本気度という覚悟。

◆歴史を学んでいて大事なことは何だろうか。答えは「本気度」ではないだろうかと感じる。その覚悟のありなしでしょうか。
 歴史を見ていると、織田信長死去、天下取りをせず、浜松に逃げたが、家康かも。豊臣秀吉にしたがったが、大阪からはなれたが、江戸で秀吉死後、関ヶ原の戦い、二回にわたる冬、夏の大阪の陣で豊臣を滅ぼした家康。まさに、覚悟を決めた「本気度」の現れであろう。ロッキーッドでアメリカにつぶされた田中角栄。そして与党の政治家では、安倍さんではなく、官房長官の菅さんかな。野党では、岡田さんでもなければ、松野さんでもない、私の嫌いな共産党の志位さんかな?居産主義を捨て、大衆党を名乗るぐらいの本気度があれば野党をまとめ、国民の支持を得られるかも。もう少し本気度があればいいのかな?
 芸能人にしても、最近のSMAPの木村にしても中居にしても本気度はない。ジャニーズ事務所につぶされる覚悟が必要かも。それは、自らを守ろうとしているからであろう。それは彼らなりの生き方であり、それ自体は悪くない。その否定は誰にもできない。誰も自分が大事。かくいう私もそうである。でも、特に国民をうごかそうとする政治家にとって、それは許されない。政治家にとって大事なこと自らを守るではなく、国民を守るのことではないか。まさに本気度で勝負をかけることではないか、仮に、自らを失うことになろうが、国民を守ることが政治家ではないだろうか。
 日銀のマイナス金利で、国民に劇薬を飲ませた以上、これからの日本をどうするのであろうか。本気度のない政治家は去るべき。でも、たぶん政治屋をやめることはない。政権交代は今しばらくないであろう。それは、野党になりずるく賢くなった自民党といつまでも学習できない原理主義民主党の違いではないか。でも、噂によれば、4月に衆議院を解散するらしいが、ますます一党独裁になるかも、菅官房長官の動きに注目かも。まさに、田中角栄に育てられた梶山さんの子飼いの菅さんだからできる党人派のちからによるもの。お坊ちゃまの安倍さんには覚悟はないし、本気度もない。菅さんの腹一つではないか。
政治の話ではないが、様々な場面でも、本気度は必要ではないか。仕事も場面でも、学習の場面でも。自分はやっているといっても、それなりの本気度に覚悟を持たなければ成功しないであろう。これからの時代、自らの人生にどう対峙するにせよ。本気度という覚悟を示せるかどうかが問われているのかもしれない。