6月末。明日から7月。進化して行くホテル ビュッフェ。旧多摩聖蹟記念館。

◆明日から7月。とうとうブログ連続1年9ヶ月を迎える。

◆『ホテル ビュッフェSP』(2014年6月29日放送 21:54 - 22:48 テレビ東京ソロモン流 」より)
①ホテル インターコンチネンタル 東京ベイ 「シェフズライブキッチン」
 ホテル インターコンチネンタル 東京ベイのシェフズキッチンでは出来たてのメニューがすぐさまカウンターに並べられている。メニューは「メバルとイイダコのアクアパッツァ」、「タイカレー」など50種類以上で、和洋からエスニックまで種類は豊富で料金は同じ。男性客に評判なのは焼きたての肉料理で、惣菜は世代問わずに人気。またブッフェだがサービスとして食前のスープが提供されていて、季節ごとに嗜好を凝らしたオードブルも充実。シェフズライブキッチン料理長の佃勇はフレッシュ、ビューティー、ヘルシーをコンセプトとしている。調理場がカウンターの近くにあることでお客は出来立ての料理を堪能でき、カロリーコントロールされた体に優しい料理となっている。またちょっとしたアイデアで和洋を融合し、女性客への配慮から提供されるメニューにはカロリー数や栄養素を表示している。そして50種類のメニューのうち20種類を月毎に変えるなどリピーター客を飽きさせないことも料理長のこだわり。
 シェフズキッチンでは夏休みに向けて集客力アップを目指すため、佃勇料理長らスタッフは瀬戸内の料理をビュッフェに取り入れるという会議を行った。その後、料理長はヒントを得ようと広島・三原市を訪れ、タコ漁を見学。佃は38歳の時にホテルインターコンチネンタル東京ベイのオープニングスタッフとなったものの、全くの未経験だったアジア料理のお店に配属された。そして本物のアジア料理を学ぶために海外を渡り歩き、使う食材を自ら厳選するようになったという。夏の創作レシピの着想を得るために愛媛・宇和島市にある有明瀬戸田レモンの栽培農家を訪れた。ホテルインターコンチネンタル東京ベイのシェフズライブキッチンでは夏に向けた集客力アップのため、新作料理の試作が進められていた。佃勇は瀬戸内地方を訪れて得たアイデア、素材を活用し、食前スープ「コラーゲンたっぷり瀬戸田レモンの和風スープ」や「宇和島名物ふくめん サラダ仕立て」などを調理。塚田代表取締役らが試食会を行い、ゴーサインを得た。佃料理長は美味しい料理を作るにあたって、楽しく調理することとコメント。
②ロイヤルパークホテル 「鉄板焼 すみだ」
 ロイヤルパークホテルの鉄板焼き すみだでは極上の和牛ステーキを堪能でき、目の前で料理人が焼いてくれる。また店では週末限定でランチブッフェを行っていて、豪勢な肉をはじめロブスターなど魚介類をチョイスし、目の前でプロが焼いてくれるというもの。客は選べる楽しみ、調理風景を見られる楽しみを味わえることができる。店を訪れた船越英一郎ヒレやサーロインなど食材を選び、シェフからの勧めで焼きたてのフォアグラを堪能。鉄板焼き すみだの週末限定ビュッフェでは客が好きな肉、魚介類を選択でき、シェフが目の前で焼いてくれる。また厚みのある肉は焼き加減をオーダーでき、シェフは1か月で1000枚に近い肉を焼いているという。さらにお店ではスライスした和牛を鉄板で焼き、温かいシャリの上に乗せて秘伝のタレを盛りつけた焼寿司を堪能できる。このメニューは1人2貫限定。
ヒルトン東京
 ヒルトン東京では色とりどりのデザートが並ぶビュッフェがあり、予約待ちは1か月以上だという。ヒルトン東京のマーブルラウンジでは午後2時にデザートビュッフェがスタート。現在は種のあるフルーツを使ったフェアが行われていて、プリンやタルトなど約30種類のメニューを堪能できる。雑誌では特集が組まれるほどの注目で、仕掛け人の坂倉加奈子シェフはヒルトン東京内で全てのデザートを任されている。レモンバーベナなど海外で出会った食材を活用し、旬の果物と合わせた「ココナッツのパンナコッタ レモンバーベナ風味のメロン」は新感覚ながらさっぱりとした味わいとなっている。坂倉加奈子さんは「ミュスカワインゼリーとメロン」、旬の果物をたっぷり使用した「季節のフルーツタルト」など料理の見た目、レイアウトにもこだわっている。料理をディスプレイに並べる際にも間隔にこだわることで、光の反射などで料理をより美しく見せている。そしてお客に多くの種類を堪能して欲しいという思いから、通常のサイズよりも小さくしている。坂倉加奈子さんは高校を卒業後にデザートの道を究めたいと単身フランスを訪れ、日本には様々な食材と知識を培った。フランスのチョコレート会社主催のコンクールで入賞し、2012年にヒルトン東京で女性初となるシェフ・パティシエに就任した。そして新しいアイデアをデザートに注ぎ込み、集客数が増加。店は午後の開店に向けて30種類のデザート作りが行われ、1日に800個以上が作られる。坂倉さんは料理の仕込みを行いつつ、スタッフに盛りつけなどの指導をした。さらにホテル内の全てのデザートを統括しているため、披露宴会場のケーキをチェック。そして開店に向けて、調理したスイーツのセッティングが始まった。ヒルトン東京のマーブルラウンジでは午後の開店に向け、スイーツのセッティングが行われていた。ホテル内のデザートを統括している坂倉加奈子さんはデザートの見た目に徹底的なこだわりを持っていて、客の立場に立って新しいものを作らせることもある。またどのデザートが人気は日頃からチェックしていて、客に飽きさせない努力をしている。ヒルトン東京のマーブルラウンジでは西洋すももを作った新作デザート作りが行われた。甘酸っぱい果実を使い、甘さ控えめのアーモンド生地と合わせた「ミラドルのパン・ド・ジェーヌ」が完成し、客達からの反応は上々だった。坂倉加奈子パティシエにとっての原動力は食べた客が喜んでくれることだという。

