旧中山道板鼻宿本陣の木嶋家書院

群馬県安中市に残る旧中山道板鼻宿本陣の木嶋家書院は、寛永期(1624〜44)建築とも寛政期(1789〜1801)建築とも。公武合体の象徴として14代将軍家茂に降嫁した孝明天皇の妹・和宮は、文久元年(1861)、下向の途上ここに一泊。
・板鼻本陣跡(皇女和宮御仮泊所)
 板鼻宿には孝明天皇の妹・和宮が宿泊した部屋が残されている。幕末、公武合体のために徳川家に嫁ぐため中山道で江戸に向かった和宮板鼻宿本陣であった木島家の書院に宿泊した。本陣建物はその後書院の一部を残して取り壊されましたが、部屋には当時の資料が展示されている。(あんなか観光ガイドHPより引用)
和宮 親子内親王(弘化3年閏5月10日(1846年7月3日) - 明治10年(1877年)9月2日)は、仁孝天皇の第八皇女。孝明天皇の異母妹。明治天皇は甥にあたる。江戸幕府第14代将軍・徳川家茂正室。品位は二品、薨後贈一品。「和宮」は誕生時に賜わった幼名で、「親子」(ちかこ)は文久元年(1861年)の内親王宣下に際して賜わった諱である。家茂死後には落飾し、静寛院宮(せいかんいんのみや)と名乗った。