あえて夢を追い掛けてみよう。45歳から5億円を稼ぐ勉強法。「高知市立自由民権記念館。」

◆とうとう、ブログ通算770日目。
◆あえて夢を追い掛けてみよう。「夢を見ながら耕す人になれ」という言葉がある。字のごとく、現実離れしたことを考えつつも、今の現実を しっかりと受け止めて、仕事をしていく・・・そんな意味である。でも、自分は新たな人生を歩み出している。目の前の仕事をいいかげんにする気はない。でも、自分には時間がないもの事実。あえて昔の夢に挑戦していみよう。「夢を追いかける勉強法」は
 「目標は常に2つ持て」直近の目標の追求と、ビッグピクチャーを描くこと、この2つを両立しよう。
 「何事も基本が全て」
 時間は自分で作るもの
 健康でなければ勉強はできない
 進んで試練を受けよ。質問しまくる子どもに学べ。
 「資格試験を使え」①分かりやすく自分の能力を証明する ②実力を付ける、という二重の意味で効果的だ。

<参考>
①『45歳から5億円を稼ぐ勉強法』(植田統著、阪急コミュニケーションズ)            
 自己完結力を備える。 45歳は、第一の会社人生を終え、第二の会社人生へ向けての出発点。会社という大きな傘の下、多くの人と手分けしてやってきたことを、すべて自分でやらなければならなくなる。つまり、なんでもひととおり自分でこなす力が求められるわけで、それが「自己完結力」である。しかし、自己完結力よりも先に必要なのは、すべて自分でやるという意識である「自己完結マインド」。他人に頼らず、自分でなんでもやっていこうという意識を持たないと、何事も前に進まない。「最初は面倒だと思うかもしれないけれど、全部自分でやることには、自分でやってこなかったことを学べるというメリットがあります。そして何にでも取り組んでいけば、古くなっていた自分の知識がリセットされたり、新しい知識を身につけられたりするようになる。70歳まで現役を続けるための素地がつくられるわけです。」(84ページより)
 自頭力を鍛える。著者は自分の頭で考える力を「自頭力」と呼びます。他人の意見を気にするのではなく、自分の頭で考えるということです。たとえば、参考にできる他人の意見が見つかったとしても、それを自身のケースにあてはめて修正することが大切。そこで自頭を鍛えることが必要となりますが、それは簡単。資料や情報を最小限だけ集め、あとは自分の頭だけで考える習慣を身につければいいそうです。そして自分の意見を持つために、「仮説構築力」をつくり出すようにする。たとえば著者は、同じようなことを2つ見たら、そこから仮説をつくって3つ目で検証するのだそうです。見たら、聞いたら、なんでも自分の頭で仮説をつくってみる。そして最後はデータを調べ、自分の意見を固めるという流れです。(88ページより)
 新しい人脈を構築する。自己完結力を維持していくため、いちばん重要なのが「人脈力」。ただし45歳からの人脈力は、45歳までの人脈力とはちょっと違うと著者は言います。最大の誤解は、多くの人がこれまでの人脈を活かせると思っていることだとか。第二の問題は、多くの人が人脈のつくり方について誤解していること。そういう人は、異業種交流会のようなところに行けば、すぐに人脈ができると思っていると著者は指摘しています。しかし人脈づくりの大前提は、人間関係、信頼関係をつくること。「クライアントを紹介してほしい」といきなり結果を求めても、それは「いつも『テイク』するだけの嫌な人」になってしまうだけだということです。大切なのは、まず自分の「ギブ」から入ること。ギブを何回かすれば相手も恩義を感じ、テイクできる案件を持ってきてくれるものだといいます。(96ページより)
 プライドを捨てる。45歳で人生の再スタートを切るにあたり大切なのは、妙なプライドを捨てること。そして、まっさらな気持ちで、何事も貪欲に吸収していくこと。なぜなら変な先入観がなければ、若い人のアドバイスも素直に受け入れられるから。つまりは謙虚に学ぶ気持ちを持ち、時流に遅れないように精一杯の努力をしていくことが必要だということです。この考え方は、先の「自己完結力」に結びつくもの。「なんでも自分でやるマインド」を持つことが必要だというわけです。スタートラインに並ぶ前、どこにいたかは無関係。「勝つためには、なんでもやる」「知らないことは身につける」「事務的で面倒なことでも、自分でやる」という気概を持ってやらないと、競争に打ち勝つことはできないという考え方です。(101ページより)
 自分自身のグローバル化を図る。今後、人とモノの国際間の移動が活性化し、ビジネスの国際化が進み、外国人観光客が増えることは確実。一方、日本の人口もマーケットも縮小していくため、日本企業の海外進出は急速に進む。そんななか、グローバルな視点を持つことは必須。そのために重要なのは、1.外国人アレルギーをなくす、2.片言でいいから英語をしゃべる、3.外国で起きていることに興味を持つことだといいます。いまは外国のことを旅行の対象としてだけでなく、「外国で起きていることがどう自分の生活に跳ね返ってくるか」を考えなければならない時代。ましてや45歳から70歳までは25年もあるのだから、時流に合わせていかなければ生き残ることは不可能。グローバル化する経済のなかで「私は英語がわかりません」「外国のことに興味がありません」では太刀打ちできないということです。(105ページより)