<偉人記念館>
◆旧多摩聖蹟記念館
「記念館前」バス停で降りて、聖蹟記念館に向かう道の左側に石碑。「明治天皇御野立所 海軍大将 末次信正 謹書」と書いてある。旧多摩聖蹟記念館(きゅうたませいせききねんかん)は、東京都多摩市連光寺にある歴史的建造物・展示施設。多摩市指定文化財及び東京都景観上重要な歴史的建造物である。
 旧多摩聖蹟記念館は、明治天皇の当地への行幸を記念して作られた施設で、1930年(昭和5年)11月に元宮内大臣田中光顕が中心となり、当時の人々の土地の寄付や工事の協力などによって、現在の都立桜ヶ丘公園内に建設、開館された。聖蹟(聖跡)とは時の天皇行幸した地の呼称で、他にも日本各地に「聖跡」と称する記念碑等が見受けられる。記念館開設に先立つ1928年(昭和3年)、明治天皇御製及び昭憲皇太后の御歌の碑が建てられ、翌1929年(昭和4年)に東京浅草橋場にあった対鴎荘の建物を移築し、付属庭園を設けたのが始まりである。明治天皇は、1884年明治17年)の臨幸の際、狩場を跋渉したとき、谷間から鶯の一声が聞こえそぞろに心を動かし、「春深き山の林にきこゆなり今日を待ちけむ鶯の声」と詠んだ。皇后(昭憲皇太后)は「春もまだ寒きみやまの鶯はみゆきまちてや鳴きはじめけむ」「兎とる網にも雪のかかる日にぬれしみけしを思ひこそやれ」と詠み、これら3首の碑が建てられたものである。碑材は小豆島産の花崗岩、文字は田中光顕の揮毫にかかる。対鴎荘は、記念館までの道の左手、向丘にあった草葺の1棟の建物である。もと浅草の大川端にあった三条実美の別邸であった。1873年明治6年)三条は征韓論のもつれから心痛のあまり病んで引きこもっていた。明治天皇は三条を一度は虎ノ門の三条邸に見舞ったが、ふたたび三条が病を養う橋場の別邸におもむいた。そのときの玉座の間が対鴎荘の客間であった。対鴎荘は現存しない。
 明治天皇は、明治10年代、30歳代の頃、連光寺の山や多摩川(現在の市立多摩中学校付近)にて兎狩や(明治14年1881年2月)や鮎漁(同年6月)を行うため当地を訪れ、1882年(明治15年)2月、1884年明治17年)3月を含め4回ほど訪れている。多摩聖蹟記念館は、この行幸をしのび田中光顕らにより造られたもので、大正天皇武蔵陵墓地に埋葬された折、京都(伏見)に埋葬されている明治天皇を偲ぶ記念館を関東に、ということで造られたものである。

<今日のトラックバック>「『思考の三原則』とは」http://d.hatena.ne.jp/ks9215/20120329/p1

<昨年の今日>「明日から7月。今からでも遅くない?i一日1日を無駄にせず生きることの大事さを再認識。」http://d.hatena.ne.jp/ks9215/20130630/p1