.jp/asin/4894534797
・雁 (新潮文庫)http://d.hatena.ne.jp/asin/4101020019
山椒大夫高瀬舟 (新潮文庫) http://d.hatena.ne.jp/asin/4101020051