今日は日曜日。

<今日のニュース>
沖縄県知事辺野古移設反対の 新任の翁長雄志氏 当選確実。どうなる普天間移転問題は?
那覇市長選 新人の城間氏 当選確実。那覇市長選挙は16日に投票が行われ、無所属の新人で前の副市長の城間幹子氏が自民党公明党が推薦する新人を破り、初めての当選を確実にした。
◆安倍首相、国民の信、問う意向 消費増税判断巡り。
 安倍晋三首相は16日夕(日本時間同)、衆院解散・総選挙に関し「私自身は解散に言及したことは一度もない。この言い方を今変える段階にはない」と述べ、17日発表の7〜9月期の国内総生産(GDP)速報値を踏まえて正式に表明する意向を示した。そのうえで「政策は国民の理解と協力なくして進めることはできない」と強調。消費増税の先送りで国民に信を問う考えを事実上示した。オーストラリア・ブリスベーンで同行記者団に語った。首相は17日に帰国する予定。来年10月に予定された消費税率10%への引き上げを1年半先送りすることと衆院解散を首相は18日に表明し、12月2日公示−14日投開票の日程で衆院選を行う方針を固めている。
 景気悪化時に増税を停止できる消費増税法の付則(景気条項)について「(増税で)景気が腰折れし、デフレに戻り、税収が落ちれば元も子もない。冷静な判断が求められており、精神論で国民生活に大きな影響を与える判断をすべきではない」と述べ、同条項の発動を示唆した。2年前の2012年11月16日に民主党政権野田佳彦首相(当時)が衆院を解散したことを振り返り、「民主党の大失敗はマニフェストに消費税を上げると書かず、国民生活の大きな課題を選挙で問うことなく決めたことだ」と批判。消費増税を巡る方針は有権者の判断を仰ぐべきだとの認識を示した。増税先送りを「アベノミクスの失敗」と批判する野党側に対しては、「民主党政権時代、GDPはマイナス成長だった」と反論。「我々の経済政策抜きにこの状況は作り得なかった。アベノミクスの成功を確たるものにするためにどうすればいいかだ」と述べた。