どうなる新国立競技場.

<今日のニュース>
◆どうなる新国立競技場・・・ 舛添知事「危機感持っている」
 工事費用の問題などから計画の大幅変更を迫られている新国立競技場。東京都・舛添知事は会見で「開催地の首長として東京五輪パラリンピックは成功させなくてはいけない。協力はするが、前提として当事者能力、責任能力、説明能力を備えた主体がやっていただかないと」と述べ、費用総額などの説明を受けた上で、支援を検討する考えを示した。さらにスポーツ振興くじtoto)の売り上げ5%が新国立競技場の工事費用に充てられているが、これを10%に引き上げる法改正が自民党内で検討されている。
 2020年東京五輪パラリンピック大会でメーン会場となる新国立競技場の屋根の一部が東京五輪までに間に合わないことがわかった。現在、2019年3月の完成に向け工事が進められているが、問題が山積している。きのう、五輪を所管している下村文部科学相が東京都・舛添知事を訪れ、「都から費用の一部について負担してほしい。2019年春竣工はいまのままでは間に合わない。建築資材高等、消費税、労務費などを要因があり業者との調整が長引いている」と述べ、開閉式の屋根の建設はあきらめる方針を明らかにした。五輪の開催は屋根が無くても問題はないとしており、大会終了後に設置予定だという。座席も8席のうち1万5000席は仮設にする方針。さらに工事費用が当初の1300億円から1625億円に膨らんでおり、今後もさらに増加するとみられている。舛添都知事は「どれくらい費用がかかるのか、一切情報が上がってこない。500億円もの税金を払えと都民にいう以上は根拠がないといけない」と述べ、費用負担に対する回答を保留にした。
◆維新”橋下ショック”続く 新代表決定。
 今朝開かれた維新の党国対役員会では維新の党・馬場国対委員長が「橋下代表にもまた必ずカムバックせよという声が大きくなってくるということを信じております」とコメント。おととい大阪維新の会代表・橋下徹大阪市長は「市長任期まではやりますけどそれ以降はもう政治家はやりません」とコメント。今日大阪都構想をめぐる住民投票での敗北を受けて辞任した江田代表の後任に松野頼久幹事長が選ばれた。松野新代表はかつて民主党に所属し鳩山政権時代に官房副長官を務めた。橋下市長の引退表明と松野新代表の誕生で安倍政権は憲法改正や安保法制の関連法案の審議をめぐる国会運営の戦略の練り直しを迫られている。菅官房長官は「維新が今まで政策によって賛成反対を決めてきているわけですからそこは変わらないだろうと思います」とコメント。松野新代表は民主党との連携に前向きで野党共闘を強める可能性が高い。松野新代表は「野党勢力を結集し政権交代を目指す。しかるべき時期にしっかり野党再編をやっていく時期が来る」、岡田克也代表は「野党が一致して巨大与党に立ち向かう必要性は増していますのでなるべく連携していけるように汗をかいていきたい」とコメント。
◆総理在任 歴代6位 安部総理が目指す「祖父超え」とは。
 歴代総理の在任日数のランキングでは、佐藤栄作吉田茂小泉純一郎中曽根康弘池田勇人岸信介安倍総理大臣の祖父)。安倍晋三総理大臣の在任日数は今日で1241日となり岸信介に並んだ。岸信介は1957〜60年に総理大臣を2期務め、安保体制強化に尽力した。1957年に米国を訪問しアイゼンハワー大統領とゴルフをした。岸信介は対米自立を目指し、旧安全保障条約を改定した。しかし60年安保闘争に発展した。安倍総理大臣は先週、集団的自衛権の行使を含んだ安全保障関連法案を閣議決定した。安倍総理大臣は「祖父も安保条約の改定も含めさまざまなことを成し遂げたと思う」、岸総理は米議会演説で「両国間の協力の絆は強固なものでなければいけない」官邸キャップ・宮崎一幸は「(岸総理は)米国との対等な関係を築くことを目指した。安倍総理は自主憲法の制定が最大の目標」と解説。

<5月19日生まれの先人の言葉>
●薄田 泣菫(詩人)
 ・私の送つた文句は、私が何処かで読み覚えたものか、それとも自分の頭から出たものか、はつきりとは申し上げられません、然し私は今日まで本といつては、国民読本と旧約聖書箴言しか読んだ事がありませんから、この二つの本に無い文句なら、私の拵へたものとして差支ない筈です。重ねて申します。懸賞金を折返し電報為替で送つて下さい。
●八郷隆弘(次期ホンダ社長)
 ・私の役割は、ここまで進めてきたこと、すなわち、チャレンジングな商品や技術を生み出すこと、グローバルなオペレーションを世界6極でさらに進化させることだと考えています。新しい価値を提供し、お客さまの夢と喜びに応える、そしてお客さまに優れた魅力的な商品をよりお求めやすい価格で提案することだと考えています。これはホンダが常に得意としてきたところです。これを着実に展開していくため、全力でチャレンジしてまいります。

<巨人戦スコアボード速報(19日・甲子園)>
 阿部に待望の一発が飛び出した。2回、一塁にアンダーソンを置いて岩田から右中間へ今季第1号2ランを放ち、巨人が先制した。阿部の一発が呼び水になったか、3回には制球難の岩田から押し出し四球と井端の二塁打で3点。さらに4回には長野がソロ本塁打、6回にも2点を追加して8−0と一方的な展開とした。
 大量点に守られた菅野は、阪神打線を散発の4安打に抑え、完封でハーラートップタイとなる5勝目を挙げた。


<今日の雑感>
・一昨日の週末農業の影響で両足太ももが張っている。昨日から痛い。まさに体力のなさを痛感した。