明けましておめでとうございます。久しぶりに除夜の鐘を聞いた。そして、初夢は。

◆今年は甲午の年。昨日発表された総務省平成24年1月1日の人口推計によると、今年の年男・年女は958万人。人口の約7.5%で十二支の中で一番少ないようである。男性465万人、女性493万人。最大は78年の167万人、甲午の54年は160万人、最小は02年生まれの114万人で丙午の66年133万により、下回る結果になったようである。まさに、人口減少の少子化の現れの様である。ちなみの今年の新成人は121万にで過去最少を記録。
◆初夢(はつゆめ)とは、新年のある夜に見る夢。この夢の内容で、1年の吉凶を占う風習がある。字義どおりに新年最初に見る夢とされることは少なく、現代では元日(1月1日)から2日の夜、または、2日から3日の夜に見る夢とされることが多い。初夢に見ると縁起が良いものを表すことわざに「一富士二鷹三茄子(いちふじ にたか さんなすび)」がある。江戸時代に最も古い富士講組織の一つがある駒込富士神社の周辺に鷹匠屋敷があった事、駒込茄子が名産物であった事に由来する。「駒込一富士二鷹三茄子」と川柳に詠まれた。
 昨夜は、電気な機械から発光される光に浴びる夢をみた。声を出しても周りに聞こえず、そのまま倒れる夢であった。なんとなく不吉な夢であった。でも、初夢ではないようなので、今夜に期待したいものである。
◆このところ年末年始の景色が随分変わったなと感じる。ハロウィーンやクリスマスではとても盛り上がるが、正月はしめ飾りもなく普通にコンビニが開いている。少し価値観が変ってきた。昨年の10大ニュースなどを見ると、国内では一昨年と比べて事件性のあるものが多いが、私の感覚ではやはり東京オリンピック開催決定、そして消費税増税や秘密保護法案などだろう。海外では、一昨年は多くのニューリーダーが誕生したが、昨年はサッチャー氏、マンデラ氏の逝去、ローマ法王の退位、そして天変地異であろう。さらに、安全保障戦略愛国心が入り、学校における道徳教育が推進される。
 まだ私が子どもだったころ、決して今のように豊かではなかったが、もっと国民のひとりひとりが幸せだった時代があったように思い起こされる。ひとりひとりが、お互いに助け合いながら、前を向いて明るく生きていた。誰も人を押しのけたり、隣国を激しく非難したりせずに、ひたすらみずからの毎日を生きていた。経済の成長が我々の生活を支えるために重要なのはもちろんだが、社会は実はひとりひとりの個人から成り立っている。それぞれのひとりひとりが本当に様々な苦労をしながら一生懸命生きている。私たちは今一度このことに深く思いを致す必要があるのではないだろう。昔のようにどこの店も開いていない正月に、地に足をつけて、心静かに自らの来し方行く末を見つめるようにしたいもである。「ほら、足元を見てごらん。これがあなたの歩む道。ほら、前を見てごらん。あれがあなたの未来。」(Kiroroの「未来へ」という歌の一節から)そして今年はどんな年になるのであろうか。
 「ブログ名」の変更やペンネームであれ氏名を公表しようと考えている。しかし、今春4月からの動きになるであろう。新たな道に進むことができるかどうかはわからないが、4月から別な人生を歩むことは間違いない。今年は20年計画を策定したが、まず当面の5年間をどうするのか、まず、今年1年で決まるであろう。着実な歩みができるかどうか、健康を大事にしながら、夢を求め、一日一日を大事にしながら、楽しんで行ければ良いのだが。まあ、頑張って行きましょう。

◆<今日の出来事>
・被災地3度目の正月を迎える。原発で帰宅できない人や仮設住宅で過ごす人など、まだまだ復興は程遠いのか?

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