6月10日。

<6月10日生まれの先人の言葉>
●土家由岐雄(児童文学作家)
 ・心と心のつながりほど、人と人の間をやさしく結ぶものはありません。
久野収(哲学者)
 ・まず戦争の論理の最大の力は≪戦争は不可避である≫という信念或いは実感の中に横わっている。
上坂冬子(作家)
 ・職場での仕事なんて、はっきり言ってつまらないものが多い。そのつまらない仕事をどうやりこなすか、そのつまらない仕事を通じて自分をどう鍛えてゆくか、自分なりに考え、自分なりの手づくりの生き甲斐を持つことが大事だと思う。
米長邦雄(将棋家)
 ・将棋に勝因はないんです。あるのはすべて敗因です。
 ・人として、サラリーマンとして、経営者として、変えるべきもの、これだけは変えてはならない普遍的なもの。その区別がつくかが、勝者としての条件なのです。

<今日のニュース>
観音崎公園での追悼式に戦後70年 犠牲者への両陛下の思い。
 天皇皇后両陛下は観音崎公園で行われた戦没・殉職船員追悼式に参列された。戦没船員の碑には戦争で犠牲になった民間の漁船や商船の乗組員らを慰霊するために建てられた。両陛下は参列した多くの遺族らが見守る中、石碑に白菊の花束を供え深々と拝礼された。両陛下は去年から沖縄や長崎、広島を訪れ戦争で犠牲になった方へ想いを寄せた。今年4月には長年強く希望してきたパラオ訪問が実現、先月には東京都慰霊堂を訪問、そして今日、太平洋戦争で犠牲となった多くの民間人の霊を慰められた。