消費税値上げ。消費税率の引き上げにより当面支出を控えると答えた人は約7割。今日から新たなスタート。そして、世界のホームラン王・王貞治氏が語った「プロの条件」とは。

◆今日から消費税が8%に値上げ。消費税の税率が17年ぶりに5%から8%になった。増税分は社会保障の財源に当てられるそうだが、ガソリンは消費税にプラスして石油石炭の増税も分も増えるダブル増税になった。嘱託として、第二の人生が始まる。生活も切り詰めていかなければなるまい。これからの生活が大変かもしれない。これからの生活が心配ですね。今日発表された百貨店大手4社の3月の売り上げは、消費税増税前の駆け込み需要などの影響から各社とも業績を伸ばしている。しかし、今後懸念されるのは買い控え。きょう日銀が公表した調査では、消費税率の引き上げにより当面支出を控えると答えた人は約7割に上っている。

◆『消費増税“狂想曲”〜潜入!価格決定の裏側〜』(2014年4月1日放送 22:00 - 22:54 テレビ東京ガイアの夜明け」より)
 埼玉・越谷市など国内外に14187店舗を展開するハニーズは10〜20代の女性から人気を集めている。ミャンマーに設立した自社工場で生産することでウリである安さを実現している。だが円安によって輸入コストが上昇し、2013年に値上げを余儀なくされた。売上が低迷したことで元の価格に戻し、さらに増税後も価格を据え置くと決定。競争が激化するファッション業界と同様にファミレス業界でも新たな攻勢をかけようとする企業があった。
 関東を中心に約390店舗を展開するデニーズでは「ビーフ100%ハンバーグ」が人気で、肉料理のメニューも豊富。運営するセブン&アイフードシステムズは外食チェーンで5位の売上高を誇っていて、増税を機に価格戦略の見直しについて議論を行っていた。客離れを防ぐためにメニューの8割を変える戦略を取るにあたって、小松雅美さんがメニュー開発を担当することになった。以前企業で行った調査によると価格が1000円を超えると注文しない客が増えていて、小松さんは増税分を上乗せしても客から支持してもらえる開発を思案していた。デニーズの「アボカドハンバーグ」は野菜が多く女性客からも好評で、小松雅美さんは野菜の増量や新たに野菜を加えるなど増税に向けたメニュー改良を行った。さらにハンバーグの油も使わないことで従来のカロリー値を削減できるという。都内の店でモニター試食会が行われたところ、モニターからは味、1000円以内の価格という評価は及第点に達していた。小松雅美さんは増税後も客を呼びこむために、デニーズで1番人気の「キャラメルハニーパンケーキ」の改良に着手。卵成分が入った粉を使うことで手間を省いていたが、新たに卵、焼き時間を増やしたことでケーキのボリュームは厚くなり、風味も良くなった。材料のコストアップ、料理時間が長くなったことがネックだが、小松雅美さんは増税を機に価格を上げることで提供することを大久保恒夫社長ら幹部に提案した。小松雅美さんは増税後も客を呼びこむため、「キャラメルハニーパンケーキ」を改良。メニュー化の判断を下す大久保恒夫社長らに原価はアップすることは避けられないと述べ、社長は価格アップよりも味わいを評価してゴーサインを出した。デニー湘南台店など一部店舗では改良メニューは先行販売され、1日に100食以上売れるなど好評を博していた。また小松さんは健康志向の客を掴もうとカロリー数、野菜量を新メニューに目立つように表示するなど新しさを打ち出して増税に対応しようとしていた。
 ゆめタウン広島を運営するイズミは西日本を中心に89店舗のスーパーを展開し、売上高は全国5位。最大のライバルはイオンで、新たにプライベートブランドの高級卵「DHA、ビタミンE・D たまご」を投入した。売れ行きは他ブランドの約4倍を誇っている。ゆめタウン大竹ではコストや店内のムダを無くす会議が行われ、木村満弥さんはカットした野菜をラッピングする作業の効率化をはかり全店舗で徹底させた。その結果、年間で約4300万円にあたる人件費のムダを削減できたという。昨年の円安、今年の増税など木村さんは改善を繰り返すことで大きな差をつけていきたいと語った。イズミではプライベートブランドの高級食パンを開発中で、味もしっかりしつつ増税後もインパクトのある価格で打ち出そうとしていた。そのためには年間約1000万円の資金が必要だった。木村満弥さんらイズミの改善チームは会社から年間で4億円の改善効果を求められていて、各店舗を周って作業時間のムダの削減を行った。売り場ではスペースのあるワゴンに少量の商品しか置いていないなど、木村さんは様々な改善を指摘した。
 中小企業庁には消費税転嫁対策調査官がいて、調査官の多くは各業界の裏事情を知っているビジネスマンが採用されている。吉本辰夫さんは旅行会社でホテルなどと価格交渉をする業務を担当していたが、現在は増税にあたって不当に値下げ要求を受けた企業を救おうとする中小企業庁の調査官。訪れた企業の担当者によると強引に値下げ要求をされたといい、応じなければ会社としての存続に関わるという切実な訴えだった。その後、吉本さんは値下げ要求したその企業を訪れた。中小企業庁の調査官である吉本辰夫さんらは増税にあたって取引相手に対して違法の値下げ要求をしている疑いがある企業に立入検査を行い、提出された書類に疑問点があったことを発見した。吉本さんは中小企業がフェアな取り引きができるようにサポートをするのが我々の使命とコメント。

