晩秋の訪れ。晩秋から初冬へ。

◆北海道で風雪強まる 札幌で初雪も。
 発達中の低気圧の影響で、北海道は荒れた天気となっている。平地でも雪が降り、札幌市などで初雪を観測した。気象台は暴風と高波に警戒するとともに、路面の積雪や凍結に注意を呼びかけている。また、強い冬型の気圧配置で、全国的に風速が強い。気象庁は25日、東京都心で24日、冬の始まりを告げる「木枯らし1号」が吹いたと発表した。昨年より3日早い。近畿地方でも25日に昨年より2日早く木枯らし1号が吹いた。気象庁によると、東京都心で24日午後11時54分、最大瞬間風速13・3メートルの北北西の風を観測。また、大阪市で25日午前1時55分に13メートルの北の風を観測するなど、近畿2府4県でも25日午前にかけて強風を観測した。新潟県佐渡市では人々がまつたけ採りをした。島根県浜田市室谷地区は日本の棚田百選に選ばれていて、ラグビー日本代表五郎丸歩選手をイメージしたカカシが登場した。長野県木島平村では年に2回、水力発電所から放水されるときにしか見られない幻の滝を観光客が楽しんだ。西高東低の気圧配置で北海道では12月上旬なみの寒気が流れ込んだ。稚内市でも初雪を観測。北海道ではあすの朝方にかけ日本海側とオホーツク海側を中心に雪が降り、予想降雪量は山沿いで20センチ、平地で5センチとなっている。

 * 木枯らし(こがらし)とは、日本の太平洋側地域において晩秋から初冬の間に吹く風速8m/s以上の北寄り(北から西北西)の風のことで、冬型の気圧配置になったことを示す現象である。凩(こがらし)とも表記する。日本の気象庁では10月半ばから11月末にかけて西高東低の冬型の気圧配置になった時、北よりの風速8m/s以上の風が吹くとその風を「木枯らし」と認定する。そして毎秋最初の木枯らしを木枯らし一号(こがらしいちごう)として発表する。

<10月25日生まれの先人の言葉>
土門拳(写真家)
 ・写真家はスリである。
 ・習ったうまさほどイヤなものはない。
  土門拳記念館 http://www.domonken-kinenkan.jp/show/
●上島忠雄(UCC上島珈琲創業者)
 ・商売は戦争だ、勝たねばならない。
 ・コーヒーを一人でも多くの人に飲んでもらうために没頭すること。
● 日野皓正(ジャズトランペット奏者)
 ・必要以上に裕福になると音が濁ってくる。 金に心を売った音になっちゃうと、すぐ分かる。 だから、一介のラッパ吹きだと知ることが大事なんだよ。