竹中平蔵政経塾 「インディペンデント・ソサエティへの挑戦 〜」
 「仕事が楽しければ、人生は極楽だ。仕事が義務ならば、人生は地獄だ」。これは、ロシアの作家、マキシム・ゴーリキーの作品『どん底』の中の一説です。1日24時間の中で、職場にいる時間が大半をしめており、その時間が楽しく有意義なものであれば人生が楽しくなるという意味です。竹中氏はこの言葉を紹介し、次に「仕事は、自分と社会との接点だ。だから仕事を考える上では、まず今の日本経済の置かれた状況を冷静に見る必要がある」と話されます。「日本ももちろんたいへんな時代を迎えているし、貧しい人も増えているけれど、7人に1人が飢えているという世界の現状から見ると、日本には家が貧しくて小学校も行けず母国語の読み書きができないまま一生を終わる人はたぶんいない。貧しい国、貧しい時代に生まれるのと、豊かな国、豊かな時代に生まれるのでは初期条件が違ってくる。そこで人生の大きな枠組みが決まってしまう。だからまず、とても恵まれているということに感謝しなければいけないと思う」と話されました。
 そうした環境の中で、「是非、自分もこの国をもっと豊かにするために参加しようという意識を持っていただきたい」と、さらには、「1人でも世の中を変えられる。1人でも会社を変えられるし、数名集まれば大きな会社も変えられる。そういう仕事をやろうじゃないか、そういう人生を送ろうじゃないかと思い実践していただきたい」と熱く語られました。一人でも変えられる実例として、日本の会社経営に初めて複式簿記を取り入れた三菱地所の荘田平五郎という方をあげられました。今、三菱地所が、東京・丸の内界隈の土地を大量に保有しているのは、この方のおかげです。当時、丸の内の官有地が売りに出されるや、「将来大変な資産になる」と、出張していたロンドンから「何が何でもこの土地を買え」と電報を打って指示してきました。このときの意思決定が現在の三菱地所の活動を支えているわけです。
 また、世界のリーダーが集るダボス会議で、今までほとんど発言できていなかった日本人が、発言できるようになった。それも、竹中氏が学生たちに「これからは世界を舞台に活躍しろ」と言い続け、ゼミの学生の1人が200倍の競争を勝ち抜いて事務局に入ったからかなったこと。「それぞれの部署で頑張る人が1人でも2人でも増えたら、世の中は変わる。そういうつもりで仕事をしていただきたい」と力強いメッセージをいただきました。こうした人材になるためには、明日に備えて勉強することが必要です。「今の仕事をやるのが残業、将来の仕事に備えるのが勉強。ワークライフバランスというと、余暇を楽しめという意味だと勘違いする人がいますが、ものすごいスピードで変化している世界の明日に備えて、自分の時間を有効に使えということです。ワークライフバランスというのは、実は極めて前向きで積極的で厳しいメッセージなんです。『夢見ながら耕す人になれ』という言葉がありますが、先を見ながら目の前のことも一生懸命にやらなければなりません」と、日ごろの生活のあり方を教えてくれました。
 直近の話題では、全米第4位の投資銀行リーマンブラザーズ破綻報道におけるワイドショー的なジャーナリズムにも言及し、コメンテーターや記者の、理解力や知識の欠如が問われると言い、社会全体や経済に対する基本的な知識であるリテラシーを高めることがいかに大切か。リテラシーが低いと、経営判断や、自分の生き方を考えるに当たって大きな間違いをおこしてしまいます。それに、「アメリカが大変だといっても、昨年の4月-6月期の成長率はプラス3・3%、それに比べて、日本はマイナス3%。日本のことをもっと心配しなければいけない状況になっています」と、いかに私たちが勉強不足で現実を知らないかを突きつけられました。つい、あいまいなイメージに流されがちですが、常に私たちは当事者意識を持って学んでいかなければなりません。政治にしても批判するのは簡単ですが、その政治家を選んだのは自分たちです。反省すべきは自分なのだということに気付く必要があります。「国民一人ひとりが独立自尊の気構えを持って事に当たらないとこの国はよくならない」と福沢諭吉が『学問のすすめ』で書いていますが、まさにその反対のことが日本で起こっています。「夢を見よう、理想を見よう、だけど目の前のことも絶対におろそかにしない」ために、日々リテラシーを高める努力をしていきたい。そして、一瞬一瞬をないがしろにせず勉強をし、自分を高め、社会に役立つために全力で取り組むべきだと、改めて考えさせられました。
 意味のなさそうな書類整理の仕事でも、そのことが将来の自分の夢に 直接つながっていれば、その仕事に意味を見出せるということです。レンガを積み上げている人が2人いて、片方の人に何をしているのか と尋ねたら、「見ての通り、レンガを積み上げているのさ」と答えた。もう片方の人に同じことを尋ねたらその人は、「教会を建てているのさ」 と答えた。
 目の前の仕事が単純作業で退屈な仕事だったとしても、その仕事が将 来の大きな目標の達成につながっていると実感できれば、人はやりが いをもって仕事に取り組めるのようになります。