◆朝から新たな営業所で社員への挨拶、午後本社で社長の訓示。夕方新入社員との懇談。今度の営業所は約70名強。殆ど面識のある社員は皆無に近い。これから一年任用であり、今年次第で来年度が決まる。とりあえず頑張って行こう。でも、今日一日疲れたかな。明日は挨拶まわり。
 仕事と勉強。いくつになっても不可欠であろう。そして、健康管理も大事である。老年ではなく、壮年いや青年の心と気力で第二の人生をスタートさせていきたい。今日でブログ通算720日目になる。

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◆「プロは絶対にミスをしてはいけない」
 先週末、いよいよプロ野球ペナントレースが開幕しました。さて、そんな日本球界に燦然と輝く868本のホームラン世界記録は、2人の師弟の出会いから始まりました。荒川博氏、24歳、王貞治氏、14歳。いまや伝説となった「荒川道場」にて、両氏が二人三脚で行った特訓とはいかなるものだったのでしょうか。世界のホームラン王・王貞治氏が語ったあらゆる職業に共通する「プロの条件」とは。
王貞治福岡ソフトバンクホークス球団会長)と荒川博(野球評論家・荒川野球塾塾長)
王 とにかく僕は不器用でしたから練習に練習を重ねて覚えるしかなかったんですね。逆に不器用だったから、とことんまで練習をやれてよかったと思っています。
荒川 あんまり器用じゃなかったね。だからよかった。他のことができなかったのがよかったんだ。
王 反復練習するしかなかったですからね。
荒川 伸びる選手は心掛けが違うんだよ。大リーグのイチロー選手だって、午後6時から試合が始まるのに、昼の2時にはグラウンドへ出ると聞いている。
王 彼とはWBCの第一回大会で一緒になりましたが、私がチームの選手たちとグラウンド入りすると、必ず先に来て練習をしていましたね。やっぱり、人の見ていないところで努力し ているんです。僕は荒川さんから指導を受けた21歳から30歳までの約10年間、とにかく荒川さんの言われることは絶対間違っていないという信念を持って取り組みました。それがなければ、とてもあの厳しい練習は続けられなかったと思います。人に物事を教わるに当たっては、それが最前提なのだと思いますね。その荒川さんがコーチを退任された翌年の昭和46年には、僕はかつてないスランプに陥りました。荒川さんがおられた頃は、悪いところがあるとすぐに直してもらえましたが、今度は自分で解決策を見つけるしかな  い。しかしスランプを抜け出すのもまた、練習する以外に道はないんです。試合の中で迷いが出てくるわけですから、練習してその迷いを取り払うしかありません。
荒川 そうだね、努力以外にはないよ。 だから私はいつも「努力に勝るものなし」って言うんだ。けれども間違った努力をしていたら、これはどうしようもないからな。だからやっぱ り「本物から習え」っていうことなんだな。
王 そうですね。本物から習って、最初はその形をきちっと受け入れ、ある程度のところから自分のものになって変化していくわけですね。そういえばホームランを打ち始めた頃、「王 シフト」という守備態勢を敷かれたこともありました。打席に入ると、相手チームの野手が6人も右半分に寄っていたのには驚きましたね。
荒川 左に打たせてフォームを崩させようとしたんだね。
王 そうですね。けれども僕は、率を打つことが目標ではなかったですからね。来た球を強く打って、なおかつスタンドに入れることが自分本来の打ち方だと思っていましたから。
荒川 物の考え方がそもそも違うんだよ、我々は。何百人守ったって、球がその上を行きゃいいんだから。
王 何人守っていようが、真芯で打てば野手の間を抜ける、角度がつけばスタンドへ行く、ということで、シフトを敷かれたことはあまり問題ではありませんでしたね。むしろあのシフ トは、何があっても自分がよりよい打球を打てばいいんだと、もう一段階、僕の気持ちを高めさせてくれました。
荒川 そうだ、相手は関係ないよ。
王 僕の現役時代には、一球一球が文字どおりの真剣勝負で、絶対にミスは許されない、と思いながら打席に立っていました。よく「人間だからミスはするもんだよ」と言う人がいます が、初めからそう思ってやる人は、必ずミスをするんです。基本的にプロというのは、ミスをしてはいけないんですよ。プロは自分のことを、人間だなんて思っちゃいけないんです。
 100回やっても、1000回やっても絶対俺はちゃんとできる、という強い気持ちを持って臨んで、初めてプロと言えるんです。相手もこちらを打ち取ろうとしているわけですか  ら、最終的に悪い結果が出ることはあります。でも、やる前からそれを受け入れちゃダメだということですよね。
荒川 初めからミスが許されたら、これはもう、人間として堕落してしまうよ。職業によっては、そのミス一つで破産に至る場合もあるんだから。
王 真剣で斬り合いの勝負をしていた昔の武士が「時にはミスもある」なんて思っていたら、自らの命に関わってしまう。だから彼らは、絶対にそういう思いは持っていなかったはずで す。時代は違えど、命懸けの勝負をしているかどうかですよ。
⇒⇒⇒二人の会話から「絶対にミスは許されない」という強い気持ちを持つことがプロの条件であることを知った。この強い気持ちを現役時代に学び、その姿勢で仕事をしていたら、もっと成功したかも。

