アベノミクスの誤算。消費税10%延期の背景?

アベノミクスの誤算。消費税10%延期の背景?
 安倍総理が消費税率を来年10月に10%に引き上げるかどうかを判断材料としていた、今年7月から9月のGDP国内総生産の伸び率は、物価の変動を除いた実質で前の3ヶ月間と比べて−0.4%、年率に換算して−1.6%だった。これでGDPは2期連続のマイナスになった。円相場では7年1ヶ月ぶりに1ドル117円台となり、さらに東京株式市場の平均株価は1万7000円台を割り込んだ。これは、消費税が上がった4月から6月までの3ヶ月間より悪化したことになる。GDPのおよそ60%を占める個人消費は、消費増税などによる物価上昇に収入が追いつかず、消費者の間に節約志向が根強く残っている。住宅投資でも消費増税の駆け込み需要の反動減が続いている。民間の調査会社「不動産経済研究所」によると、先月東京・神奈川・埼玉・千葉の1都3県で発売された新築マンションの戸数は3125戸と、前年同月比で10.9%減少した。前年同月比を下回ったのは9か月連続。消費増税前の駆け込み需要の反動が続いていることや、物件価格が上昇し消費者が慎重になっていることなどが要因とみられる。
 安倍総理が消費税10%先送りせざる得なかった背景を裏付けるように、7月の総生産はマイナス成長に陥った。景気後退の可能性すら指摘されている。この結果をうけ、日経平均株価は500円以上値下がりし1万7000円を割り込んだ。個人消費の現場では、マイナス成長は当然という反応が返ってきた。 スーパーでは、価格を据え置いても増税と売り上げは去年を下回ったという。新車販売の現場でも、さまざまな宣伝がテレビ等をにぎわしているようだが、7月以降受注が激減し、厳しい状況のようである。。消費税値上げによる駆け込み需要の反動は一時的で秋には回復という想定は大幅に外れてしまった。所得も伸びないという現実がそこにあるようである。円安がすすんだのに、輸出が増えない現実もあった。政府が、円安になれば輸出が活性化するという報道を信じていたのかもしれない。ここに、部分があると話した。まさに、アベノミクスの誤算が生じたようである。
<参考> http://d.hatena.ne.jp/ks9215/20130905/p1

◆老眼鏡を忘れ、パソコンの故障で仕事はかどらず。老眼鏡はともかく、データベースがIT化に伴い、パソコンの故障で仕事に影響を及ぼす。このためにはどうすればよいのか、考えていかなければなるまい。

◆羊が編み物→マフラーを首に。12年かけ完成
 未(ひつじ)年の2015年のお年玉付き年賀はがきに印刷された羊のデザイン。「どこかで見覚えが」と記憶をたどれる人は少ないが、実は12年前の未年のはがきと同じデザイナーによる「続編」だったと。前回の03年の未年は、料金を示す左上の「料額印面」の羊が編み物をしている姿だったが、今回は完成したマフラーを首に巻き、編み棒を持っている。
 日本郵便によると、12年越しの物語が実現したのは、当時のデザインを手掛けた星山理佳さんの発案。日本郵便は年賀はがきの販売サイトで「編みかけだったマフラーが完成しました」とPR。

本田宗一郎記念館 http://www.honda-densyokan.com/
 本田宗一郎の名言
 ・開拓者精神によって自ら新しい世界に挑み、失敗、反省、勇気という3つの道具を繰り返して使う ことによってのみ、最後の成功という結果に達することが出来ると私は信じています
 ・学校で教えることも必要だけれども、教えるのは過去のことなんだ。ほんとに必要なのは、未来な んだな。

<今日のトラックバック
http://d.hatena.ne.jp/ks9215/20130908/p1
http://d.hatena.ne.jp/ks9215/20140716/p1