高知市立自由民権記念館http://www.i-minken.jp/
 板垣退助は、天保8(1837)年に土佐藩士300石の家に生まれた。旧姓は乾。板垣退助自由民権運動の父とされ、特に「板垣死すとも自由は死せず」の名言は明治時代の一大流行語となった。板垣退助銅像の初代は大正12(1923)年12月5日除幕。製作は坂本龍馬銅像も作った、高知県宿毛市出身の本山白雲、総工費15,646円99銭。銅像の高さは2,46m。後藤象二郎より1歳年上だったが、竹馬の友であったといわれる。板垣は少年時代、1歳年下の後藤象二郎らとともに、腕白者として聞こえており、勉強よりも相撲や水泳の好きな少年であったようである。高知市立自由民権記念館は高知市が平成元年(1989)に実施した市政百周年記念事業の一つとして建設したもので、平成2(1990)年4月にオープンした。


◆「巨人戦スコアボード速報」
 巨人が土壇場の9回二死満塁、村田のタイムリーで逆転、4−3で西武に連勝しました。バースデー先発となった大竹が2回2/3で降板。打線も4、5回の満塁で菊池を崩せず苦しい展開でしたが、9回の満塁機で二塁後方にふらふらと上がった村田の打球を西武野手陣が交錯してラッキーな安打となって逆転勝利です。

<今日の出来事>
・中国とロシア。5月21日に上海でアジア安保に関する会議。習近平プーチン、オボザーバーとして国連事務総長、日本(公使)、、。ロシアはLNGを低価格(10ドル)で30年間中国に供給(日本は18ドル)。サンクトペテルブルグでのロシア版ダボス会議ではシェールガスの技術協定、BP、シェル、エクソン、、。ウクライナ問題で孤立を恐れるプーチンは中国に接近。日本は北方領土を返してもらいたくないのかというしたたかなメッセージ。-日本はロシアへの接近か、ロシア牽制かを迫られる。


<本の紹介>
・龍馬の運命を決めた五人の男 (静山社文庫)http://d.hatena.ne.jp/asin/486389029X
孫文辛亥革命を助けた日本人 (ちくま文庫)http://d.hatena.ne.jp/asin/4480426345
・最後のサムライ山岡鐵舟http://d.hatena.ne.jp/asin/4905706211
孫文の女 (文春文庫)http://d.hatena.ne.jp/asin/416753407X

<昨日の今日>「『いつまで続く?株の高騰「アベノミクス効果」の今!』,、そしていかに自分を振り立たせるのか。」http://d.hatena.ne.jp/ks9215/20130521/p1