今東光、柴田錬三郎そして今日の言葉。
<3月26日生まれの信心の言葉>
●今 東光
・人生なんて、あくまでその人の人生であって、客観的な価値観なんていうものはあり得ないんだ。
●柴田錬三郎
・「はやく、死んでしまえ」こう云われて、くやしかったら、生きてみろ。
<今日の言葉>
●谷川徹三(『文化論』)
・戦争中われわれが最も失っていたものは良識である、と私は考えておるが、それをわれわれは、ほかならぬ大和魂の名によって失っていったのである。
●姜尚中
・そもそも戦前と戦後の歴史がだらだらと繋がって切れ目のない日本と、敗戦を総統国家の終焉とナチズムからの解放とみなしているドイツとでは、戦後の原点からして決定的にすれ違っているのである。(「戦後50年と近代化100年」(『戦後を語る』岩波新書)
●寺山修司
・マッチ擦るつかのま海に霧ふかし見捨つるほどの祖国はありや。