NNN世論調査 第2次安倍内閣 発足以来最低の支持率。そして脱法ハーブについて

◆ NNNが週末に行った世論調査によると、安倍内閣の支持率は45.2%と第二次内閣発足以来最低の支持率となった、集団的自衛権の行使を限定的に認める閣議決定が影響したと見られている。手段的自衛権の行使容認について「支持する」と答えた人は33.0%、支持しないと答えた人は50.4%となっている。

◆『風をよむ・・・脱法ハーブ』(2014年7月13日放送 8:00 - 9:54 TBS「サンデーモーニング 」より)  
 脱法ハーブに至る人間と薬物の歴史を紹介。日本では覚せい剤として「ヒロポン」などが戦後に流行、高度経済成長期やバブル崩壊後にも薬物の流行期を迎えた。精神科医香山リカさんは、薬物の流行には高度情報化社会など人間の感覚を超えた技術の中で生きているという背景もあると話す。脱法ハーブの流行についてトーク寺島実郎は、人間の歴史には邪悪なものによって利益を得る仕組みが過去にも現代にもある、現代社会のストレスなどが薬物に手を出そうとする人々を増加させている、自らの意志が強く持てるようにする教育などが必要などと話した。大崎麻子は予防の観点から、流行している世代を分析した上での効果的な啓発が求められる、青少年が健康に育つための仕組みも必要などと話した。安田菜津紀は脱法ハーブに対する誤解が若者に特に多い、危険なドラッグであり一度手を出せば体をむしばんでしまうという認識を広く啓発すべきなどと話した。中西哲生は、正しい行動を大人が示していくことも必要などと話した。涌井雅之は、不安に対して刺激を求めるのは人間の本能である、人間が自然と触れ合い本能を満足させるという活動も必要と話した。岸井成格は、事件・事故の多発が異常に見える、いたちごっこを断ち切るための規制の強化が求められる、戦後の「ヒロポン」の広がりの裏には戦前に日本が薬物で周辺国を支配していたという実態もあったなどと話した。

◆サッカーの第20回ワールドカップ(W杯)ブラジル大会最終日は13日(日本時間明日14日)、決勝のドイツ―アルゼンチンがリオデジャネイロマラカナン競技場で始まる。両国が決勝で対戦するのは、ドイツが西ドイツ時代の1986年、90年に続き3度目。さてその結果は。