北白川宮能久親王http://d.hatena.ne.jp/ks9215/20130401/p1銅像 http://pddlib.v.wol.ne.jp/photo/kitanomaru/yoshihisa/
 台湾神社http://taiwanyes.pixnet.net/blog/post/31580982-%E3%80%90%E5%8F%B0%E6%B9%BE%E7%A5%9E%E7%A4%BE%E3%80%91%E5%8C%97%E7%99%BD%E5%B7%9D%E5%AE%AE%E8%83%BD%E4%B9%85%E8%A6%AA%E7%8E%8B
 北白川宮能久親王(竹橋周辺の銅像http://rekigun.net/original/travel/statue/statue-04.html

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<本の紹介>
・「日本一わかりやすい 図解日本史」http://www.amazon.co.jp/%E4%B8%80%E7%9E%AC%E3%81%A7%E3%82%8F%E3%81%8B%E3%82%8B-%E5%9B%B3%E8%A7%A3%E6%97%A5%E6%9C%AC%E5%8F%B2-%E4%BB%AE-%E4%B9%85%E6%81%92-%E5%95%93%E4%B8%80/dp/456981641X/ref=sr_1_1?ie=UTF8&qid=1396219769&sr=8-1&keywords=%E4%B9%85%E6%81%92%E5%95%93%E4%B8%80
 (内容)図をひとめ見ただけでスッキリわかる! 日本文明の誕生から現代の政治まで、オール図解で日本史の流れがすばやくつかめる一冊。
・「武器としての決断思考」http://www.amazon.co.jp/%E6%AD%A6%E5%99%A8%E3%81%A8%E3%81%97%E3%81%A6%E3%81%AE%E6%B1%BA%E6%96%AD%E6%80%9D%E8%80%83-%E6%98%9F%E6%B5%B7%E7%A4%BE%E6%96%B0%E6%9B%B8-%E7%80%A7%E6%9C%AC-%E5%93%B2%E5%8F%B2/dp/4061385011
・「僕は君たちに武器を配りたい」http://www.amazon.co.jp/%E5%83%95%E3%81%AF%E5%90%9B%E3%81%9F%E3%81%A1%E3%81%AB%E6%AD%A6%E5%99%A8%E3%82%92%E9%85%8D%E3%82%8A%E3%81%9F%E3%81%84-%E7%80%A7%E6%9C%AC-%E5%93%B2%E5%8F%B2/dp/4062170663
山田方谷に学ぶ改革成功の鍵http://d.hatena.ne.jp/asin/4896191943
・言志四録 (岩波文庫)http://d.hatena.ne.jp/asin/4003303113
山田方谷の思想http://d.hatena.ne.jp/asin/4806124265

<今日のトラックバック
・「八百屋お七の日。廣池千九郎記念館。佐藤一斎。そして、「自動ブレーキ型」の今年の新入社員」http://d.hatena.ne.jp/ks9215/20140329/p1
・「人を育てる」 そして「上杉 鷹山と山田方谷http://d.hatena.ne.jp/ks9215/20130909/p1
・「八重、そしてもう一人の会津人柴五郎」http://d.hatena.ne.jp/ks9215/20130118/p2
・「瀧本 哲史さんの著著「武器としての決断思考」「僕は君たちに武器を配りたい」から」http://d.hatena.ne.jp/ks9215/20120423/p2
・『一流に学ぶ、メンタルトレーニング』講師は立花龍司さん。http://d.hatena.ne.jp/ks9215/20120124/p1

<昨年の今日> 「いよいよ四月。人生の分岐点スタート」http://d.hatena.ne.jp/ks9215/20130401/p1
 まさに、今日から分岐点の結果、嘱託としてスタートしたことになろう。これから、日々勉強して行こう。仕事と勉強いくつになっても不可欠であろう。