風をよむ 土井たか子さん逝く。官兵衛と三成の対立、豊臣家の分裂の始まり。

◆「風をよむ 土井たか子さん逝く」(2014年10月5日放送 8:00 - 9:54 TBS「サンデーモーニング」より)
 土井たか子さんは女性初、衆議院議長を務めた。1994年が自社さ政権ができ、社会党自民党が連立したことによって、国民からは非難が集中した。自社さ連立から一ヵ月後、村山首相は「自衛隊憲法の認めるものとする」と断言した、これは社会党の基本政策の転換だった。社民党と名前を変えたが、衰退した。現在の1強他弱となっている。野党のあり方に街中は「存在感がない」という意見がでた。土井たか子さんは冷戦行動をとめた第一人者なのではないかと解説された。寺島実郎さんは「社会主義があり、冷戦が終わりその柱はなくなった、新しい意味でのリベラルを作る可能性があり、マネーゲームとグローバルで貧困がでてきている。」と話した。

◆今日の官兵衛
 嫡男を産み、勢力をます淀。それを支える三成。そして、小田原城攻めで三成と官兵衛。なんとなく豊臣家が没落するスタートとなりそうである。関ヶ原でなぜ、官兵衛は西軍に参加しなかったのか。秀吉以上に、家康は驚異の官兵衛のいない西軍に安心したのではないだろうか。豊臣を守るという御旗をもちながら、秀吉の正室おねと軍師官兵衛をないがしろにした結果かもしれない。福島正則加藤清正が東軍に参加したことからも理解できる。

◆ 昨年の今日も雨模様の一日。