なんにもしらないことはよいことだ。(梅棹忠夫)

<6月13日生まれの先人の言葉>
梅棹忠夫
 ・なんにもしらないことはよいことだ。自分の足であるき、自分の眼でみて、その経験から、自由にかんがえを発展させることができるからだ。知識 は、あるきながらえられる。あるきながら本をよみ、よみながらかんがえ、かんがえながらあるく。これはいちばんよい勉強の方法だと、わたしはか んがえている。
 *国立民族学博物館の特別展「ウメサオタダオ展」 http://d.hatena.ne.jp/nozomunaruse/20110612/p1
 *「考える人(新潮社)の梅棹忠夫追悼特集から。
  ・1986年に65歳で失明してから1989年末までの3年間に単行本40冊が上梓された。
  ・「本を読み過ぎるとばかになる。読む本の数はなるべく減らして、その分歩いて自分の頭で考えろ」」
  ・「新しく被差別階級を日本につくろうとするのか。そういう単純労働であれば機械にやってもろうたらよろしい」
  ・最近のカメラは日時のが記載される処置は普通のことだが、このアイデアをカメラ会社に進言したのは自分である、、、。
  ・「酒はたのし、のむほどにブレーキがきかなくなり、盃を重ねる。前後不覚。」「また二日酔い。われながら愛想がつきる。夢うつつで酒をやめ   ようと決心。、、」「昨夜の記憶はある。しかし酒はやはりやめようとおもう。酒は研究生活によくない。
  ・「情報は過去に何んぼでもある。情報生産とは、その再編のこっちゃ」