「植物学の日」。「高知県立牧野植物園」

高知県立牧野植物園(牧野富太郎記念館) http://www.makino.or.jp/gaiyo04.html
 知が生んだ「日本の植物分類学の父」牧野富太郎博士の業績を顕彰するため、博士逝去の翌年、1958(昭和33)年4月に高知市の五台山に開園。起伏を活かした約6haの園地には、博士ゆかりの野生植物など約3,000種類が四季を彩り、自然の中で植物に出会う喜びを感じさせる。収集植物の多くは採集地が明らかで、観賞や観察の対象のみならず「生きた標本」として植物研究に重要な情報をもたらしている。1999(平成11)年には、園地面積を拡張し、植物に関する教育普及と研究の拠点となる「牧野富太郎記念館」を新設。園長に米国ニューヨーク植物園のアジア部長を務め、少年期から牧野博士の直弟子であった植物学者小山鐵夫博士を迎え、世界に認知される植物園を目指した国際的な活動を開始。研究活動では、2003(平成15)年に文部科学省の研究機関指定を受け、ミャンマー政府やソロモン諸島国、タイや中国の植物園などとの研究協力関係を樹立し、独自の海外学術調査を展開するほか、資源植物の探査研究の取り組みを行っている。
牧野富太郎(まきのとみたろう、1862年5月22日(文久2年4月24日) - 1957年(昭和32年)1月18日)は、日本の植物学者。高知県高岡郡佐川町出身。日本の植物学の父」といわれ、多数の新種を発見し命名も行った近代植物分類学の権威である。その研究成果は50万点もの標本や観察記録、そして『牧野日本植物図鑑』に代表される多数の著作として残っている。小学校中退でありながら理学博士の学位も得て、生まれた日は「植物学の日」に制定された。

<今日のトラックバック>「『社長の勉強法』(國貞文隆著・メディアファクトリー新書) に学ぶグロービス・グループ堀代表の読書法」http://d.hatena.ne.jp/ks9215/20120501/p2

<昨年の今日>「「窮すれば即ち変ず、変ずれば即ち通ず」。そして牧野富太郎は。」http://d.hatena.ne.jp/ks9215/20130522/p2